ドイツ 空挺部隊 1939-42
「ドイツ 空挺部隊 1939-42 (プラモデル) (ズベズダ ART OF TACTIC No.6136 )」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の降下猟兵(空挺部隊)4体を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 「ドイツ軍の降下猟兵」について 】
●第2次世界大戦以前において各国において空挺部隊の編成と戦術の研究が行なわれていましたが、その真価は未知数でした
●ドイツ軍は、機動力を発揮して敵を混乱させるという電撃戦の戦略から、進撃路を確保するための空挺部隊の戦力化が図られました
・ 空挺部隊を運ぶ輸送機の関係から空軍の所属となり、ドイツ軍では降下猟兵と呼称されました
●ドイツ軍は独仏戦の前哨戦となるオランダ、ベルギーへの侵攻時に降下猟兵を投入、数少ない降下猟兵が空挺降下により戦線後方の橋梁などを押さえ、その後の地上部隊の進撃に貢献することになります
●また、ベルギー軍の「エバン・エミール」要塞に対しては奇襲攻撃を掛け、最小限の損害で要塞を占領し、空挺部隊の有用性を世界に知らしめています
●しかし、「クレタ島攻略作戦」では、待ち受けるイギリス連邦軍陣地に降下する結果となってしまって大損害を被り、以後は大規模な空挺作戦は実行されなくなり、以後は主としてはエリート部隊兵として地上戦闘に従事し、徐々に本来の空挺部隊としての役割は薄れて行きました【 「ドイツ 空挺部隊 1939~42」のキット内容について 】
●このドイツ軍の「降下猟兵」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●ズベズダ社が展開する第2次大戦のボードゲーム(ウォーゲーム)「ART OF TACTIC」の駒(ユニット)としても使用することが考慮されており、専用の展示台などが付属しています
●パッケージ内には4体のフィギュアがセットされています
●各フィギュアのモールドは非常にシャープで、各種装備品は立体感在る造型となっています
●各フィギュアの服装は、降下スモックを着用、降下猟兵用ヘルメットを被った姿となっています
・ この服装は大戦を通じて使用されています
●各フィギュアは一体成型となっており、接地部分には展示台用のアタッチメントが付属しています
●4体分の固定用の小型のベースが付属しています
●フィギュアの内容(全て立ち姿です)
・ サブマシンガンを射撃しているポーズ ×1
・ 柄付き手榴弾を持って投擲しようとしているポーズ ×1
・ 片手にサブマシンガンを持っているポーズ ×1
・ 肩に機関銃を載せ、片手で弾薬箱を持っているポーズ ×1
●ウォーゲーム時に使用するドイツ軍の「突撃工兵」のスペックを表示したカードと、ベースに装着させるゲーム用の表示の旗のパーツが付属しています
●2011年 完全新金型
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●キットの素材は硬質のビニール製のようで、模型用の接着剤では接着できないようです
●ただし、従来のビニール製フィギュアよりは材質が硬く、パーティングラインの処理が行い易くなっています
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●同社が展開する第2大戦のボードゲーム(ウォーゲーム)「ART OF TACTIC」の駒(ユニット)として開発されたシリーズ
・ スケールモデル専門メーカーとして様々なキットを開発してきたズベズダ社のノウハウを、ベース付の駒にギュっと凝縮、パーツ数を抑えた手軽に作れるスケールモデルとしてプラモデルの楽しみを味わう事ができます
・ ボードゲームの駒として利用されることを前提としているため、戦車や歩兵、飛行機などでスケールが一貫していないから利用価値がないと思うのは大間違い、簡素な作りながらミニスケールモデルとしての完成度は十二分にあり、難しく複雑に考えることばかりがスケールモデルじゃないと、手にしたとき目から鱗が落ちる思いで気づくことでしょう