イギリス軍 チャレンジャー 1 (NATOバージョン)
「イギリス軍 チャレンジャー 1 (NATOバージョン) (プラモデル) (トランペッター 1/72 AFVシリーズ No.07106 )」です
●「イギリス軍 チャレンジャー 1 (NATOバージョン)」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●現用のイギリス軍の第3世代戦車「チャレンジャー 1」を再現したキットで、ヨーロッパに展開している際の状態(「NATO仕様」)を再現した内容となっています【 「チャレンジャー 1」について 】
●大戦末期に誕生したイギリスの「センチュリオン」戦車は、戦後のイギリス陸軍の主力となったばかりではなく、各国に輸出されました
●その後継となる「チーフテン」戦車は、強力な装甲と当時としては最強の「120mm砲」を搭載し、機動力を重視する西ドイツの「レオパルド1」や、フランスの「AMX-30」とは異なる特徴を持っていました
●当時親米国家で中東地域の警官的存在といわれていたイランでは「チーフテン」を購入、これは強力な装甲と火力が、視界が開けた砂漠地域の用兵に適していたからです
●そして、イランはより強力な戦車をイギリスに発注、その結果、誕生したのが「シール」で、これは「チーフテン」をベースに当時開発されたばかりの複合装甲を装備、より強固な防御力を持っていました
●しかし、イラン革命により政権が倒れると、「シール」の注文はキャンセルとなり、在庫を抱えるイギリスは、イギリス陸軍向けに改良を施した車両を「チャレンジャー1」として同軍で採用することになります
●「チャレンジャー1」は、永らくイギリス陸軍の主力戦車として運用され、湾岸戦争にも参加します
●当初はヨーロッパでの戦車射撃競技会での成績不振により活躍を疑問視されましたが、遠距離から敵戦車を数多く撃破、また、進撃中の故障による脱落車が無かったなど、予想以上の活躍をしました
●現在では全車退役し、後継の「チャレンジャー 2」にその座を譲りましたが、「チャレンジャー 1」はその信頼性からヨルダン軍に全車が輸出されています【 「イギリス軍 チャレンジャー 1 (NATOバージョン)」のキット内容について 】
●この「チャレンジャー 1」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●キットは、精密感とミニスケールらしい組立て易さが両立されており、一体成型が多用されていながらもディテールのポイントがしっかりと押さえられ、「チャレンジャー 1」の魅力を気軽に楽しむ事ができる内容となっています
●キットは、同社「イギリス軍 チャレンジャー 1 (デザートバージョン)」のバリエーションキットで、サイドスカートなどを新規パーツとして追加したものです
●「チャレンジャー1」は、砲塔、車体上部、車体下部の3ブロックで構成されています
●砲身はサーマルジャケットも含めて一体成型、スライド式金型により砲口が開口処理されています
・ 砲身は上下に可動します
●砲塔は上下分割式で、これに側面のバスケット、暗視装置などを取り付ける構成となっています
・ 砲塔上部には溶接跡やフック類などがシャープに彫刻されています
・ 車長キューポラは別パーツで、ペリスコープも一体成型されています
・ 対空機銃も別パーツで再現
・ スモークディスチャージャーは、上下2分割式です
・ 回転灯を再現したパーツが付属
・ 砲塔は左右旋回可能です
●車体上部は、一体成型となっています
・ 装甲板の溶接跡、エンジングリルなどがシャープに再現
・ 消火器、車体前面の装備品類は車体に一体成型されています
・ 前照灯は別パーツとなっています
●車体下部は、後面パネルを除きバスタブ式に一体成型されています
・ サスペンションアームは別パーツとなっています
・ 履帯と転輪は一体成型され、内側の転輪1列は別パーツです
●サイドスカートのパーツには牽引ワイヤーが一体成型されています
●マーキングは、2種類の塗装例(両方共にダークグリーンとブラックとの2色迷彩)が説明書に記載されており、車輌記号、重量表記、ナンバープレートなどを再現したデカールが付属しています
●全100パーツ
●2011年 一部新金型