ドイツ 赤外線暗視装置
「ドイツ 赤外線暗視装置 (プラモデル) (ブロンコモデル 1/35 AFVモデル No.AB3577 )」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の赤外線暗視装置「インフラロート」と機銃を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●「視察用」2基分と「機銃照準用」2基分をセット、どちらかを選択して作成することが可能です
●機銃照準用の「インフラロート」には、「MG34」と「MG42」とを選択して装着します
・ 「MG34」「MG42」を各2丁セットしています
●ブロンコモデル社製「ドイツ sWS ハーフトラック 装甲タイプ 赤外線照射型 ウーフー」に含まれている「インフラロート」のランナーを抽出、ランナー2枚分をセットし、独立パッケージとしたものです
【 「赤外線暗視装置 インフラロート」について 】
●第2次世界大戦時のドイツは世界最先端の科学技術力と工業技術力を誇っており、これに裏打ちされた優れた兵器を生み出しました
●また、「カールツァイス」社に代表されるように光学技術にも優れ、これは照準器などの精度の高さを活かして火砲のポテンシャルを最大限発揮することに大きく貢献しています
●このような世界的に優れた技術力を背景に、ドイツ軍では「赤外線」を使った夜間戦闘や夜間行動の研究が始まり、大戦中期頃からこの研究に本格的に取り組むようになります
●この研究の結果、開発されたのが「インフラロート」と呼ばれる「赤外線暗視装置」です
●この「インフラロート」は、赤外線を投光する「投光器」と、赤外線によって照らし出された物体を目視画像とする「画像変換機」とのペアで使用するようになっていました
●「投光器」は大きさと投光能力の異なる数種のタイプがあり、最終的には歩兵携行用の小型タイプから車載用の大型タイプまで開発、運用しました
●「インフラロート」は戦局を挽回するための秘密兵器のひとつでしたが、被弾に弱いことや、戦闘時には目視と画像変換機とを併用する煩雑さ、そして敵が照明弾を使用した際の対処方法など、夜間において実際に「インフラロート」を運用するのは簡単なことではなく、またこのような光学機材は高コストでもあり、恒久的な戦法とはなりませんでした
【 「ドイツ 赤外線暗視装置」のキット内容について 】
●このドイツ軍の赤外線暗視装置「インフラロート」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●細分化したパーツと、エッチング、そしてクリアパーツも加えた構成で、「イフラロート」のディテール再現に重きを置いた内容となっています
●「インフラロート」を装備した、中戦車「パンター」、装甲兵員輸送車「Sd.kfz.251/1」などに装着することができます
・ 一般的なイメージとして、「インフラロート」は大戦末期のドイツ軍の装備を象徴するアイテムですので、大戦末期の様々な車両に装着しても良いでしょう
●「インフラロート」は、「投光器」「画像変換機」「架台」の3ブロックで構成しています
●「投光器」は、前後に分割したパーツで再現、前部はクリアパーツで再現しています
・前部は形状が若干異なる2種をセット、選択して使用します
●「画像変換機」は、前後方向に6分割したパーツで再現
・ 接眼レンズ部と対物レンズ部はクリアパーツで再現しています
・ 「画像変換機」を固定するバンドはエッチングパーツで再現します
●「架台」は、「視察用」は6パーツ、「機銃照準用」は1パーツで再現しています
・ 「機銃照準用」に装備する「MG34」(×2)と「MG42」(×2)が付属、選択して取り付けることができます
・ 「MG34」と「MG42」は、本体と機関部の蓋の2パーツで再現、銃口は開口されています
・ 各機関銃の「照星」「照門」はエッチングパーツで再現
●中戦車「パンター」の車長キューポラに取り付けるためのベースが付属しています
●画像変換機の固定バンド、機関銃の照星、照門などを再現したエッチングパーツも付属しています
【 「ドイツ 赤外線暗視装置」のパッケージ内容 】
・ 赤外線暗視装置 インフラロート ×2(視察用と機銃照準用を選択可能)
・ MG34機関銃 ×2
・ MG42機関銃 ×2
・ エッチングシート ×1
・ 組立て説明書 ×1