イギリス アキリーズ 76.2mm 駆逐戦車 2C型
「イギリス アキリーズ 76.2mm 駆逐戦車 2C型 (プラモデル) (ユニモデル 1/72 AFVキット No.205 )」です
●「イギリス アキリーズ 76.2mm 駆逐戦車 2C型」です
●第2次世界大戦時におけるイギリス軍の駆逐戦車「アキリーズ」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 駆逐戦車「アキリーズ 2C」ついて 】
●アメリカ軍は、「M4 中戦車」をベースとした駆逐戦車「M10」を開発します
●この「M10」は、装甲は薄いものの傾斜したデザインを持ち、主砲には「M7 3インチ砲(76.2mm)」を搭載、当時のアメリカ軍の戦闘車両の中では最も強力な火力を持っていました
●一方、イギリス軍は、巡航戦車と歩兵戦車との2つのカテゴリーに区分して戦車開発を行なった結果、適当な大きさを持つ戦車が無く、大戦中期以降はアメリカ製の戦車を導入することとなります
●「M10」もイギリス軍に供与が行なわれ、同軍内では「ウォルバリン」という名称が与えられて、その対戦車能力により各戦線で活躍をしました
●ただし、イギリス軍では1943年頃から強力な装甲貫通能力を持つ「17ポンド砲」が登場、同砲は車載が考慮されたコンパクトな設計となっており、「M10」にも搭載されました
●この「17ポンド砲」を搭載した「M10」は「アキリーズ」と呼ばれ、砲塔の雑具箱が3角形型の「M10」の中期型がベースとなった車輌は「アキリーズ1」、砲塔の雑具箱がカウンターウェイトとして後方に延長された後期型ベースの車輌は「アキリーズ2」となりました
・ 「アキリーズ2C」の「C」は、「17ポンド砲」を示しており、「アキリーズ」の場合は必ず「C」が付きます【 「イギリス アキリーズ 76.2mm 駆逐戦車 2C型」のキット内容について 】
●この駆逐戦車「アキリーズ2C」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●強力な火力を誇った「アキリーズ2C」を再現、砲塔内部、車体の戦闘室部分も再現されており、オープントップ車輌の魅力が表現された内容となっています
●「アキリーズ2C」は、砲塔、車体上部、車体下部の3ブロックで構成されています
●砲身は、一体成型となっています
・ 砲身は上下可動式です
・ 砲尾部分は5パーツで構成されています
●砲塔は、左右分割式となっています
・ 「M10」特有の大型のボルトは別パーツです
・ 砲塔内部が再現されており、座席、砲弾ラック、照準器、操作ハンドルなどがパーツ化されていmす
●車体上部は、一体成型となっており、エンジングリル部は別パーツです
・ 操縦手ハッチ、前方機銃手ハッチは車体にモールドにて再現
・ 前照灯、尾灯がパーツ化
・ 前照灯と尾灯のライトガードは、エッチングパーツが用意されています(治具が付属)
・ 車載工具類は別パーツとなっています
・ 「M10」特有の各パネルに付けられた大型のボルトは別パーツです
●車体下部は、各パネルを貼り合わせる箱組み方式です
・ VVSSサスペンションは左右分割式で、上部のスキッド部分はエッチングパーツとなっています
・ 履帯は、プラパーツによる一部連結式で、上下の直線部は繋がった状態、前後の曲線部は1枚ずつが分割されたパーツとなっています
・ 履帯はラバーシェブロンタイプの「T48」が表現されています
●戦闘室部分の車体内部が再現されています
・ 戦闘室の床部分、前部の座席、トランスミッション、側面の砲弾ラックがパーツ化
●マーキングは、イギリス連邦軍の3種類の塗装例が説明書に記載されています
・ 第2機甲旅団第7対戦車大隊(イタリア / 1944年)
・ 第11機甲師団第75対戦車大隊(北西ヨーロッパ / 1944年)
・ 第5カナダ機甲師団第4対戦車大隊(オランダ / 1945年5月)
●説明書の塗装例に基づく、部隊記号、車台番号などを再現したデカールが付属しています
●2011年 一部新金型