ロシア 装甲列車 ファシズムファイター号 (戦車砲塔)
「ロシア 装甲列車 ファシズムファイター号 (戦車砲塔) (プラモデル) (ユニモデル 1/72 AFVキット No.636 )」です
●「ロシア 装甲列車 ファシズムファイター号 (戦車砲塔)」です
●第2次世界大戦時におけるソ連軍の装甲列車「ファシズム・ファイター号」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 装甲列車「ファシズム・ファイター号」について 】
●第2次世界大戦時におけるソ連軍は国内の劣悪な道路事情から鉄道輸送を重視しており、その警戒と維持、敵の掃討任務から数多くの装甲列車を保有していました
●大戦の開始時、ソ連軍は37編成の装甲列車を保有(他に内務省人民委員部所属の装甲列車も存在していた)していましたが、独ソ戦の開始によってそのほとんどがドイツ軍によって破壊もしくは捕獲されています
●このことから、ソ連軍は簡易型の装甲列車「OB-3」の生産を開始、この「OB-3」は「OV装甲機関車」を中心に、戦車の砲塔を流用した2軸式の装甲貨車を連結する方法が採用されています
●装甲列車「ファシズム・ファイター」は、この「OB-3」型装甲列車として1941年11月レーニン鉄道の製造工場で製造されました
●この装甲列車は、「OV装甲機関車」の前部に「T-28」中戦車の砲塔を搭載した装甲貨車と、後部に「T-26」軽戦車の砲塔を2基搭載した装甲列車を連結していました
●同列車は、第6独立装甲列車大隊に編入されて1941年から1942年にかけて東部戦線で活動、そして1942年には、同列車は対空用の貨車を連結するようになり、対空能力が向上します
●その後、戦闘による損害を受けながらも、修復を繰り返し、1943年の戦闘ではドイツ軍に相当な損害を与え、乗員は勲章を授与されています【 「ロシア 装甲列車 ファシズムファイター号 (戦車砲塔)」のキット内容について 】
●この「OB-3」型装甲列車の「ファシズム・ファイター」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●前後に砲塔付きの貨車を連結した特異な存在の装甲列車を再現、リベットを多用した迫力在る姿が表現されています
●ユニモデル製「ロシア OB-3 装甲列車牽引 蒸気機関車」をベースに、前後の装甲貨車と線路を追加した内容となっています
●「ファシズム・ファイター」は、「T-28」戦車砲塔搭載貨車、機関車、給水車、「T-26」戦車砲塔搭載貨車の4ブロックで構成されています
●「T-28」戦車砲塔搭載貨車は、上下分割式の車体に、「T-28」の砲塔と機関銃の銃搭2個を取り付ける構成となっています
・ 車体には、細かなリベットが表現されています
・ 側面のハッチ、機銃ポートはエッチングパーツにて再現
・ 車輪、車軸は別パーツで、回転可動式です
・ 砲塔は上下分割式で、砲身部、防盾、機銃は別パーツです
・ 砲塔及び銃搭は旋回可動式となっています
●機関車及び給水車は同社「ロシア OB-3 装甲列車牽引 蒸気機関車」を参照して下さい
●「T-26」戦車砲塔搭載貨車は、上下分割式の車体に、「T-26」の砲塔を2個取り付ける構成となっています
・ 車体には、細かなリベットが表現されています
・ 側面のハッチ、機銃ポートはエッチングパーツにて再現
・ 車輪、車軸は別パーツで、回転可動式です
・ 砲塔は上下分割式で、砲身、機銃、防盾、後部ハッチは別パーツです
・ 砲身は上下方向に、砲塔は左右に旋回可動式です
●ハッチ、連結部の装甲ガード、給水車の機銃マウントなどを再現するエッチングパーツが付属
●装甲列車の車体の長さに合わせた線路が付属しています
●説明書には、1種類の塗装例が記載されており、マーキング指示に基づく国籍マーク、車輌名、番号などを再現したデカールが付属しています
●2011年 一部新金型