シボレー C15A キャブ11 カーゴトラック金属荷台タイプ
「シボレー C15A キャブ11 カーゴトラック金属荷台タイプ (プラモデル) (IBG 1/72 AFVモデル No.72018 )」です
●「シボレー C15A キャブ11 カーゴトラック金属荷台タイプ」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●第2次世界大戦時におけるカナダ製の軍用トラック「シボレー C15A No.11キャブ型」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キットで、その「金属荷台タイプ」が表現されています【 「シボレーC15A No.11キャブ型」について 】
●第2次世界大戦前、ヨーロッパにおいて戦争の機運が高まると、カナダはイギリス連邦の一員として戦争の準備を開始します
●しかし、当時のカナダは戦車などの主要兵器を作る工業技術は育っておらず、補助車輌であるトラックの生産を重点的に行ない、イギリス連邦軍の機械化を図る政策を採りました
●この政策に従い、戦時の規格車輌として採用されたのが「CMP」(カナダ標準仕様)車で、この規格に従ってカナダの存在する各自動車メーカーが生産を行ないました
・ これらのメーカーが生産したトラックの台数は39万両にも達し、大戦中にドイツが生産したトラックの数を上回っています
●この「CMP」規格によってカナダのシボレー社が生産したのが「C15A」で、イギリス連邦軍を中心に広く使われ、各種使用目的に応じたキャビンが用意されました
・ 船積み時の積載量を増やすためボンネットの長さは出来るだけ短くされ、更に視界を良くする為に多面体形の特徴的なボンネット形状となっています
●この「CA15A」は、「No.11」、「No.12」、「No.13」という3種類のタイプのキャブ(運転台)が開発され、「No.11キャブ型」は有名な「No.13キャブ型」と比べると、キャブの幅が狭く、フロントウィンドーも「No.13」のような前傾状態ではなく、垂直状に切り立ったものとなっています【 「イギリス シボレーC15A キャブ11 カーゴトラック金属荷台タイプ」のキット内容について 】
●この「シボレーC15A No.11キャブ型」の「金属荷台タイプ」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●キットは、いかにもイギリス連邦軍車両らしいフォルムを持つ「シボレー C15A No.11キャブ型」をシャープに再現、特徴的なフロントマスクに、ショートホイールベース、武骨で頑丈な印象を受ける同車のスタイルが表現された内容となっています
●キットは、IBG社製「イギリス シボレー C15A キャブ13 カーゴトラック 金属荷台タイプ 」のバリエーションキットで、「No.11キャブ型」としてのキャブ部分を新規に追加したものです
●「シボレーC15A No.11キャブ型 金属荷台タイプ」は、シャーシ、キャブ部、荷台部の3ブロックで構成されています
●シャーシは、メインフレームの中央部分が一体成型され、側部の桁の部分は別パーツとなっています
・ サスペンション、デファレンシャル、燃料タンク、排気管などが個別にパーツ化されています
・ エンジンも再現されています
・ タイヤは本体部分とハブキャップ部との2分割式で、彫りの深い特徴的なトレッドパターンも再現
●キャブ部は、各パネルを貼り合わせる箱組み式となっています
・ フロントグリルにはメッシュ状のモールドが表現されています
・ フロントウィンドーは、枠の部分がパーツ化され、ガラス部は付属の透明フィルムを切り取って再現します
・ 内部は、座席、ハンドル、各種レバー類がパーツ化
●荷台部は、各パネルを貼り合わせる箱組み方式です
・ 金属荷台特有のプレス構造が表現されています
・ 幌用のフレームがパーツ化され、縦と横のフレームが個別にパーツ化されています
●マーキングは、3種類の塗装例が説明書に記載されています
・ イギリス空軍所属車両
・ 第2ポーランド軍団第21輸送中隊
・ ドイツ軍捕獲車輌 (クレタ島 / 1941年)
●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、部隊記号、重量表記、車台番号などを再現したデカールが付属しています
●2011年 一部新金型