日本陸軍 28cm榴弾砲 砲兵6体+乃木将軍フィギュア付
「日本陸軍 28cm榴弾砲 砲兵6体+乃木将軍フィギュア付 (プラモデル) (ピットロード 1/72 スモールグランドアーマーシリーズ No.SG005 )」です
●「日本陸軍 28cm榴弾砲 砲兵6体+乃木将軍フィギュア付」です
●日露戦争のクライマックスの一つである旅順要塞攻略戦において活躍し、その後の戦争においても使用され続けた帝国陸軍の「28cm 榴弾砲」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●ピットロード社製「日本陸軍 28cm 榴弾砲」に、乃木将軍1体と砲兵2体のフィギュアを追加(フィギュアの合計は7体)した内容となっています【 「帝国陸軍 28cm榴弾砲」について 】
●幕末から明治に至るまで日本は、外国船による侵犯行為にさらされ、その軍事力を背景に不平等条約が結ばれ、日本政府は苦杯を舐めさせられることになります
●このような状況下において、明治維新以後、我が国の進む方針として国軍の養成と海軍力の増強が急務とされていました
●この国軍の養成の過程において、敵艦を撃破する為に、主要な港には砲台を設置することが決まり、その設置砲として、「イタリア式 28cm砲」を参考に大阪砲兵工廠で製造、明治20年に制式化されたのが「28cm 榴弾砲」です
●この砲は、港を守る海岸砲としては極端に短砲身ですが、これは砲弾に曲射弾道を描くようにして、防御力の弱い敵艦の甲板部分を狙うことを意図したものだからです
●日露戦争開戦後、日本陸軍はロシア軍を破って進撃を続けます
●一方、遼東半島にある旅順港にはロシアの強力な艦隊である「旅順艦隊」が存在し、その港の周囲の山地には要塞が設置されてロシアの陸軍が強固な守りを固めていました
●その要塞に向かって突進した「乃木将軍」の日本陸軍の第3軍は、大損害を受けて消耗、これは当時の最新兵器であった「機関銃」を中心としたロシア軍の要塞の強さによるもので、当時の日本陸軍が所有する火砲では、歯が立ちませんでした
●そこで、内地に有る「28cm 榴弾砲」を急遽輸送、その集中射撃により要塞を粉砕することで旅順港を落とすことができました
●その後、「28cm 榴弾砲」は第1次大戦における青島の攻撃などにも参加、一部は他国に売却などもされましたが、太平洋戦争時にも本土決戦用の兵器として残されていました
【 「日本陸軍 28cm榴弾砲 砲兵6体+乃木将軍フィギュア付」のキット内容について】
●この「日本陸軍 28cm 榴弾砲 」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●「28cm 榴弾砲」の短砲身で肉厚の砲身、復座装置が無く、発砲の度にその衝撃を吸収する傾斜角度を持った砲座、リベットやギヤ、ハンドルなどで構成された重厚な「機械そのもの」という本砲の特徴が再現されています
●「28cm 榴弾砲」を据え付ける円形の砲床(ほうしょう)から上部構造までを最新の考証を元に作られています
●乃木将軍1体と、砲兵6体のフィギュアが付属、乃木将軍と砲兵2体は新金型による造型となっています
●「28cm榴弾砲」は、砲身部、砲架、架筺、砲床の4ブロックで構成されています
●砲身部は、前部と後部との2分割式で、砲口が開口処理されています
・ 閉鎖器は別パーツとなっています
・ 砲身部は上下可動式です
●砲架の主要部は側面、底面、内側構造物などの7パーツで構成され、昇降用のギア、ハンドル類などが別パーツで再現されています
・ 砲架内側のリベットも再現
●架筺(砲座)の主要部分は7パーツで構成されており、旋回ギア、旋回ハンドルなどが別パーツで再現
・ 架筺は、砲床上で旋回可動式です
●本砲の特徴の一つである、後部の観測台も表現されており、繊細な構造の手摺りも一体成型となっています
●砲座全体を覆う大型の砲床は一体成型、周囲に張り巡らされた回転用の「歯」も一体で再現されています
●揚弾機のワイヤーを再現するロープが付属
●砲兵フィギュアやアクセサリー類も付属、本砲の発射作業の情景を再現することも可能となっています
●日露戦争時における「乃木将軍」1体と砲兵6体の合計7体のフィギュアが付属しています
・ 「乃木将軍」は、礼服を着用して立っている姿となっています
・ 砲兵のフィギュアは、指示を与える指揮官のフィギュアが1体と、砲を操作しているフィギュアの5体です
●「28cm榴弾砲」用の豊富なアクセサリー類も付属しています
・ 砲弾 ×2
・ 装薬管置き場 ×1
・ 薬包 ×1
・ 装薬管 ×1
・ 装填管 ×1
・ 砲栓 ×1
・ 送弾車 ×1
など
●2011年 一部新金型