ドイツ 88mm高射砲 FLAK 36/37
「ドイツ 88mm高射砲 FLAK 36/37 (プラモデル) (ズベズダ ART OF TACTIC No.6158 )」です
●「ドイツ 88mm高射砲 FLAK 36/37」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の主力高射砲「88mm高射砲 Flak36」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 「88mm高射砲 Flak36」について 】
●第1次世界大戦終結時、「ヴェルサイユ条約」により高射砲などの開発を禁じられたドイツ軍は、秘密裏にスウェーデンの「ボフォース」社に高射砲の開発を依頼、「60口径75mm高射砲」を完成させます
●ドイツのクルップ社はこの設計を基に「88mm高射砲」を開発、ドイツ軍の再軍備化にあたり1933年に「88mm高射砲 Flak18」として制式化されています
●この「88mm高射砲 Flak18」は、56口径という長砲身により、8000mの有効射高を誇り、弾道計算器や航空機の高度に合わせて信管を調整する「ヒューズセッター」と呼ばれる装置など装備し、高射砲として非常に優れた性能を持っていました
●この高射砲としての性能だけではなく、長砲身による高初速、低伸弾道性に優れており、対地上戦闘にも威力を発揮することが可能で、特に地上戦用として用意されている徹甲弾による装甲貫通能力は当時の対戦車砲を比べると段違いの能力を持っているのが特徴でした
●1936年に改良型となる「88mm高射砲 Flak36」が登場、同砲はそれまでの一体化された砲身を分割式へと変更、砲身の交換作業が行い易くなりました
●また、台座部分の形状も変更されて前後対照形となり、牽引トレーラーを前後同一のものが使用できるようになっています
●「88mm高射砲」は都市や主要拠点の防空用としてだけではなく、野戦部隊にも随伴、対空、対地任務に大活躍を挙げます
●特に、その優れた装甲貫通能力による対地支援能力は絶大であり、当時のドイツ戦車では撃破が難しい、連合軍側の重戦車の装甲を遥か遠方から貫く能力を持ち、ドイツ軍の窮地を救ったのでした
【 「ドイツ 88mm高射砲 FLAK 36/37」のキット内容について 】
●このドイツ軍の「88mm高射砲 Flak36」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●キットは、ズベズダ社が展開しているボードゲーム「ART OF TACTIC」用の駒として開発されたもので、極力簡単に組立てられることを考慮しながらも、スケールモデルとしての雰囲気、ディテールもしっかりと表現されており、「88mm高射砲 Flak36」の魅力を気軽に楽しむことができる内容となっています
・ 同砲が持つメカニカルな構造がパーツ数を抑えて再現されています
●キットのプラの材質は、「ART OF TACTIC」シリーズのフィギュアセットより硬く、同シリーズの1/100スケールの車両キットと同様の素材となっています
・ 付属しているフィギュアも同じ素材です
●接着剤不要のスナップキットです
・ 接着剤を使用することができます
●「88mm高射砲 Flak36」は、砲身部、砲架、防盾、台座の4ブロックで構成されています
●砲身部は、揺架も含めて一体成型となっています
・ 砲身は水平状態に固定されます
●砲架の基本躯体は、左右、中央の3パーツで構成されています
・ バッテリー、平衡器、操作ハンドル、照準席、照準器、ヒューズセッターなどが別パーツにて再現
●防盾は1パーツで再現されています
・ 照準用のスライド防盾は、開いた状態となっています
・ 表面のリベットだけではなく、裏側のディテールも彫刻されています
●台座は、側部の折畳み部が展開されている状態を再現
・ 台座に装備されている杭などが立体的にモールドされています
・ 接地パッド、トラベリングロック、ハンドル類が別パーツ化
【 「ドイツ 88mm高射砲 FLAK 36/37」付属フィギュアについて 】
●高射砲兵のフィギュアが4体付属しています
・ フィギュアの内訳は、指揮官1体、照準手1体、弾薬手2体となっています
・ フィギュアの服装は、「M36野戦服」を着用、ブーツを履き、ヘルメットを被った姿となっています(国防軍、もしくは武装親衛隊所属となります)
●フィギュアのポージングについて
・ 指揮官のフィギュアは、双眼鏡を両手で持って観測しているポーズ
・ 照準手のフィギュアは、照準手席に座り、照準しているポーズ
・ 弾薬手のフィギュアの2体は、砲弾を両手で持っているポーズとなっています
●高射砲の接地プレートと、フィギュアの配置穴が付いた4角形のベースが付属しています
・ 高射砲は単独で飾る場合と、ベースに固定する場合とを選択できます
●ウォーゲーム時に使用するユニットを示す旗と、「88mm高射砲 Flak36」のスペックを表示したカードが付属しています
●砲身及び防盾部に描かれたキルマークを再現したデカールが付属しています
●全45パーツ
●2012年 完全新金型
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【 「ズベズダ社 ART OF TACTIC」について 】
●同社が展開する第2大戦のボードゲーム(ウォーゲーム)「ART OF TACTIC」の駒(ユニット)として開発されたシリーズ
・ スケールモデル専門メーカーとして様々なキットを開発してきたズベズダ社のノウハウを、ベース付の駒にギュっと凝縮、パーツ数を抑えた手軽に作れるスケールモデルとしてプラモデルの楽しみを味わう事ができます
・ ボードゲームの駒として利用されることを前提としているため、戦車や歩兵、飛行機などでスケールが一貫していないから利用価値がないと思うのは大間違い、簡素な作りながらミニスケールモデルとしての完成度は十二分にあり、難しく複雑に考えることばかりがスケールモデルじゃないと、手にしたとき目から鱗が落ちる思いで気づくことでしょう