アメリカ 第1騎兵師団 4体 + 民間女性 1体 ベトナム戦 (Patroling Vietnm War series)
「アメリカ 第1騎兵師団 4体 + 民間女性 1体 ベトナム戦 (Patroling Vietnm War series) (プラモデル) (マスターボックス 1/35 ミリタリーミニチュア No.MB3599 )」です
●「アメリカ 第1騎兵師団 4体 + 民間女性 1体 ベトナム戦 (Patroling Vietnm War series)」です
●ベトナム戦争時におけるアメリカ陸軍の兵士4体とベトナム人少女1体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 「ベトナム戦争」について 】
●ベトナム戦争の発端は太平洋戦争が終結した時に遡ることができるでしょう
●太平洋戦争以前、ベトナムはフランスの植民地であり、フランス本国がドイツに降伏した関係で、ドイツとの同盟関係にある日本は、ドイツ、フランス(ビシー政府)に働きかけて、この地に軍隊を派遣、事実上の占領下に置きます
●太平洋戦争の結果、日本が降伏すると、連合軍側のポツダム会議に基づき、ベトナム北部に中華民国軍、南部にフランス軍が進駐、しかしこの時点でベトナムでは全土の独立という気運が高まり、南ベトナムに戦前から続いた植民地政策を復活させようとするフランス派遣軍との間に激しい戦闘が発生しました
●この戦闘の結果、フランス軍は多大な損害を被り南ベトナムから撤退、フランスに代わって従来からこの地域の共産化を危惧して軍事的に支援を行なっていたアメリカが、南ベトナム政府軍を支援するという形で軍事介入を行い、紛争はベトナム国土を分断した大規模な戦争へと拡大して行くことになります
●「北ベトナム」には中国やソ連などから大量の武器と物資が供与、対する「南ベトナム」にはアメリカ軍、韓国軍、オーストラリア軍などが派遣されました
●「南ベトナム」側は政治的には混乱の堝であり、一部の特権階級が富を独占し、農民などの多く国民は貧しく、アメリカなどからの資金援助があっても、それは政治家や官僚を富ませるだけで、末端の国民は貧しいままの状態でした
●このため、「南ベトナム」国内では「北ベトナム」の援助の下に「南ベトナム解放民族戦線(通称「ベトコン」)」という反政府武装組織が存在し、その勢力は「南ベトナム政府軍」にも抑えられないものとなっていました
●このような状況の下、「南ベトナム」に派遣されたアメリカ軍は、北部では「北ベトナム正規軍」と、南部では「南ベトナム解放戦線」と両面での戦いを強いられることになります
●戦闘は、損害だけを見ると圧倒的に「アメリカ軍」「南ベトナム政府軍」の有利となっていましたが、前述のような「南ベトナム」の現状を知るに従い、「南ベトナム」のためにアメリカ軍兵士の血が流れることが容認できなくなり、アメリカ全土を覆う程の反戦活動が広がっていくことになります
●アメリカ国内で嫌戦の気運が高まるにつれ、国内世論を戦争継続へと一致させる事ができず、ベトナムへの軍事援助を断念せざるをえなくなり、その装備を南ベトナム政府軍に渡して徐々に撤退を開始、「ベトナム化」という名目の下で、ベトナム人による解決を目指します
●しかし、「南ベトナム」からアメリカ軍が完全撤退を完了させると、「南ベトナム政府軍」には「北ベトナム正規軍」を押し止める能力は無く、作戦上のミスも相まって簡単に「北ベトナム」側に占領され、「ベトナム戦争」は終結することになります
・ 南ベトナム政府軍の実力は、アメリカ政府も理解しており、アメリカ軍の撤退はベトナムの放棄を意味していました【 「アメリカ 第1騎兵師団 4体 + 民間女性 1体 ベトナム戦 (Patroling Vietnm War series)」について 】
●このベトナム戦争時におけるアメリカ陸軍の兵士と、ベトナム人少女を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●高いフィギュア造形力を誇るマスターボックス社によりベトナム戦時のアメリカ陸軍兵士をシャープに再現、インジェクション成型のフィギュアとして質感の高い内容となってます
●前線後方において、ベトナム人少女に話し掛けるアメリカ陸軍兵士のシーンが表現されています
●フィギュアは、立った姿勢で佇む様子が表現されており、ベトナム戦争の様々な前線後方のシーンに活用することができる汎用性の高いキットとなっています
・ キットの日本語表記では「第1騎兵師団」となっていますが、アメリカ陸軍の服装は同一で、徽章のみが異なるだけですので、他の部隊とすることができます(海兵隊員は基本的にボディアーマーを着用しています)
・ キットの原題に「Patroling」と明記されているように、アメリカ軍兵士は背嚢類を完全装備した重装備の状態が表現されています
●フィギュアの内訳は、アメリカ軍兵士4体とベトナム人少女1体の合計5体です
●アメリカ軍兵士のフィギュアの服装は、熱帯戦闘服を着用、ジャングルブーツを履いた姿となっています
・ フィギュアの2体は熱帯戦闘服の上着を脱いだシャツの姿です
・ 帽子類は迷彩カバー付ヘルメット、ブッシュハット2種、ツバ付きの規格帽の4種類が付属しており、選択して使用できます
●ベトナム人少女のフィギュアは、典型的な農村部の服装の、ブラウスにズボンを着用、サンダルを履いた姿となっています
●服の皺の表現はスケールに沿っており、服の縫い目やベルト、サスペンダー、バックルなどの細部は繊細かつシャープなモールドで彫刻されています
●フィギュアは頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成です
・ ズボンのポケット部分は別パーツとなっています【 「アメリカ 第1空挺 騎兵師団 4体 + 民間女性 1体 ベトナム戦」のフィギュアのポージングについて 】
●フィギュアは全て立った姿勢となります
●アメリカ軍兵士のフィギュアの1体は、片手にライフルを持ち、片手を腰に置いて、喋っているポーズ
●アメリカ軍兵士のフィギュアの1体は、肩にライフルを担いでいるポーズです
●アメリカ軍兵士のフィギュアの1体は、ライフルを杖のようにして持っているポーズです
●アメリカ軍兵士のフィギュアの1体は、片手にライフルを持っているポーズとなっています
・ ヒスパニックなどの有色人種系のアメリカ人が表現されています
●ベトナム人少女のフィギュアは、片手に袋を下げているポーズです
●付属している装備品類
・ M16A1アサルトライフル(20発弾倉) ×2
・ M16A1アサルトライフル(30発弾倉) ×1
・ M16A1アサルトライフルM203グレネードランチァー付き ×1
・ M2スチールヘルメット(迷彩カバー付) ×4
・ ブッシュハット2種 ×各4
・ 規格帽×4
・ 携帯シャベル ×1
・ 携帯シャベル(柄無し) ×4
・ 水筒 ×8
・ 銃剣 ×4
・ マガジンポーチ ×6
・ M26手榴弾 ×6
・ MK3A2手榴弾 ×4
・ 背嚢2種 ×各2
・ 拳銃ホルスター ×1
・ ベトナム帽子(ノンラー) ×1
など
●2012年 完全新金型
-----------------------------------------【 「アメリカ 第1騎兵師団 4体 + 民間女性 1体 ベトナム戦 (Patroling Vietnm War series)」のワンポイント 】
●当時のアメリカ兵は、パッケージに描かれているようにヘルメットに様々な携行品(主にタバコが多かったようです)を取り付けている場合が多かったようですので、プラ板やプラペーパーなどで再現するとより雰囲気が増すと思います