CAMs 中国 VCL ビッカーズ 水陸両用軽戦車 A4E12 後期型 1/35 AFV CV35-002 プラモデル

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中国 VCL ビッカーズ 水陸両用軽戦車 A4E12 後期型

販売価格

7,040円 6,336円(税込)

購入数 SOLD OUT

「中国 VCL ビッカーズ 水陸両用軽戦車 A4E12 後期型 (プラモデル) (CAMs 1/35 AFV  No.CV35-002 )」です


●日中戦争時における中華民国軍の水陸両用戦車「ビッカーズ A4E12」の「後期型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●イギリスから輸入、対日戦への投入が行われた中華民国軍の水陸両用戦車「ビッカーズ A4E12 後期型」を再現、浮航性を持つようにした舟形の車体形状とフロートの代わりとなるフェンダーを装備した独特のスタイルを再現した内容となっています

●CAMs社製「VCL ビッカーズ 水陸両用軽戦車 A4E12 王立オランダ東印度陸軍仕様」をベースに、中華民国軍仕様車を再現するために、使用するパーツとデカールを変更したバリエーションキットです

【 「中国 VCL ビッカーズ 水陸両用軽戦車 A4E12 後期型」のキット概要 】


●アイテムとしては希少な存在の中華民国軍戦車「ビッカーズ A4E12」の「後期型」を再現
●「ビッカーズ A4E12」の「後期型」は、銃塔が円筒状となり、上部ハッチが大型化しているのが特徴
●細分化したパーツ構成、プラスチック・クリアパーツ、エッチングパーツを併用した中国系メーカーのスタンダードなパーツ構成
●エンジングリルの整風板、操縦席部分のパネル、フェンダー支持架などはエッチングパーツで再現
●履帯は「ビッカーズ A4E12」用のシングルピン履帯を再現、履板一部を分割した接着連結式
●マーキング指示及びデカールは、中華民国軍仕様の3種

【 「ビッカーズ A4E12 水陸両用戦車」について 】


●イギリスは第1次世界大戦で世界初となる近代戦車を生み出し、1920年代から1930年代にかけて世界でトップレベルの戦車技術を誇っていました

●しかし、イギリス自体は第1次世界大戦の痛手から回復しておらず、世界恐慌の煽りからも経済的に軍備の整備を積極的に行うことはできない状況でした

●そのような背景からイギリスの兵器メーカー「ビッカーズ・アームストロング」社では海外に販路を求め、自社の技術により独自に戦車を開発、これをイギリス軍と海外の両方に売り込むという方法を採りました

●「ビッカーズ・アームストロング」社が開発した戦車は、当時の最先端の戦車であり、とりあえず戦車を保有したい中小国から、戦車技術を習得したい大国に至るまで、こぞって「ビッカーズ・アームストロング」社の戦車(「ビッカース Mk.1」や「ビッカーズ 6t戦車」などが有名)を購入します

●一方、戦車の可能性を探っていた「ビッカーズ・アームストロング」社では、水陸両用戦車の開発も開始、1931年から1932年にかけて「A4E11」と「A4E12」という2種の試作車両を開発します

●この「A4E11」と「A4E12」は世界初の水陸両用戦車で、浮航性を持った舟形の車体形状に、フェンダー内部にバルサ材を積めてフロートの代わりとし、車体後部には水上航行用のスクリューを装備していました
 ・ 武装は、車体上部に、「ビッカーズ 7.7mm機関銃」を搭載した小型銃塔を備え、乗員は銃塔に収まる車長と操縦手の2名でした
 ・ 「ビッカーズ A4E12」の路上での最高速度は32km/h~43km/h、水上では約6km/hという能力を持ち、当時としては機動力に優れた戦車でした
 ・ ただし、「ビッカーズ A4E12」の装甲は極めて脆弱なもので、最大装甲厚は11mm程度と、小火器射撃に何とか耐えうる程度となっています

●「ビッカーズ A4E12」は40両程度が生産され、中華民国、フィンランド、ソ連などが購入し、ソ連では独自の進化を遂げることになります

●中華民国では1932年に「ビッカーズ A4E12」を29両導入、対日戦に投入しました
●しかし、「ビッカーズ A4E12」は水陸両用という機能を優先したことから、戦車としては武装、装甲共に貧弱で、優勢な日本軍に対して苦戦します
●また、中華民国軍自体が、国民党総裁「蒋介石」の直轄部隊と、軍閥が率いる地方軍という複雑な軍体系となっており、組織的な作戦はもとより、機甲兵力の運用方法もしっかりと確立していない状況でした
●このため、「ビッカーズ A4E12」は有効な戦果を挙げることはできず、その損害の大きさから第一線から退くことになったのでした


【 「中国 VCL ビッカーズ 水陸両用軽戦車 A4E12 後期型」のキット内容について 】


●この中華民国軍の水陸両用戦車「ビッカーズ A4E12」の「後期型」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●新興メーカーながら高い成型力で「ビッカーズ A4E12」を再現、細分化したパーツと、エッチングパーツを交えた構成で、ディテール再現に重きをおいた内容となっています

●銃塔形状が円筒状となり、上部ハッチを大型化した「ビッカーズ A4E12」の「後期型」を再現しています


●「ビッカーズ A4E12 後期型」は、「銃塔」「車体」、左右の「フェンダー」の4ブロックで構成しています

【 銃 塔 】
●小型で円形の形状の「ビッカーズ A4E12」の「銃塔」を再現、独特のリベットを繊細な彫刻で再現しています

●「ビッカーズ 7.7mm機関銃」は一体成型のパーツで再現
 ・ 「防盾」は一体成型のパーツで再現
 ・ 「防盾」は、完成後も上下に可動させることができます

●銃塔は、側面部をパネルラインに沿って4分割したパーツで構成、これに上面パネルと床面パネルとを取り付けて作製します
 ・ 「上部ハッチ」は別パーツ化、開閉状態を選択することができます
 ・ 後部の「視察扉」はエッチングパーツで再現、銃塔の視察部は開口しており、扉の開閉状態を選択することができます
 ・ 砲塔内部の座席をパーツ化しています

【 フェンダー 】
●フェンダーは上下に分割したパーツで再現
 ・ 「フェンダー支持架」はエッチングパーツにて再現

【 車 体 】
●車体下部が舟形で、車体上部が平面となる「ビッカーズ A4E12」の車体レイアウトを再現、表面上のリベットやパネルラインを繊細な彫刻で再現しています

●車体は、各パネルを箱組み状に貼り合せて作製します
 ・ 操縦席上部と銃塔下部の張り出し部の側面は、エッチングパーツで再現します
 ・ 後部のグリルは箱組み状に各パネルを貼り合わせて作製、上部の「整風板」はエッチングパーツで再現しており、開閉状態を選択することができます
 ・ 後部の「スクリュー」と円筒状の「舵」を別パーツ化、舵は可動とすることができます
 ・ 車体内部の「操縦席」をパーツ化して再現しています

●「ボギー式サスペンション」は左右に分割したパーツ構成で、転輪を挟んで作製します

【 履 帯 】
●履帯は、裏側のガイドが2枚となる「ビッカーズ A4E12」用のシングルピン履帯を再現しています
 ・ 履帯は、一部連結式となっています
 ・ 履帯の上下の直線部は繋がった状態のパーツ、前後の曲線部は2枚ずつに分割したパーツ構成となっています


●エンジングリルの整風板、操縦席部分のパネル、フェンダー支持架などを再現したエッチングパーツが付属しています


【 「ビッカーズ A4E12 後期型」の塗装とマーキング 】
●「ビッカーズ A4E12 後期型」のマーキングとして、中華民国軍仕様となる3種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ 戦車連隊 第2中隊 (南京 / 1937年)
 ・ 陸軍士官学校 教練車両 (成都 / 1941年)
 ・ 陸軍機械化学校 教練車両 (成都 / 1942年)

●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています


【 「中国 VCL ビッカーズ 水陸両用軽戦車 A4E12 後期型」のパッケージ内容 】


 ・ ビッカーズ A4E12 後期型(中華民国軍仕様)×1
 ・ エッチングシート ×1
 ・ デカールシート ×1
 ・ 組立て説明書 ×1


●2016年 デカール替えバリエーションキット



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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