トランペッター ソビエト軍 IT-1 ミサイル駆逐戦車 1/35 AFVシリーズ 05541 プラモデル

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ソビエト軍 IT-1 ミサイル駆逐戦車

販売価格

4,180円 3,762円(税込)

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「ソビエト軍 IT-1 ミサイル駆逐戦車 (プラモデル) (トランペッター 1/35 AFVシリーズ  No.05541 )」です


●1970年代前半におけるソ連軍のミサイル駆逐戦車「IT-1」を1/35のスケールで再現したプラスチックモデル組立てキット

●戦車史上、最も奇抜なスタイルを持つ車両の一つである「IT-1」を再現、背の低い砲塔にミサイルを露出させた独特のフォルムが表現されています

【 「ミサイル駆逐戦車 IT-1」について 】


●1950年代に登場した対戦車ミサイルは、1960年代に発達してその能力を向上、戦車にとって最大の脅威となり、戦車不要論までが唱えられるようになりました
 ・ この戦車不要論が本格化したのが「第4次中東戦争」における対戦車ミサイルによるイスラエル軍戦車の損害の多さで、ミサイル防御力の高い第3世代戦車の登場により沈静化しています

●この対戦車ミサイルの能力に注目した各国は、ミサイルを装備した車両を開発、アメリカ軍では戦車もミサイルを発射することができるガンランチャーシステムを搭載した「M60A2」た「M551」が生産され、次期主力戦車として開発が進められた「MBT-70計画」にも同システムが採用される予定でした

●このような世界的趨勢から、ソ連軍でもガンランチャー方式により主砲からミサイルを発射できるシステムの開発、そしてミサイルを主武装とするミサイル駆逐戦車(「ミサイル戦車」や「ロケット戦車」とも言われる)「IT-1」が1968年に登場しました
 ・ ガンランチャーシステムの開発は、後の「T-64」や「T-80」などの125mm滑腔砲用の対戦車ミサイルとなります

●この「IT-1」は、「T-62」戦車の車体をそのまま使用し、主砲を撤去した背の低い専用の砲塔に変更、対戦車ミサイル「3M7 ドラコーン」を露出式に装備しました
●ミサイルは、自動装填装置によりせり上がるように次弾を装填、同車は15発のミサイルを搭載することが可能となっています
 ・ 「3M7 ドラコーン」は、無線誘導式の対戦車ミサイルであり、照準手は弾着まで照準を捉える必要が有りました
●「IT-1」は、1968年から1970年に約60両が生産、実戦部隊へと配備されました

●しかし、小型軽量の対戦車ミサイル「AT-3 サガー」が登場し、装甲車などへ大量に装備され始めると、維持管理費用の高い戦車にミサイルを搭載するという「IT-1」の存在意義が急速に失われてしまいます
●同車は、生産が終了して間もなく、ミサイルを撤去して戦車回収車へと変更、更に砲塔自体を外したタイプへと改修されました


【 「ソビエト軍 IT-1 ミサイル駆逐戦車」のキット内容について 】


●このミサイル駆逐戦車「IT-1」を再現したプラスチックモデル組立てキットです

●冷戦時代の特異な存在であるミサイル駆逐戦車「IT-1」をシャープに再現、車高の低い「T-62」をベースとし、更に上部を押し潰したような形状の砲塔を搭載、当時描かれた未来戦車を彷彿させる砲の無い無機質なフォルムが表現されています

●キットは、トランペッター社製「ソビエト軍 T-62 主力戦車 Mod.1962」のバリエーションキットで、砲塔を新規に追加した内容となっています


●「IT-1」は砲塔、車体、左右フェンダーの4ブロックで構成されています

●「3M7 ドラコーン」ミサイルは上下分割式で、後部のフィンの2枚は別パーツです
 ・ ランチャー部は4パーツで構成

●砲塔は上下分割式で、上部表面には鋳造肌が再現されています
 ・ 照準サイトは上部パーツに一体成型され、照準扉の部分は別パーツです(開状態にはできません)
 ・ 砲塔前部に装備されている機銃は、銃口が開口処理されています
 ・ 車長ハッチ、照準手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
 ・ ペリスコープはクリアーパーツとなっています

●車体は上下分割式で、エンジンデッキ、後部パネルは別パーツとなっています
 ・ 車体下部はバスタブ式に一体成型されています
 ・ サスペンションアームは別パーツです
 ・ 車体下部の前部は、ドーザーのアタッチメントの有無を選択できます
 ・ 転輪はハブキャップ、ホイール部、ゴムの部分の3分割式で、ゴムの部分はラバー製となっています
 ・ 履帯は、1枚ずつが分割された接着連結式履帯が付属しています
 ・ 操縦手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
 ・ エンジングリルのメッシュを再現するエッチングパーツが付属しています

●フェンダーは、本体、前後部の3分割式です
 ・ マフラー部の先端は別パーツにて再現
 ・ フェンダー上の雑具箱は箱組み方式となっています
 ・ フェンダー上の補助燃料タンクは各1パーツで構成
 ・ 車幅灯がパーツ化されています

●ペリスコープ、前照灯のガラス部などを再現するクリアーパーツが付属

●エンジングリルのメッシュ、サーチライトのアーム部分などを再現するエッチングパーツが付属しています


●説明書にはソ連陸軍仕様となる1種類の塗装例が記載されています


●2012年 一部新金型



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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