M3 水陸両用自走架橋車
「M3 水陸両用自走架橋車 (レジン) (ホビーファン AFVシリーズ No.HF071 )」です
●「M3 水陸両用自走架橋車」です
●現用のドイツ連邦軍の工兵機材「M3 自走浮橋」を1/35のスケールで再現したレジン製組立てキット【 「M3 自走浮橋」について 】
●河川は陸上部隊の最大の障壁であり、これを克服するための「浮橋」(ポンツーン・ブリッジ)の研究と開発が第1次世界大戦の前より行われていました
・ 山岳地も障壁となりますが、両軍共に通行が困難なために通常は重要な戦闘の舞台とはなりません
●この「浮橋」の構造は、簡単な構造の浮力の大きな船「浮船」を並べて固定し、これに橋となる板を掛ける構造となっています
●第2次世界大戦においては、「浮橋」による渡河作戦が多く行われ、作戦上の重要な工兵機材の地位を占めます
●「浮橋」により、通常の橋よりも極めて短時間に架橋することができましたが、安定感に欠け、輸送能力には劣ります
●また、構造的にも脆弱であり、攻撃に弱く、河川の水流の状況にも影響を受けました
●このため、重要な河川輸送路には数本の「浮橋」が設置され、輸送力の確保と不測に事態に備えられました
●この「浮橋」は、「浮船」を大量に必要とする関係から規模が膨れ上がり、機動戦に追従し難いというのが欠点です
●そこで、自走式、もしくは積載型の「浮橋」が各国で開発、装備されています
●「M3 自走浮橋」は、1966年にドイツ連邦軍が採用した水陸両用の自走式の「浮橋」で、1999年までに68両が作られました
●ドイツ車輌らしく、堅牢な足周りを装備しており、4輪駆動、4輪操向機能を持ち、高い不整地踏破能力を持っています
●同車は、自らが「浮船」となって水上へと進出、設置場所に至ると、車体上部に搭載されたフロートを左右両側に展開、車体前部に装備されているクレーンにより橋となるパネルを架設します
●また、同車を横に並べることでより幅の広い「浮橋」となることが可能となっています【 「M3 水陸両用自走架橋車」のキット内容について 】
●このドイツ連邦軍の「M3 自走浮橋」を再現したレジン製組立てキットです
●ウィンドー部分以外はレジン製パーツとなる、オールレジンフルキットです
●自走状態と、「浮船」と橋梁パネルを展開した状態とを選択することができます
●キャビン内部も再現されています
●「M3 自走浮橋」は、車体、上部の2つのフロート、3個の橋梁パネルの6ブロックで構成されています
・ 車体、フロート、橋梁パネルの上面には滑り止めがモールド再現
●車体はレジンブロックとなっており、キャビン内部が一体成型されています
・ キャビン上部パネル、乗降ドアは別パーツです
・ 車体下部のデファレンシャルなどが細かく再現
・ タイヤは各1パーツで構成
・ 車体上部のクレーン、操作盤も細かく表現されています
●フロート、橋梁パネルもレジンブロックによる構成となっています
・ フロートを支える支柱やシリンダーなどが再現
●ウィンドーを再現するためのクリアーフィルムが付属しています
●ドイツ連邦軍仕様となる部隊記号、ナンバープレート、注意表記などを再現したデカールが付属しています
●パーツ数 : 約250パーツ程度
●2012年 新製品