ヘンシェル Type 33D1
「ヘンシェル Type 33D1 (プラモデル) (レベル 1/35 ミリタリー No.03098 )」です
●「ヘンシェル Type 33D1」です
●第2次世界大戦初期におけるドイツ軍の中型トラック「ヘンシェル タイプ33」を再現したキットで、ガソリンエンジン搭載の「D1」型が表現されています
●ドイツ車両らしい角張ったボディ、質実剛健さを印象させる特徴的なフロント部など、「ヘンシェル タイプ33 D1」の魅力が表現された内容となっています【 「ヘンシェル タイプ33 D1」について 】
●「ヘンシェル」社は、「タイガー1」や「キングタイガー」などのドイツ軍を代表する戦車を製造した高度な技術を持つ工業メーカーでしたが、生産ラインを占める割合いは少ないものの軍用トラックの生産も行なっていました
●この「ヘンシェル」社が製造していた代表的な軍用トラックが「ヘンシェル タイプ33」で、3tクラスの積載量を持ち、大戦初期におけるドイツ軍トラックの中心的存在でした
●この「ヘンシシェル タイプ33」は、当初排気量10リッターのガソリンエンジンを搭載する「D1」が生産されていましたが、後には9リッターのディーゼルエンジンを搭載した「G1」が登場しています
・ 「D1」と「G1」とは外観上に相違は有りません
●同車は、1933年から生産が開始、1942年までに22,000両が作られました
・ 生産数の中の約半数は輸出されています
●同車は堅牢な構造を持っていたために車重が重く、同じクラスの代表的なトラックである「オペル・ブリッツ」が車重2700kgに対して「ヘンシェル タイプ33」は6100kg、排気量は前者が3.6リッターに対して後者は10リッターもしくは9リッターと、重量の関係でエンジンが大型化し、更に重量がかさむこととなり、車両としての効率、生産コストの関係から生産が中止されています
●ただ、既存の車両は消耗されるまでそのまま使用が続けられましたので、大戦の後期においてもその姿が見られ、ドイツ軍の代表的なトラックの一つと言うことができるでしょう
【 「ヘンシェル 33D1」のキット内容について 】
●この「ヘンシェル タイプ33 D1」トラックを再現したプラスチックモデル組立てキットです
●キットは、「ヘンシェル タイプ33 D1」をシャープに再現、足回りを中心とした実車の細かな作りがパーツ分割により表現された内容となっています
・ 1本のドライブシャフトで後輪を駆動させた「後期型」を再現した内容となっています
● エンジン部を精密に再現し、エンジンカバーの開閉が可能です
●木製の荷台部分は木製パネルを実感ある彫刻を施したパーツで再現
・ 荷台の車輪は2軸タイプとなっています
●キャビン上部はキャンバストップ、荷台には幌や幌枠が無い状態が表現されています
・ キャビン内部のシート、ハンドルなどのディテールも再現されています
●ドイツ軍の3種類のマーキングを再現したデカールが付属しています
●完成全長 : 20.7cm
●2012年 新製品
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【 「ヘンシェル 33D1」のキットのワンポイント 】
●キット内容は、ICM社製「ドイツ ヘンシェル 33D1 6輪トラック」と同一のものと思われます