ソビエト 52-K 85mm対空砲 (フィギュア4体入)
「ソビエト 52-K 85mm対空砲 (フィギュア4体入) (プラモデル) (ズベズダ (Zvezda) ART OF TACTIC No.6148 )」です
●第2次世界大戦時におけるソ連軍の「52-K 85mm高射砲 M1939」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット 【 「52-K 85mm高射砲 M1939」について 】
●ソ連陸軍は、伝統的に砲火力を重視し、様々な火砲を開発しましたが、第1次世界大戦に出現した新兵器である航空機に対処する高射砲の開発は遅れていました
●結局、イギリスの「ビッカース 75mm高射砲」を元に、口径を76.2mmに変更した「76.2mm高射砲 M1931」を製作、1931年に制式化され、この砲は独ソ戦初期まで使用されます
●1938年には、「76.2mm高射砲 M1931」をベースに、近代化改修をした「76.2mm高射砲 M1938」が登場、この砲では砲架の車軸が2軸へと変更されています
●一方、「76.2mm高射砲 M1938」をスケールアップした「85mm高射砲 M1939」も翌年に開発、軍の方針により同砲が高射砲の主力へと指名され、原型となった「76.2mm高射砲 M1938」は少数生産に終わっています
●「52-K 85mm高射砲 M1939」は大戦を通じて活躍、対戦車任務にも利用が可能でした
●このため、同砲をベースとした車載型が作られ、大戦後期に活躍した「SU-85」「T-34/85」「JS-1」などに搭載されています
【 「ソビエト 52-K 85mm対空砲 (フィギュア4体入)」のキット内容について 】
●このソ連軍の「52-K 85mm高射砲 M1939」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●ズベズダ社が展開しているボードゲーム「ART OF TACTIC」用の駒として開発されたもので、極力簡単に組立てられることを考慮しながらも、スケールモデルとしての雰囲気、ディテールもしっかりと表現されており、「52-K 85mm高射砲 M1939」の魅力を気軽に楽しむことができる内容となっています
・ 同砲が持つメカニカルな構造がパーツ数を抑えて再現されています
●「52-K 85mm高射砲 M1939」は、「砲身部」「砲架」「台座(砲脚)」の3ブロックで構成されています
●砲身部は、揺架も含めて一体成型となっています
●砲架の基本躯体は、左右、中央の3パーツで構成されています
・ 平衡器、操作ハンドル、照準席、照準器などが別パーツにて再現
●台座は、射撃時のタイヤを上げた状態を再現
・ 台座上部の滑り止めがモールドされています
・ 接地パッド、トラベリングロック、タイヤを別パーツ化して再現しています
【 「ソビエト 52-K 85mm対空砲」に付属しているフィギュアについて 】
●高射砲兵のフィギュアが4体付属しています
・ フィギュアの内訳は、指揮官1体、照準手1体、弾薬手2体となっています
・ フィギュアの服装は、詰襟式の「ギムナシチョルカ野戦服」を着用、ブーツを履き、ヘルメットを被った姿となっています
●フィギュアのポージングについて
・ 指揮官のフィギュアは、双眼鏡を両手で持って観測しているポーズ
・ 照準手のフィギュアは、照準手席に座り、照準しているポーズ
・ 弾薬手のフィギュアの2体は、砲弾を両手で持っているポーズとなっています
●高射砲の接地プレートと、フィギュアの配置穴が付いた4角形のベースが付属しています
・ 高射砲は単独で飾る場合と、ベースに固定する場合とを選択できます
●ウォーゲーム時に使用するユニットを示す旗と、「85mm高射砲M1939」のスペックを表示したカードが付属しています
●全47パーツ
●2012年 完全新金型
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【 「ズベズダ社 ART OF TACTIC」について 】
●同社が展開する第2大戦のボードゲーム(ウォーゲーム)「ART OF TACTIC」の駒(ユニット)として開発されたシリーズ
・ スケールモデル専門メーカーとして様々なキットを開発してきたズベズダ社のノウハウを、ベース付の駒にギュっと凝縮、パーツ数を抑えた手軽に作れるスケールモデルとしてプラモデルの楽しみを味わう事ができます
・ ボードゲームの駒として利用されることを前提としているため、戦車や歩兵、飛行機などでスケールが一貫していないから利用価値がないと思うのは大間違い、簡素な作りながらミニスケールモデルとしての完成度は十二分にあり、難しく複雑に考えることばかりがスケールモデルじゃないと、手にしたとき目から鱗が落ちる思いで気づくことでしょう