足軽槍兵 (戦国武者)
「足軽槍兵 (戦国武者) (プラモデル) (ズベズダ (Zvezda) ART OF TACTIC No.6401 )」です
●「足軽槍兵 (戦国武者)」です
●日本の戦国時代における槍で武装した足軽5体を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット 【 「足軽」について 】
●足軽とは、戦場において歩兵戦闘を行う戦国時代の「下級武士」です
●戦国時代は、後の江戸時代とは異なり身分制度が明確ではなく、「商人」「職人」などの人口は少なく、「農民」を主体とした人口構成となっていました
●当時の兵士は大まかに分類すると、「上級武士」「下級武士(足軽)」「雑兵」という3ランクに分かれ、その頂点として「戦国大名」が存在していました
●武士は、自費で具足や武器の調達をする必要があり、身分が高く、経済的に余力が有る「上級武士」は、豪華な鎧を揃えて戦闘用の騎馬を持ち、合戦の花形となる騎馬部隊となりました
●「下級武士」は、経済的な問題から装備は軽装で、合戦時は徒歩兵となります
●「雑兵」は、農民から徴用される兵士であり、装備や武器は豪族や大名から支給されましたが、人員が多いために具足に関しては必要最小限のものとなっていました
・ 当時の農民は武器も保有しており、武術に優れた者も存在し、一定の戦闘能力を擁していました
●このような構成は、合戦の戦功により禄や新たな身分が与えられるシステムで支えられ、「武士」「雑兵」たちは合戦での活躍により上級のクラスへと昇進することも可能でした
●戦国時代が進むにつれて合戦の規模が拡大、人員が多く、武士としての専従性から「足軽」の集団戦の戦術が確立、「足軽」の多寡が合戦の勝敗の鍵を握ることとなります
●この「足軽」は、武装の違いにより集団を組み、その武装の特徴を活かして戦いを展開します
●その武装の主力となったのが槍であり、長い槍を集団的に使用することで、堅い防御を誇り、合戦の主軸となりました
【 「足軽槍兵 (戦国武者)」のキット内容について 】
●この槍で武装した足軽を再現したプラスチックモデル組立キットです
●ミニスケールのフィギュア造形に高い技術力を持つズベズダ社により戦国武者を再現、プロポーション、具足等のディテール、顔の造形などが豊かに表現された内容となっています
・ ディテールに関しては、インジェクションキットとしては現在において最良のものであり、当時の武者の細かな具足類がシャープ且つ繊細に再現されており、ミニスケールフィギュアが持つ楽しさと、可能性とを感じ取ることができるでしょう
●ズベズダ社が展開する戦国時代のボードゲーム(ウォーゲーム)「ART OF TACTIC」の駒(ユニット)としても使用することが考慮されており、専用の展示台などが付属しています
●フィギュアは、5体がセットされています
●各フィギュアのモールドは非常にシャープで、具足(甲冑)などの各種装備品は立体感在る造型となっています
●各フィギュアの服装は、着物の上から胴、草摺、籠手、臑当などの具足を付け、3体は陣笠を被った姿となっています
●フィギュア固定用の小型のベースが付属
●各フィギュアに取り付ける所属武将を示す旗が10本付属しています
・ 旗は黄色の成型ランナーによる5本と、赤色の成型ランナーによる5本となっています
・ 旗に表記される戦国武将の家紋(織田家、武田家)を再現したデカールが付属しています
●「ART OF TACTIC」のゲーム利用として5体をまとめて配置するベースが付属しています
●ウォーゲーム時に使用する「足軽槍兵」のスペックを表示したカードと、ベースに装着させるゲーム用の表示の旗のパーツが付属しています
【 「足軽槍兵 (戦国武者)」のポージングについて 】
●フィギュアの内容
・ フィギュアの1体は、槍を杖のように持ち、仁王立ちしているポーズ
・ フィギュアの2体は、片膝を付いて槍を構えているポーズ(2体同じフィギュアです)
・ フィギュアの1体は、槍を持って突撃しているポーズ
・ フィギュアの1体は、立った姿勢で槍を構えているポーズとなっています
【 「足軽槍兵 (戦国武者)」のパッケージ内容 】
・ 足軽 ×5
・ 旗指物 ×10 (黄×5 黄×5)
・ デカール ×1
・ 旗 (ART OF TACTIC コマ用) ×2
・ 矢 (ART OF TACTIC コマ用) ×7
・ ベース(小) ×5
・ ベース(大) ×1
●2012年 完全新金型
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【 「足軽槍兵 (戦国武者)」のワンポイント 】
●パーツ素材は、同社の従来の「ART OF TACTIC」シリーズの硬質のビニール製ではなく、通常のプラスチック製となっています