ドイツ歩兵 西部戦線 1944-45年 迷彩スモック & ポンチョ 4体
「ドイツ歩兵 西部戦線 1944-45年 迷彩スモック & ポンチョ 4体 (プラモデル) (マスターボックス 1/35 ミリタリーミニチュア No.MB3584 )」です
●「ドイツ歩兵 西部戦線 1944~45年 迷彩スモック & ポンチョ 4体」です
●第2次世界大戦後期におけるドイツ軍(国防軍)の擲弾兵(歩兵)4体を1/35のスケールで再現されたプラスチックモデル組み立てキットです 【 「ドイツ国防軍の迷彩服」について】
●第2次世界大戦時のドイツでは、プロイセン時代の伝統を受け継ぐ「国防軍」とナチス党の私兵集団から軍隊組織へと変化した「武装親衛隊」という2種類の軍隊が存在しました
・ドイツ国内での徴兵権限を持つのは「国防軍」であったため、当初「武装親衛隊」の規模は小さなものでしたが、半ば強制的な募兵と外国人義勇兵により大戦末期には総陸軍戦力の1/4を占めるようになります
●「武装親衛隊」は、「国防軍」とは別組織であったために、装備、武器類を独自に調達、そのため大戦の初期においてはドイツ製の武器を確保することができず、チェコ製などの武器を使用することになりました
●また、従来の伝統に縛られないという視点から、野戦行動に向いた迷彩服の開発を進めており、1939年のポーランド戦から1戦級の部隊を中心に「迷彩スモック」の支給が開始されます
・第2次世界大戦の直前の時期、ドイツは世界の美術芸術の最先端の地であり、その優れた美術センスが効果の高い迷彩服のデザインに大きく寄与したものと思われます
●「ドイツ国防軍」は「武装親衛隊」と比べて迷彩服の開発が遅れており、迷彩効果が必要な場合は携帯ポンチョを野戦服の上から羽織る方法を採っていました
・「ポンチョ」は迷彩模様が描かれており、天幕の機能も兼ねられ、使用枚数により大きさの異なる天幕(テント)を設営することができました
●1942年の後半になると、リバーシブルタイプの「防寒アノラック」の支給が開始、1943年の中頃からは国防軍仕様の「迷彩スモック」の支給も始まりました
●しかし、この「迷彩スモック」は絶対数が少なく、当初はエリート師団である「グロスドイッチュラント」師団の一部しか支給できず、大戦の後期になっても擲弾兵全体には行き届きませんでした【 「ドイツ歩兵 西部戦線 1944~45年 迷彩スモック & ポンチョ 4体」のキット内容について】
●大戦後期におけるドイツ軍の擲弾兵が「迷彩スモック」や「迷彩ポンチョ」を着用した姿を再現したプラスチックモデル組立てキット
●市街地などにおいて建物を遮蔽物としながら接近戦闘を行っているシーンをイメージした内容となっています
●フィギュア造形力の高いマスターボックス社の製品で、「迷彩スモック」や「ポンチョ」の造形、戦闘中の厳しい表情など、大戦後期の戦闘中のドイツ擲弾兵の雰囲気を豊かに表した内容となっています
●フィギュアの内訳は、下士官2体、小銃兵2体の合計4体です
●擲弾兵の服装は、「迷彩スモック」を着用し短靴にレギンスを履いた兵士と、「ポンチョ」を羽織って短靴にレギンスを履いた兵士とに別れており、それぞれ下士官1体と小銃兵1体ずつとなっています
・キットの表記では西部戦線となっていますが、大戦後期の他の戦線にも転用が可能です
●服の皺の表現はスケールに沿っており、「迷彩スモック」や「ポンチョ」などの生地による皺の違いも再現、服の縫い目などのディテールは繊細なモールドで彫刻されています
●フィギュアは「頭部」「胴体」「両腕」「両足」のパーツ構成、「迷彩スモック」「ポンチョ」の裾と襟の部分は別パーツで再現し、立体的な造形となっています【 「ドイツ歩兵 西部戦線 1944~45年 迷彩スモック & ポンチョ 4体」のフィギュアポージングについて】
●下士官のフィギュアの1体は、遮蔽物から身を翻して射撃をするために、大きく足を開き、サブマシンガンを両手に持って身構えているポーズ
●小銃兵のフィギュアの1体は、片手にライフル、もう一方の手にパンツァーファーストを持って、遮蔽物の陰から前方を覗いているポーズです
●下士官のフィギュアの1体は、両手でサブマシンガンを持って、射撃するために待機しているポーズです
●小銃兵のフィギュアの1体は、両手でライフルを持ち、建物内などに突入するために身構えているポーズとなっています
●付属している装備品類
・ モーゼル Kar98k ライフル ×1
・ Gew43 自動小銃 ×1
・ MP40 サブマシンガン ×2
・ パンツァーファースト60 ×1
・ ヘルメット ×2
・ ヘルメット(迷彩カバー付き) ×2
・ 水筒 ×4
・ 携帯シャベル ×4
・ ガスマスクケース ×4
・ 雑嚢 ×4
・ 小銃用マガジンポーチ ×2
・ 自動小銃用マガジンポーチ ×4
・ サブマシンガン用マガジンポーチ ×4
・ 銃剣 ×4
など
●2012年 完全新金型