ドイツ歩兵 防寒コートスタイル 東部戦線 5体 (Cold Wind)
「ドイツ歩兵 防寒コートスタイル 東部戦線 5体 (Cold Wind) (プラモデル) (マスターボックス 1/35 ミリタリーミニチュア No.MB35103 )」です
●「ドイツ歩兵 防寒コートスタイル 東部戦線 5体 (Cold Wind)」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍(国防軍)歩兵5体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キットで、独ソ戦初期における冬季の服装が表現されています【 「ドイツ軍の冬季服」について 】
●1941年6月、ドイツ軍は独ソ不可侵条約を破り、ソ連領内に軍事侵攻を開始します
●ドイツ軍は、ポーランド戦や西方戦役での電撃戦の再来を思わせるような破竹の勢いで進撃を行い、ソ連軍の主力を撃破、殲滅して各要衝を次々と占領して行きました
●同軍は、以前の戦いの結果から、2、3ヶ月でソ連を降伏に陥れることができると仮定していましたが、ソ連国内の面積は広く、ソ連軍の予備兵力も膨大であり、補給線は伸び切って進撃は鈍化してしまいます
●ドイツ軍はソ連の首都「モスクワ」の占領を目指し、1941年9月に攻勢を行いますが、例年より早い冬の訪れにより、長期戦を前提とせず冬季装備を用意していない将兵、車両の負担は大きく、「モスクワ」前面で攻撃は頓挫します
●これにより、独ソ戦は泥沼の長期戦へと移行、戦いによる消耗はドイツの体力を奪い、敗北の途へと繋がることとなったのです
●1941年の冬季におけるドイツ軍将兵は、防寒服の支給が行われず、基本的にオーバーコートを重ね着する方法で寒さを凌ぎました
●ただ、このオーバーコートだけでは防寒機能が低く、野戦服の下に様々な服や素材を着込んでいました
●また、雪原においてフィールドグレー色のオーバーコートでは存在が目立つので、コートの上に民家などから徴用した白地の布(シーツや、レースのカーテンなど)を羽織り、その対策としています
●1942年後半の冬季においては、リバーシブルタイプの防寒服が支給され始めましたが、全軍に支給できるほどの量は生産できず、オーバーコート姿の兵士も多く見られました
●ドイツ軍が完全に防寒対策を採ることができたのは1943年後半の冬季からとなっています【 「ドイツ歩兵 防寒コートスタイル 東部戦線 5体 (Cold Wind)」のキット内容について 】
●この独ソ戦初期の冬季におけるドイツ軍(国防軍)の歩兵を再現したプラスチックモデルキットです
●寒風荒む中、コート姿のドイツ軍兵士が行軍を行っているシーンが表現されています
●フィギュア造形力の高いマスターボックス社の製品で、寒風によりはだけるコート、寒さに身をすくめる兵士の姿、希望の持てない厳しい顔の表情など、当時のドイツ軍将兵の雰囲気を豊かに表した内容となっています
●フィギュアの内訳は、下士官1体、機関銃兵1体、弾薬手2体、小銃兵1体の合計5体です
●服装は、オーバーコートを着用、機関銃兵と弾薬手の1体はコートの上に白地の布を羽織っています
・ 防寒のために頭部にはトークを巻き、コートの襟を目一杯立てています
・ この服装は、基本的に1941年~1942年の冬季の服装ですが、1942年~1943年の冬季においてもこの服装が見られます
●服の皺の表現はスケールに沿っており、生地の素材の違いによる皺の変化も再現、服の縫い目などのディテールは繊細なモールドで彫刻されています
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成、コートの裾や襟の部分は別パーツで、立体的な造形となっています【 「ドイツ歩兵 防寒コートスタイル 東部戦線 5体 (Cold Wind)」のフィギュアポージングについて 】
●下士官のフィギュアは、肩から下げたサブマシンガンのスリングベルトを両手に持ち、後方を振り返って見ているポーズ
●弾薬手のフィギュアの1体は、胸の位置に両手で機関銃の弾薬箱を持ち、俯きながら歩いているポーズです
●機関銃兵のフィギュアは、首から下げた機関銃を両手で支えながら歩いているポーズ
●小銃兵のフィギュアは、片手を肩から下げた小銃のスリングベルトに、もう一方の手をコートのポケットに入れてゆっくりと行軍しているポーズです
●弾薬手のフィギュアの1体は、肩から下げたライフルと機関銃の弾薬箱を手で支えながら歩いているポーズとなっています
●付属している装備品類
・ モーゼル Kar98k ライフル ×3
・ MG34 機関銃 ×1
・ MG42 機関銃 ×1
・ MP40 サブマシンガン ×1
・ ヘルメット ×5
・ 水筒 ×5
・ 携帯シャベル ×4
・ ガスマスクケース ×3
・ ガスマスクケース(防毒シート付き) ×1
・ 雑嚢 ×5
・ 小銃用マガジンポーチ ×6
・ サブマシンガン用マガジンポーチ ×1
・ 飯盒 ×2
・ 機関銃弾薬箱 ×2
・ 機関銃工具入れ ×1
・ 予備銃身ケース ×1
・ 拳銃ホルスター ×2
・ マップケース ×1
など
●2012年 完全新金型