カナダ軍 グリズリー 6×6 装輪装甲車 (後期型)
「カナダ軍 グリズリー 6×6 装輪装甲車 (後期型) (プラモデル) (トランペッター 1/35 AFVシリーズ No.01505 )」です
●カナダ陸軍で使用されている「装輪式装甲兵員輸送車 グリズリー」の「後期型」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●「ピラーニャ」のスマートな車体に小型の砲塔(銃搭)を載せた「グリズリー」を再現、カナダ軍が採用した装輪式装甲車シリーズの兵員輸送型が表現されています
●トランペッター社製「カナダ軍 グリズリー 6×6 装輪装甲車」をベースとし、「後期型」を再現するための水上推進部などを新規パーツへと変更したバリエーションキットとなります【 装輪式装甲兵員輸送車「グリズリー」について 】
●1977年、カナダ陸軍はスイスのモワーグ社の「ピラーニャ」装輪装甲車の採用を決定、GMカナダ社によりライセンス生産され、「クーガー」(火力支援型)、「グリズリー」(兵員輸送型)、「ハスキー」(回収車型)の3タイプが存在し、各型合計491両が作られました
●「グリズリー」は、「ピラーニャ」の6輪型をベースにした兵員輸送型で、「12.7mm機関銃」と「7.62mm機関銃」を装備する小型砲塔を搭載、3名の乗員の他に8名の兵員を乗せる収容力を持つ、同系列車輌の中核的な存在です
●車体は「ピラーニャ」と同じで、機銃弾に耐えうる程度(8mm~10mm)の装甲を持ち、浮航設備もそのまま継承されています
●また同車は、空輸に適した重量により、軽便な火力支援車輌として、カナダ軍の国連展開部隊などで活躍しています
●ただし、小型の「ピラーニャ」の6輪タイプをベースとしたために、搭載能力やキャパシティーに不満が残り、「ピラーニャ」の8輪タイプをベースとした兵員輸送型の「バイソン」も後に導入されました【 「カナダ軍 グリズリー 6×6 装輪装甲車 (後期型)」のキット内容について 】
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●このカナダ軍の装輪式装甲兵員輸送車「グリズリー」の「後期型」を再現したプラスチックモデル組み立てキットです
●「グリズリー 後期型」をシャープに再現、先鋭的なフォルムが表現されています
●総パーツ数220余りと最近のニューキットとしては少なめのパーツ数により同車を再現、車体部分は上下分割式になっており、比較的組み易い内容となっています
●「グリズリー」の車体は、砲塔(銃搭)、車体上部、車体下部、車体後面の各ブロックで構成されています
●「12.7mm機関銃」と「7.62mm機関銃」は各1パーツで構成され、スライド金型により銃口が開口処理されています
・ 機銃は上下に可動式します
●砲塔は、上部、下部、左右側面の4分割式です
・ ペリスコープ部は別パーツで、クリアーパーツとなっています
・ 前方のペリスコープカバーはエッチングパーツが用意されています
・ 砲塔上部のハッチは別パーツとなっており、開閉状態が選択できます
・ 砲塔は左右回転が可能です
●車体は上下分割式です
・ 車体前方のワイヤーカッターは、展開状態と収納状態が選択できます
・ 操縦手用のシールドの枠の部分は成型色パーツ、ウィンドー部はクリアーパーツで構成されています
・ 操縦手ハッチ、兵員室ハッチは別パーツで、開閉状態が選択可能です
●車体後面は一体成型で、尾灯、ライトガード、牽引装置が別パーツとなっています
・ 後部ドアは別パーツで、開閉状態が選択できます
●タイヤはホイール部とゴムの部分が別パーツとなっています
・ ゴムの部分はラバー製
●ペリスコープ、操縦手シールドのウィンドー部、前照灯のガラス部を再現するクリアーパーツが付属しています
●ディテールなどを表現するエッチングパーツが付属
●マーキングは、カナダ軍の1種類の塗装例がカラーの5面図で記載されており、国籍マーク、国連軍表示(「SFOR」)、車台番号などを再現したデカールが付属しています
●全長:181.5mm
●全幅:88.2mm
●全220パーツ
●2012年 一部新金型