MiG-21MF キューバ空軍
「MiG-21MF キューバ空軍 (完成品) (ホビーマスター 1/72 エアパワー シリーズ (ジェット) No.HA0148 )」です
●「MiG-21MF キューバ空軍」です
●1960年代以降、キューバ空軍で運用されている単座型の戦闘機「MiG-21MF」を1/72スケールで再現したダイキャスト製完成品モデル
●「キューバ空軍」に所属する「665号機」を再現した内容となっています
●彩色済みの完成品モデルですので、パッケージから取り出して、そのままディスプレイすることができます 【 「MiG-21」について 】
●「MiG-21」シリーズはソビエトのミコヤン・グレビッチ設計局が開発したマッハ2級の軽戦闘機です
●1950年代前半に開発が開始されたと言われ、1956年には初飛行、その後改良を重ねて量産に移されます
●「ミグ設計局」のオーソドックスなスタイル、ペンシル状の細長い胴体に切り欠きのないデルタ型主翼と水平・垂直尾翼を持つ「Mig-21」は、軽量な機体に強力なエンジンを搭載、同世代の各国戦闘機に勝る推力・重量比を有し、ソビエト初のマッハ2級昼間戦闘機としてデビューします
●先端にインテーク、その中にショックコーンと呼ばれる三角錐型の構造物を持ち、後に改良された機体ではここにレーダーを搭載し全天候性能を持つようになります
●「MiG-21」シリーズは長期にわたって生産が続けられたため、その間絶えず進化を繰り返し、結果的に非常に多くのバリエーションを持つ機体となりました
●軽戦闘機故の航続距離の短さや、全天候性の欠如等、初期のモデルが持っていた問題を徐々にクリア、搭載エンジンは度々強化され、機体の各所のボリュームを増して燃料搭載量や電子装備を強化しており、初期生産型と最終型とでは機体のデザインがかなり変化しています
●「MiG-21」の進化の道筋で一貫して貫かれたのは整備が容易で扱いやすいことで、これは東欧圏の親ソ国だけでなく、中東など世界中に多くのカスタマーを産み出す要因ともなっています
●「MiG-21」は、赤外線追尾型ミサイルの運用能力しか持っておらず、もはや時代に取り残された機体であることは否めませんが、そのカスタマーの多さは市場性を有し、中国やイスラエルのリバースエンジニアリングや、本国ロシアによるアップデートにより限定的ながら実戦能力を保っている機体が少なくないと言われます
●「MIG-21」シリーズは総計1万機を越える機体が生産され、ベトナム戦争ではアメリカ軍を相手に善戦、撃破率では「F-104 スターファイター」を上回り、その後も世界各地の紛争や限定戦争には必ずその姿を見せてきました
●21世紀に入った現在も、最新鋭機を買う事のできない国々では主力機の位置にある場合があり、鉄のカーテンに包まれた出現当初以上に謎の多い機体になっています
【 「MiG-21MF キューバ空軍」の製品内容について 】
●この「キューバ空軍」に所属している「MiG-21MF (665)」を再現したダイキャスト製完成品モデル
●「MiG-21MF」の特徴となる機体フォルムを再現
・ 「MiG-21MF」で特徴的な機首のインテーク内部に設置された小さめの三角錐型ショックコーンが再現されています
・ コクピット上面にバックミラーを装備し、機体下面に「GSh-23」機関砲を標準搭載した中期生産型機を再現
・ 「GSh-23」機関砲、空力フェンス、電波高度計アンテナ、補助インテークなど微細なパーツが別パーツ化され、精密感を演出しています
・ 機体全体にある主なパネルラインは凹モールドで再現、スミ入れ処理は施されていません
●「MiG-21」の機体全体はブルーとダークグリーンによる迷彩塗装を再現
・ 機体は上面をカリブ海の青をイメージしたと考えられる明るいブルーとダークグリーンによる波型迷彩、下面をライトグレーとしたキューバ空軍機を再現、国籍マークや国籍表記はハイビジ塗装で施されています
・ 機首の機体番号、国籍マークや国籍表記などがタンポ印刷にて再現されています
・ ショックコーンやペントラルフィン、垂直尾翼の電波透過素材部分、ランディングギア収容部の内側、エンジンノズルの高熱部分など、細かい部分まで塗り分けられています
●機体下面のエアブレーキは可動式で開閉させる事ができます
●キャノピーは開閉させることが可能
・ キャノピーパーツはクローズ状態をワンピース、オープン状態を2ピースののクリアパーツでそれぞれ再現、交換する形で開閉させることが出来ます
・ コクピット内部はパイロットシートと操縦桿、コンソールを再現、コンソールには計器類がモールドで再現されています
・ 着座姿勢のパイロットフィギュア×1が収められています
●ランディングギアは差し替え式、パーツの差し替えにより「飛行状態」と「駐機状態」のいずれかを再現する事ができます
・ 「飛行状態」時の主脚は3ピースで構成、「駐機状態」時は主脚・タイヤ(左右)とダンパー(左右)、開放状態の胴体部脚カバーの計5ピースのパーツで構成しています
・ 機首のランディングギアは、「飛行状態」時はワンピースのギアカバーで構成、「駐機状態」時は主脚・タイヤと本体付属部分のギアカバー2枚の合計3ピースのパーツで構成されています
●「MiG-21MF」の機外兵装として
・ AA-2 アトール ×4 (パイロン付属)
・ 胴体タンク ×1
・ パイロンタンク ×2
が付属しており、所定の場所へと取り付ける事ができます
●飛行姿勢で飾る事ができる「ディスプレイスタンド」が付属
【 「MiG-21MF キューバ空軍」のパッケージ内容 】
・ MIG-21MF ×1
・ AA-2 アトール ×4 (パイロン付属)
・ 胴体タンク ×1
・ パイロンタンク ×2
・ ディスプレイスタンド ×1
●ダイキャスト製 彩色済完成品モデル
・ 一部プラスチックを使用している箇所があります
・ 主脚の交換、ミサイルなどの兵装の装着は機体にはめ込む形で取り付けて下さい