三菱 一式陸上攻撃機 11型 山本長官搭乗機 (完成品)
「三菱 一式陸上攻撃機 11型 山本長官搭乗機 (完成品) (完成品) (タミヤ マスターワーク コレクション No.21121 )」です
●「三菱 一式陸上攻撃機 11型 山本長官搭乗機」です
●第2次世界大戦の日本海軍で運用された爆撃機「三菱 一式陸上攻撃機11型」を1/48スケールで再現したプラスチック製塗装済み完成品モデル
●アメリカ陸軍の「P-38G ライトニング」の待ち伏せに遭い、ブーゲンビルに散った連合艦隊司令長官「山本五十六」が搭乗していた機体「2656号機」を再現した内容となっています
・ 「山本長官機」で特徴ある尾部銃座の風防のドーム状となる部分を途中から切り落とし、「99式 旋回機銃」の射角を大きく広げた姿を再現しています
●タミヤ社製「一式陸上攻撃機 11型 山本長官搭乗機 (人形17体/塗装済み風防付き)」のキットをベースとした完成品モデルとなっています
●彩色済みの完成品モデルですので、パッケージから取り出して、主翼、プロペラ、垂直尾翼を取り付けるだけでディスプレイすることができます【 「三菱 一式陸上攻撃機」について 】
●「三菱 一式陸上攻撃機」は日本海軍の爆撃機です
●前身となった「96式陸上攻撃機」は卓越した飛行性能を有しながら、防御火器の貧弱さや、内部容積の不足による機外装備の多さなどから多くの犠牲を出し、その反省が「一式陸上攻撃機」に盛り込まれました
●「一式陸上攻撃機」は「葉巻型」の胴体を採用、キャビンを半埋め込み式とするなど空力的改良が図られ、内部容積と速度性能を確保、また、翼のほとんどを燃料タンクとすることで、出現当時では4発機しか不可能だった4,800キロに及ぶ航続距離を双発で実現しました
●「一式陸上攻撃機」は1941(昭和16)年、正式採用となり、太平洋戦争開戦直後にはフィリピンのアメリカ陸軍航空隊基地を爆撃で壊滅させ、マレー沖開戦でイギリス戦艦「プリンス・オブ・ウェールズ」と「レパルス」を葬り、海軍航空隊の悲願、航空機による戦艦撃沈を達成します
●しかし航続距離を延ばすために装備した翼の「インテグラルタンク」は「一式陸上攻撃機」のアキレス腱となり、防弾・消火装備が不十分なことから被害が拡大、連合軍からは1発で火が着く「ワン・ショット・ライター」の有り難くないあだ名を付けられる事となります
●その後、防弾・消火装備はある程度の改善が行われますが、後継機の「銀河」の登場が遅れたことから終戦まで海軍の爆撃任務を受け持ち、最終的には飛行爆弾「桜花」の発射母機として使われるなど、最後まで大きな犠牲を払わされました
●「一式陸上攻撃機」は爆撃任務以外にも哨戒や要人輸送といった長距離任務を担当しましたが、その中でも取り分け連合艦隊司令長官「山本五十六」が南方前線を視察中、ブーゲンビルでアメリカ戦闘機の待ち伏せを受け戦死したエピソードは、本機の持つエピソードの中でもひときわ悲劇的なものであると言えるでしょう
●昭和18年4月18日の早朝、日本海軍のラバウル基地から2機の一式陸攻が零戦6機を従えて飛び立ちました
・ 「1号機(機番323)」には連合艦隊司令長官である「山本五十六大将」、「2号機(機番326)」には参謀長の「宇垣纒中将」が搭乗、目的は最前線であるブイン基地への視察と将兵の激励でした
・ しかし日本側の暗号を事前に解読していたアメリカ軍は、16機のP-38ライトニングにより山本長官機一行を奇襲、ブーゲンビル島上空で2機を撃墜し、山本長官も機上で最期を迎えたのです
●このような悲劇的なエピソードを持つ「一式陸上攻撃機」ですが、航空機としては飛行性能以外にも生産性に優れ、戦時下の我が国で、大型機でありながら月産100機を維持するなど優秀機であったことは間違いありません
●「一式陸上攻撃機」は様々な点で航空機の可能性を導き出し、時代の先駆者として駆け抜けた機体として忘れてはならない1機です
【 「三菱 一式陸上攻撃機 11型 山本長官搭乗機」の製品内容について 】
●この「一式陸上攻撃機11型」の「山本長官搭乗機」を再現した完成品モデル
●タミヤ社製「一式陸上攻撃機 11型 山本長官搭乗機 (人形17体/塗装済み風防付き)」のキットをベースとした完成品モデル
・ 組立の手間少なく、1/48スケールのリアルな機体をコレクションのラインナップに揃えることができます
●「一式陸上攻撃機11型」の機体はプラスチック製パーツを主体に構成されているので、機体本体のライン、繊細な凹モールド、エッジ部分などがシャープに仕上げられており、かっちりとしたシルエットを演出、「一式陸上攻撃機11型」の持つ力強い機体が再現され、実感溢れる完成品モデルとして楽しむことができます
・ 機体全体にある主なパネルラインは繊細な凹モールドで再現、スミ入れ処理は適宜、強弱を考慮して施されています
・ 排気管のススなどの実感あるウェザリングが施されています
●前作「96式陸上攻撃機」で問題となった貧弱な防御火器を充実させ、速力を向上、機体容積を増した「一式陸上攻撃機11型」のフォルムを再現
・ パーツの接合ラインは目止め処理が施されており、ベテランモデラーをも唸らせる仕上がりとなっています
・ 巨大な機体を胴体と左右主翼、プロペラ、垂直尾翼に分割、同位体と主翼の接合部には丈夫な桁材が設けられ、ビス止めでがっちり固定できるようになっており、ビスの頭を隠す両面テープ付きの蓋が付属しています
・ 組立用の工具としてドライバーが付属しています
●太い葉巻型の胴体に、インテグラル燃料タンクを兼ねた主翼を組み合わせ、大出力の「火星11型」エンジンを双発で装備した「11型」を再現しています
・ カウリングは開口部が絞られて空力的に洗練され、スピナー装備の3翅プロペラを組み合わせた構成になっています
・ 「山本長官機」ほか、ソロモン諸島に展開した「一式陸上攻撃機」の特徴である尾部銃座のドームをカットし、「99式旋回機銃」の射角を大きく取った状態を再現しています
・ ループアンテナを始めとするアンテナ類が、繊細に成型されたパーツで付属し、あらかじめ機体各所に取り付け済みです
●「一式陸上攻撃機11型 山本長官搭乗機」の機体は日本海軍の標準的な洋上迷彩塗装を再現
・ 機体上面は暗緑色、機体下面は灰緑色で塗装されています
・ 主翼前縁の敵味方識別帯、脚庫内部、タイヤ、ホイール、オレオの伸縮部分なども塗り分けにて再現されています
・ プロペラに記された赤い二重線の危険表示、白縁付きの日の丸や機体番号「323」、コーションデータなどがパッドプリントにて再現されています
●コクピット部はクローズされた状態で再現
・ 各風防は透明度の高いクリアパーツで構成され、キャノピーの枠は彫刻で再現、枠部は機体色で綺麗に塗り分けされています
・ コクピット内部には各種シート、計器盤、操縦桿、フットペダル等が再現され、計器盤はパッドプリントにて細かく再現されています
・ 旋回機銃を始め、内部装備が細かく再現されています
・ 着座姿勢のフィギュア×5が付属、それぞれのシートに着座しています
・ 機内に配置されるフィギュアは「軍刀を手にする山本長官」「双眼鏡を手に周囲を警戒する偵察員」「操縦士」「副操縦士」「機銃手」となっています
●着陸脚は展開された「駐機状態」を再現
・ 着陸脚はタイヤ、脚柱、カバーが別パーツで構成され、「駐機状態」が再現されています
●整備兵のフィギュアが付属
・ 整備兵は白作業服(長袖/長ズボン/帽なし)、カーキ軍服(半袖/半ズボン/帽振り)、緑軍服(長袖/長ズボン/帽振り)の3種、各4体の計12体が付属
●「一式陸上攻撃機11型」の機体サイズ
・ 全長 : 416mm
・ 全幅 : 518mm
【 「三菱 一式陸上攻撃機 11型 山本長官搭乗機」のパッケージ内容 】
・ 一式陸上攻撃機11型 ×1 (搭乗員フィギュアは機内にセット済み)
・ 整備兵フィギュア ×12
●プラスチック製 彩色済完成品モデル
・ 主翼は、はめ込み後、ビスで固定する形で取り付けて下さい
・ 垂直尾翼、プロペラは、はめ込む形で取り付けて下さい