ミラージュ F.1C フランス空軍 第12航空団 第1戦闘飛行隊 カンプレー空軍基地 タイガーミート (1979年6月)
「ミラージュ F.1C フランス空軍 第12航空団 第1戦闘飛行隊 カンプレー空軍基地 タイガーミート (1979年6月) (完成品) (ファルコン モデルズ 1/72 Wings of Fame (現用機) No.FA726001 )」です
●「ミラージュ F.1C フランス空軍 第12航空団 第1戦闘飛行隊 カンプレー空軍基地 タイガーミート (1979年6月)」です
●1970年代のフランスを代表する単座型の戦闘機「ミラージュ F.1C」を1/72スケールで再現したダイキャスト製完成品モデル
・ 1979年の第19回タイガーミート参加機を再現した内容となっています
●彩色済みの完成品モデルですので、パッケージから取り出して、数点のパーツを取り付けるだけでディスプレイすることができます 【 「ミラージュ F.1」について 】
●「ミラージュ F.1」は、フランスの「ダッソー社」が開発した戦闘機です
●「ミラージュ 3」の離着陸距離の長さや、低空性能の悪さなどの「無尾翼デルタ翼機」形状に起因する欠点を克服し、新たな世代の戦闘機へと脱皮させるべく、1960年中頃から開発がスタートしました
●機体本体のレイアウトはほぼそのままに、無尾翼デルタ形状ではなく、後退角を持った高翼配置の主翼と通常の水平尾翼を持つオーソドックスな機体に生まれ変わった「ミラージュ F.1」は、1966年末に初飛行を行います
●短距離離着陸性能の向上や低空の機動性が大幅に改善された機体は、当初「シュペル・ミラージュ」と呼ばれましたが、後に「ミラージュ F.1」と改称されます
●1973年にはフランス空軍への配備が開始されましたが、当初の武装は機銃のみで、1976年より空対空ミサイルの搭載が可能となり、さらには「エグゾセ」対艦ミサイルの運用能力まで付加されます
●「ミラージュ F.1」は「ミラージュ 3」の更新機種として世界各国でセールスが進められましたが、同時期に出現したアメリカの「F-16 ファイティングファルコン」によりシェアを奪われ特にヨーロッパでは「ミラージュ 3」ほどの輸出は出来ませんでした
●しかし、中東やアフリカでは好調なセールスを記録し、最終的に約500機が輸出されました
●これらの輸出先は戦火が絶えないことから「ミラージュ F.1」は各地で実戦を経験しています
●イラン・イラク戦争ではイラク軍が装備した「ミラージュ F.1」がイラン軍の「F-4 ファントム」と互角の戦いを演じ、数機を撃墜したと記録されています
●後に新しい世代の戦闘機や、早期警戒機にサポートされた相手と対戦することが多くなり、ロートル化が目立ってきた「ミラージュ F.1」は一方的な敗北が多くなりましたが、それでも政情不安定な地域ではまだまだ一線機として活躍しています
●本国フランスでも「ミラージュ 2000」や「ラファール」などの新世代機の登場により、実際に運用されている機数は次第に減少しています
●後継として、ダッソー社が開発した「ミラージュ 2000」や「ラファール」が、再び「無尾翼デルタ」型式に戻ったため、この「ミラージュ F.1」はミラージュシリーズの異端児となりましたが、時代に1ページを残した機体として記憶される事でしょう【 「ミラージュ F.1C フランス空軍 第12航空団 第1戦闘飛行隊 カンプレー空軍基地 タイガーミート (1979年6月)」の製品内容について 】
●この「ミラージュ F-1C」の姿を再現したダイキャスト製完成品モデル
・ ヨーロッパで数年おきに開催される「虎」や猫科の動物のイラストをモチーフとする部隊が集う「タイガーミート」の参加機、1979年の第19回時に施されたマーキングを再現しています
・ 「フランス空軍 第12航空団 第1戦闘飛行隊」は、「タイガーミート」創設当初から参加している部隊です
・ 垂直尾翼とペントラルフィンが黄色と黒のタイガーストライプで塗装されています
●「ミラージュ F.1C」の特徴となるフォルムを再現
・ レーダー装備により尖った機首を持ち、エアインテークを両サイドに配置された「アター9」エンジン装備の機体、高翼配置に改められた主翼は鋭い後退角とドックツースを持ち、新たに装備された水平尾翼と対になる一枚の大型垂直尾翼など「ミラージュ F.1C」のシルエットを再現しています
・ 機体全体にある主なパネルラインは凹モールドで再現、スミ入れ処理は施されていません
●キャノピーは開閉させることが可能
・ キャノピーパーツはツーピースのクリアパーツで再現、後部風防がヒンジ可動で開閉します
・ パイロットシートと操縦桿が再現されています
●ランディングギアは差し替え式、パーツの差し替えにより「飛行状態」と「駐機状態」のいずれかを再現する事ができます
・ ギアカバーは「飛行状態」の物はワンピース、「駐機状態」の物はランディングギアと分割されたギアカバーギアカバーで構成されています
●機体は1970年代当時のフランス空軍制空塗装を再現
・ 機体は上面を鮮やかなブルー、下面をシルバーグレーで再現、インテーク上下は赤い縁取りが施されています
・ 国籍マーク類はハイビジ塗装です
・ フランス国籍マーク、機体番号、コーションデータのステンシル類、垂直尾翼とペントラルフィンを彩るタイガーストライプ、「スズメバチ」の部隊マークなどがタンポ印刷にて再現されています
・ コーションデータはフランス語で表記されるなど芸の細かい再現が光ります
●「ミラージュ F.1C」の機外兵装として
・ マトラR550 マジック 空対空ミサイル ×2
・ マトラR530 空対空ミサイル ×2
・ 胴体タンク ×1
が付属しており、所定の場所へと取り付ける事ができます
●飛行姿勢で飾る事ができる「ディスプレイスタンド」が付属【 「ミラージュ F.1C フランス空軍 第12航空団 第1戦闘飛行隊 カンプレー空軍基地 タイガーミート (1979年6月)」のパッケージ内容について 】
・ ミラージュ F-1C ×1
・ マトラR550 マジック 空対空ミサイル ×2
・ マトラR530 空対空ミサイル ×2
・ 胴体タンク ×1
・ ディスプレイスタンド ×1
●ダイキャスト製 彩色済完成品モデル
・ 一部プラスチックを使用している箇所があります
・ 主脚の交換、ミサイルなどの兵装の装着は機体にはめ込む形で取り付けて下さい