ドイツ 8.8cm Flak41 高射砲 + 砲兵6体
「ドイツ 8.8cm Flak41 高射砲 + 砲兵6体 (プラモデル) (ブロンコモデル 1/35 AFVモデル No.CB35067 )」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の高射砲「88mm高射砲 Flak41」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●88mm高射砲シリーズの最終進化形となる「88mm高射砲 Flak41」を再現、実物の持つメカニカルな構造と、独特の低シルエットが表現されています【 「88mm高射砲 Flak41」について 】
●ドイツ軍は1933年に「88mm高射砲 Flak18」を制式化、同砲は高初速と高い発射速度による優秀火砲であり、優秀な照準装置と射撃指揮装置、そして精密な信管調整装置により優れた対空能力を発揮しました
●1936年には砲身を分離式とした改良型「88mm高射砲 Flak36」が登場、1937年にはデータ計算装置を改良した「88mm高射砲 Flak37」が制式化され、この「88mm高射砲 Flak18/36/37」は、防空部隊の要として各地に配備されます
●一方、野戦部隊にも多くが配備されて部隊の防空任務に従事し、「88mm高射砲 Flak18/36/37」は火砲性能の優秀さと装甲貫通能力の高さから火力支援、対戦車戦闘にも活躍しました
●この優秀砲である「88mm高射砲 Flak18/36/37」シリーズに、更なる能力向上を図り、1941年に制式化されたのが「88mm高射砲 Flak41」です
●「88mm高射砲 Flak41」は、従来の「88mm高射砲 Flak18/36/37」シリーズの砲身長が56口径なのに対して74口径となり、初速が1000m/秒に向上、目標への到達速度と、最大射程が延長されています
●また、同砲は、対戦車戦闘などの野戦での使用が考慮され、高射砲としてはシルエットが極めて低くなっており、空陸の両用砲としての特徴を持っていました
●この「88mm高射砲 Flak41」は、その高性能により活躍が期待されましたが、その生産コストの高さと、生産工程の長さから生産は低調であり、終戦までに完成したのは1000門に満たない数でした
●生産数の少なさから、設計当時予想されていた野戦部隊への配備は少数に止まり、高射砲としての高性能から重要目標の防空用として配備されています
・ 「88mm高射砲 Flak41」は、生産の遅れから1943年頃から運用試験が実施されており、その戦場として選ばれたチュニジア戦線での写真が多く残されています【 「ドイツ 8.8cm Flak41 高射砲 + 砲兵6体」のキット内容について 】
●このドイツ軍の高射砲「88mm高射砲 Flak41」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●キットは、ブロンコ社の細部表現力と成型技術により「88mm高射砲 Flak41」をシャープかつディテール感豊かに再現、高射砲が持つメカニカルな構造が細かく表現された内容となっています
●「88mm高射砲 Flak41」は、射撃状態と牽引状態とを選択できます
●キットには高射砲兵のフィギュアが6体付属、同フィギュアはドラゴン社製「ドイツ高射砲クルー (WINTER 1943~45)」と同一のものとなっています
●「88mm高射砲 Flak41」は、「砲身部」「揺架」「砲架」「防盾」「架台」の5ブロックで構成されています
●砲身部は、前後方向に3分割式となっています
・ 砲尾の主要部は5パーツで構成されています
・ 閉鎖器は前後分割式で、開閉状態が選択できます
・ 砲身部は前後に可動します
●揺架は左右分割式で、内側のリベットなどのディテールが表現されています
・ 揺架前部の小防盾は薄く成型されています
●砲架は、左右各2ブロック、底板1ブロックの合計5ブロックで構成されています
・ 左右ブロックは、内側と外側のブロックで構成され、外側ブロックは基本躯体となるパーツに照準器、操作ハンドル、座席、データ計算機などを取り付けます
・ 照準器、データ計算機、信管調整装置は細分化されたパーツ構成により、その細部を再現
●防盾は、4ブロックで構成されています
・ 防盾パーツは薄く成型され、実物の薄さを再現
・ 照準器用の防盾扉はエッチングパーツで再現、開閉状態を選択できます
・ 防盾裏側のディテールはパーツ分割により表現されています
●架台は、各パネルを貼り合せる方式となっています
・ 接地パッドは別パーツにて再現
・ 設置用の杭は1パーツで構成、表面の穴が開口処理されています
●防盾の照準扉、各部のディテールなどを再現するエッチングパーツが付属しています
●アクセサリーパーツが付属しています
・ 砲弾3種 ×2
・ 砲弾箱 ×6
・ 砲弾ケース ×3
●高射砲兵のフィギュアが6体付属しています
・ このフィギュアはドラゴン社製「ドイツ高射砲クルー (WINTER 1943~45)」と同一のものです
●「88mm高射砲 Flak41」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されています
●砲弾箱、砲弾ケースの弾薬表示、データ計算機の表示板、キルマークなどを再現したデカールが付属しています
●2012年 完全新金型 (フィギュアランナーを除く)