ロシア 女性兵士休息セット 1939-42年 (4体入)
「ロシア 女性兵士休息セット 1939-42年 (4体入) (プラモデル) (ICM 1/35 ミリタリービークル・フィギュア No.35621 )」です
●第2次世界大戦前期におけるソ連軍の女性兵士3体と男性の指導将校1体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 「ソ連軍の女性兵士」について 】
●第2次世界大戦は、第1次世界大戦以上の総力戦となり、各国の軍隊では兵員の不足を補うために女性兵士の募集を行いました
●この女性兵士は、主に後方での通信、空軍基地やレーダー管制、本国での高射砲部隊などに配置され、余剰となった後方勤務の男性兵士を前線部隊へと補充する役目を担いました
●しかし、ソ連軍では事情が異なり、共産主義により平等化が進められ、女性も男性と同様に徴兵されるようになります
●この徴兵された女性兵士は、一般的に男性より体力が劣ってしまうことと、女性兵士の損失は将来的な人口減少と直結してしまうことから、他の国と同様にソ連においても後方任務が主流となっていましたが、「狙撃兵」「パイロット」などの専門兵科や通常の兵士として最前線で戦う兵士の存在も多く確認されています
●ソ連軍は第2次大戦の緒戦において多くの人員を喪失したことから、補充兵として男性・女性を問わず徴兵を積極的に実施します
●戦況が逼迫している戦区の女性兵士は、女性のみで構成される部隊や「労働者部隊」などの臨時編成部隊に編入、前線に投入され、通常の男性兵士と同様に戦闘行動をしました
●このように徴用した兵士の戦闘行動は、男性、女性共に十分な訓練を行う余裕が無く、そのため単純に突撃戦闘を繰り広げるという戦法を採ります
●もちろん、ドイツ軍から見ると、戦闘を行う兵士として男性、女性の違いはなく、必死で防御戦闘を勘行、女性兵士を含めたソ連軍兵士は多くの損害を出しています
・ 当時のドイツ軍の記録では「戦いが終わって戦場で倒れたソ連軍兵士を検分すると全員女性だったことが判明、その事実に将兵が衝撃を受けた」との記述が見られます
●しかし、戦局が次第にソ連側に有利になるにつれ、渋滞のような単純な人海戦術の頻度は少なくなり、前線においても主に補助的な役割を担うようになります【 「ロシア 女性兵士休息セット 1939~42年 (4体入)」のキット内容について 】
●この第2次世界大戦前期におけるソ連軍の女性兵士を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●フィギュア造形力の豊かなICM社によって女性兵士を再現、服の皺の表現、服の質感、ディテール、そして女性ならではの小柄で細身の体形など、インジェクションフィギュアとしてレベルの高い内容となっています
●戦線後方の野営地において、男性将校から指導を受けているシーンが表現されています
●野営地のシーンを再現可能な女性独特のアクセサリーが豊富に付属しています
●フィギュアの内訳は、女性兵士3体、男性将校1体の合計4体です
●フィギュアの服装は、「ギムナシチョルカ野戦服」を着用、女性兵士はブーツにスカート、略帽を被った状態、男性将校は乗馬ズボンにブーツ、将校帽を被った状態となっています
・ 襟の付いた「ギムナシチョルカ野戦服」は、1943年頃までの服装となります
●服の皺の表現はスケールに沿っており、ベルトのバックルや服の縫い目などの細部は、シャープかつ繊細にモールドされています
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成です
・ スカートと、男性将校の上着の裾の部分は前後分割式で、立体感在る造形となっています【 「ロシア 女性兵士休息セット 1939~42年 (4体入)」のフィギュアのポージングについて 】
●女性兵士フィギュアの1体は、立った状態で、片手を腰に付けているポーズ
●男性将校のフィギュアは、指導のために姿勢を正して立ち、片手で指差して大声を上げているポーズです
●女性兵士フィギュアの1体は、椅子に腰掛け、片肘を付きながら、片手でノートに何かを書いているポーズです
●女性兵士のフィギュアの1体は、給湯ポットを持ちながら、ゆっくりと歩いているポーズとなっています
●付属している装備品類
・ 将校帽 ×1
・ マップケース ×1
・ 拳銃ホルスター ×1
・ 木製テーブル ×1
・ 木製長椅子 ×1
・ レコードプレーヤー ×1
・ 給湯ポット ×1
・ ノート ×1
・ 洗濯紐固定木材 ×3
・ 洗濯物(ブラジャー ×2、ショーツ ×3、スリップ ×2)
など
●2012年 完全新金型
------------------------------------------【 「ロシア 女性兵士休息セット 1939~42年 (4体入)」のワンポイント 】
●キットには、洗濯物と洗濯紐を固定する木材がセットされていますが、洗濯ヒモ自体は含まれていませんので、細い金属線などで作製すると良いでしょう
●また、パッケージに描かれているように、洗濯バサミを追加すると、より雰囲気が増すものと思われます