サイバーホビー アメリカ陸軍航空隊 試作爆撃機 XB-35 1/200 Modern Air Power Series 2017 プラモデル

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アメリカ陸軍航空隊 試作爆撃機 XB-35

販売価格

2,200円 1,980円(税込)

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「アメリカ陸軍航空隊 試作爆撃機 XB-35 (プラモデル) (サイバーホビー 1/200 Modern Air Power Series  No.2017 )」です


●戦後のアメリカ空軍における試作重爆撃機「XB-35 フライングウィング」を1/200スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキット
 ・ 2重反転プロペラを装備する「XB-35」と、改良型で4翅プロペラを装備する「YB-35」を選んで組立てることができる内容となっています

【 「XB-35 フライングウイング 試作重爆撃機」について 】


●アメリカの航空機製造メーカーノースロップ社の社主「ジャック・ノースロップ」は、かねてより将来の航空機の形は主翼のみで構成される「全翼機」となるであろうと予言し、その実用の夢を抱いていました
 ・ 「全翼機」は、理論上、高速でかつ大容量の搭載が可能、しかも使用する金属が少ないため低コストで製造できるといった利点があると考えられていました

●第2次大戦中の1941年、当時のアメリカ陸軍航空隊が構想した超重爆撃機のトライアル候補として、ノースロップ社は全翼機型爆撃機の試作機会を得ることに成功します

●このトライアルは「10×10ボマー構想」と呼ばれ、10,000ポンド(約4.5トン)の爆弾搭載量と10,000マイル(約16,000キロ)の航続距離を持つ「超長距離爆撃機」で、大西洋を往復飛行し、アメリカ本土からヨーロッパの枢軸国を攻撃するという破天荒な計画に、「ノースロップ社」のほか「コンベア社」「ボーイング社」の3社がエントリーします

●ノースロップ社はこの「10×10ボマー構想」に、かねてからアイデアを暖めていた「全翼機」を提案、3分の1スケールの実験機「N-9M」をもって実証実験を行い、このデータを基に「XB-35」の試作へと進む事になります
●「XB-35」は全幅約52mにも及ぶ巨大な翼だけの機体に4基の「プラット&ホイットニー R-4360 レシプロエンジン」、そして4翅プロペラを2基組み合わせた2重反転式プロペラなど、「未来的」を通り越して「SF的」とも言えるフォルムでその姿を現します

●しかし、この全翼機の開発計画はすでに長期化の様相を見せており、「XB-35」は1946年6月に進空したものの、2重反転プロペラのギアボックスの不調を始めとする様々な問題に直面してしまいます
●結局、「XB-35」は1号機が19回、2号機が8回の飛行を行っただけで地上係留となってしまいます

●この後、計画は「YB-35」へとシフト、2重反転プロペラを通常のものに改めましたが、こちらではエンジン振動の問題と性能の低下に悩まされてしまい、結局トライアルの勝者はオーソドックスなデザインでまとめられたコンベア社の「B-36」が射止め、実用型全翼機の夢は潰えたかに見えました

●その後、「全翼機」の魅力を捨て切れないアメリカ空軍により、「YB-35」はエンジンをレシプロからジェットへ換装した上で「YB-49」として復活、実験機として運用されることになります
●「YB-49」はレシプロ機時代の構造をそのまま流用した事により、「XB-35」時代には無かった気流の乱れに起因する不安定性に悩まされる事となりますが、1949年には計画は停止、ここにノースロップが夢見た「全翼機」の歴史は、一時幕を閉じてしまいます

●しかしながら、この半世紀ほどの後に、「全翼機」構想は「ステルス性」という名前で開花、一躍軍用機産業のトレンドへと翔け上ります
●そして「フライ・バイ・ワイヤ」などの新技術の下、「全翼機」にも実用化の道が開かれ、「ジャック・ノースロップ」の夢は「B-2」爆撃機として結実するのですが、その影に「XB-35」に始まる一連の航空機が残した数々のデータが役立ったのは言うまでもありません


【 「XB-35 フライングウィング」の製品内容について 】


●この全翼型爆撃機「XB-35 フライングウィング」の試作実験機を再現した組立キット

●SF的なフォルムを持つ「XB-35 フライングウイング」の巨大な機体フォルムを1/200スケールの手ごろなサイズで再現
 ・ 全翼機ならではの大きな翼を広げた機体フォルムを、立体感あるパーツで再現しています
 ・ ドラゴン社製「YB-49 フライング・ウイング」のパーツを一部変更したバリエーションキットとなります

●「XB-35」のコクピット及び後部座席を先に組み立て、これを上下分割された本体に挟み込んだ後、エンジン、プロペラ、ランディングギア、キャノピー等を取り付ける形で「XB-35」を完成させます

●「XB-35」の機体は上下分割のパーツで構成
 ・ 1/200スケール感を損なわない程度のパネルラインが凹モールドで再現されています

●機体上に装備された4基のエンジンは機体とは別ブロック化したパーツで再現
 ・ エンジンナセル上の空気取り入れ口を別パーツ化、インテーク部分は開口された形状で再現されています
 ・ プロペラは「XB-35」の2重反転プロペラと、「YB-35」の4翅プロペラの2種類を用意、選択して組立てることができます
 ・ プロペラのブレードはエッジがシャープに再現され、スケールに準じたリアルな厚みが再現されています

●右翼端の「Y字形」のピトー管も繊細なパーツで再現されています

●ランディングギアは「飛行状態」「駐機状態」を選択して製作する事が可能
 ・ 主脚は「脚柱」「サポート」「ダンパー」で構成され、「ギアカバー」と一体になったブロック状のパーツに取り付けます
 ・ 主脚の支柱トラス部分は間が抜かれた状態で成型されています
 ・ タイヤはホイールだけではなくトレッドパターンも再現されています
 ・ ノーズギアのギアカバーは薄く再現されているだけでなく、裏側のリブまでも再現しています

●キャノピーはワンピースのクリアパーツで再現
 ・ パイロット席、後部座席のほかに爆撃手席や機体下部のバブル型小窓がクリアパーツで再現されています

●コクピットブロックは「フロア」「コンソール」「壁面」「後部隔壁」で構成されており、既存の航空機と一線を画する配置が細かな彫刻を施されたパーツで再現されています
 ・ 後部座席は「フロア」「シート」「内部機材」で構成され、戦闘機のような小さなキャノピーから見える部分がリアルに再現されています


●アメリカ国籍マーク、機体番号、ウォークライン等を再現したデカールが付属
 ・ デカールのプリントはカルトグラフ製


●2012年 新金型第2弾



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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