ソビエト 76mm 歩兵砲 w/クルー
「ソビエト 76mm 歩兵砲 w/クルー (プラモデル) (ズベズダ ART OF TACTIC No.6145 )」です
●「ソビエト 76mm 歩兵砲 w/クルー」です
●第2次世界大戦時におけるソ連軍の「76.2mm歩兵砲 M1927」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●ズベズダ社が展開する「ART OF TACTIC」の駒(ユニット)としても使用することが想定されており、砲と操作兵、固定用のベースを含めた内容となっています【 「76.2mm歩兵砲 M1927」について 】
●歩兵砲は、歩兵部隊の支援を行うための火砲で、主に直接照準射撃によって敵の防御拠点や機銃座を制圧する役割を持っています
●ソ連軍は各種火砲を重視しており、歩兵部隊用の火砲として迫撃砲を重要視していましたが、歩兵砲の開発と配備は積極的とは言えませんでした
●その中で、ソ連軍の唯一の歩兵砲とも言うべき存在が「76.2mm歩兵砲 M1927」で、従来に存在した歩兵砲の後継兵器として開発、1927年に制式化された火砲です
●この「76.2mm歩兵砲 M1927」は、徹底した簡素化が図られ、砲尾は砲身部に直接設けられていました
●また、同砲の最大の特徴が両側面に装備された大口径のタイヤで、これは緩衝材としてスポンジが中に詰められており、その大きさを利用して操作兵の盾代わりとしての役目も持っていました
●ただし、前述のようにソ連軍は歩兵砲をあまり重視しておらず、皮肉にも「76.2mm歩兵砲 M1927」を有効的に活用したのは同砲を捕獲したドイツ軍であり、ドイツ軍用の照準器などを装備して自軍の装備として使用しました

【 「ソビエト 76mm 歩兵砲 w/クルー」のキット内容について 】
●このソ連軍の歩兵砲「76.2mm歩兵砲 M1927」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●「76.2mm歩兵砲」を1/72スケールに沿った表現で再現、一体成型によりパーツ数を抑えながらも、ディテールやポイントを捉えた内容となっています
●キットを構成するパーツは、フィギュアを含めて23個で、15分程度で組み立てを完了することが可能、気軽にAFV模型を楽しみたい人、塗装の練習を行ないたい人、もしくはコレクションとして数を揃えたい人などに最適なキットです
●ズベズダ社のボードゲーム用の駒として製品化されたものですが、他社の同スケールのキットと並べても遜色無いディテールと、表現力を持っています
●操作兵を再現した2体のフィギュアが付属しています
●接着剤不要のスナップキットとなっています
■「76.2mm歩兵砲 M1927」について
●「76.2mm歩兵砲M1927」は、特徴的な防盾形状、短い砲身、単純な砲脚、大きなタイヤなどが表現されています
・ 防盾部は薄く成型されています
■操作兵のフィギュアについて
●フィギュアは、照準手1体と砲手1体の合計2体となっています
・ 照準手のフィギュアは、しゃがんだ姿勢で砲を操作しているポーズ
・ 砲手のフィギュアは、砲弾を両手で持って装填しようとしているポーズです
●各フィギュアのモールドは非常にシャープで、各種装備品は立体感在る造型となっています
●各フィギュアの服装は、開襟式の「ギムナシチョルカ」を着用、ゲートル履き、略帽を被った大戦初期の服装となっています
・ この服装は1943年頃まで見られました
●「76.2mm歩兵砲 M1927」と操作兵とを配置するベースが付属しています
●ウォーゲーム時に使用する「76.2mm歩兵砲 M1927」(チーム)のスペックを表示したカードと、旗のパーツが付属しています
●全23パーツ
【 「ソビエト 76mm 歩兵砲 w/クルー」のパッケージ内容 】
・ 76.2mm歩兵砲 M1927 ×1
・ 操作兵フィギュア ×2体
・ ユニット表示用の旗 ×1
・ スペックカード ×1
●2012年 完全新金型
-----------------------------------
【 「ズベズダ社 ART OF TACTIC」について 】
●同社が展開する第2大戦のボードゲーム(ウォーゲーム)「ART OF TACTIC」の駒(ユニット)として開発されたシリーズ
・ スケールモデル専門メーカーとして様々なキットを開発してきたズベズダ社のノウハウを、ベース付の駒にギュっと凝縮、パーツ数を抑えた手軽に作れるスケールモデルとしてプラモデルの楽しみを味わう事ができます
・ ボードゲームの駒として利用されることを前提としているため、戦車や歩兵、飛行機などでスケールが一貫していないから利用価値がないと思うのは大間違い、簡素な作りながらミニスケールモデルとしての完成度は十二分にあり、難しく複雑に考えることばかりがスケールモデルじゃないと、手にしたとき目から鱗が落ちる思いで気づくことでしょう