WW2 イギリス空軍機 中・後期標準塗装色
「WW2 イギリス空軍機 中・後期標準塗装色 (塗料) (GSIクレオス Mr.カラー 特色セット No.CS684 )」です
●イギリス空軍において「バトル・オブ・ブリテン」以降に採用された機体色3色を再現したカラーセット
●1941年以降からイギリス空軍において採用された「ダークグリーン」「オーシャングレー」「ミディアムシーグレー」塗装を再現する際に使用することができます【 「WW2 イギリス空軍の中・後期標準塗装」について 】
●第2次大戦当初、イギリス空軍の「戦闘機コマンド」「爆撃機コマンド」共に、機体上側側面に「ダークグリーン」と「ダークアース」を用いた迷彩塗装を採用していました
●この迷彩は機体が地上にある場合や低高度では有効でしたが、中高度以上ではかえって目だってしまい、「バトル・オブ・ブリテン」以降、イギリス空軍が反撃を開始した1941年には新たな迷彩が施される事になります
●新しくなった迷彩は、機体上面を「ダークグリーン」と「オーシャングレー」、機体下面を「ミディアムシーグレー」で塗装、終戦までこのパターンが使用されることになります
●「スーパーマリン スピットファイア」「ホーカー タイフーン」「デハビランド モスキート」「ホーカー テンペスト」などの機体にこの迷彩が施されました
●「WW2 イギリス空軍機 中・後期標準塗装」は次のような内容となっています
・C361 ダークグリーン (BS641) (3/4つや消し)
・C362 オーシャングレー (3/4つや消し)
・C363 ミディアムシーグレー (BS637) (3/4つや消し)
■セットされている各色について
・「ダークグリーン (BS641)」
第2次大戦以前から「ダークアース」と共に戦闘機、爆撃機の標準迷彩カラーとして使用されたカラーです
「ファイター・コマンド」では1941年8月15日以降は新迷彩色として「オーシャングレイ」を採用しましたが、塗り直しの手間を省くため、「ダークグリーン」はそのまま残されて使用されました
・「オーシャングレー」
1941年に新迷彩の研究が行われ、上側面色として様々なグレイが試されました
その結果、「ダークアース」に代わって「ファイター・コマンド」の標準迷彩色として採用された上側面色です
なお、新迷彩を採用した当初は、このカラー不足を補うため、「ミディアムシーグレイ」の使用も認められていました
・「ミディアムシーグレー (BS637)」
1938年以降、機体の所属を明らかにするために胴体に記入されたコードレター用として使用されていたカラーです
1941年には「ファイター・コマンド」の新迷彩の下面色として採用されています
なお、新迷彩が採用された直後、「オーシャングレー」の不足を補うために用いられた「ミックスドグレイ」は、このセットに入っている「ミディアムシーグレー」と「つや消しブラック(C-33)」を7:1の割合で混色して作成できます
●カラーは小さめの模型に塗ると暗い感じで仕上がります、適宜「ホワイト (白) 」「つや消しホワイト」などを少量加えて調整して下さい【 「Mr.COLOR 特色セット」について 】
●「Mr.COLOR 特色セット」は、戦車、飛行機、艦船などで使用された専用色を忠実に再現したカラーセット
・ 頻繁に使用するカラーを中心に再現されており、面倒な調色を行うことなく手軽に再現することができる塗料セットです
●「Mr.COLOR 特色セット」は「Mr.カラー」ベースの塗料となっており、色のバランス、つやのバランスよくモデルにリアルな質感を与える事ができます
●「Mr.COLOR 特色セット」は「Mr.カラー」「Mr.カラーGX」「Mr.カラー スプレー」と同じ性質の「ラッカー系塗料」となります
・ 「Mr.COLOR 特色セット」同士はもちろん、「Mr.カラー」「Mr.カラーGX」「Mr.カラー色の素」「ガンダムカラー(単色)」や「ガンダムカラー (BOX)」「ガイアカラー」などのラッカー系塗料と互換性がありますので、共に混色したり、ないカラーを補完したりすることができます
(水性ホビーカラーとは混ぜ合わせて調色を行うことができません)
●塗料の希釈(薄め)の目安
・ エアブラシによる吹き付け塗装の際は、塗料「1」に対して「Mr.カラーうすめ液」などの溶剤を「2~3」の割合で薄めて下さい
・ 筆塗り塗装の際には塗料「1」に対して「Mr.カラーうすめ液」などの溶剤を「1」の割合で薄めて下さい
・ 乾燥スピードが早いので、筆塗りの際には「Mr.リターダーマイルド」をご利用されることをおすすめします
・ 希釈濃度はひとつの目安ですので、気温・湿度だけでなく、塗りやすさ、発色の好みがございますので、各自で調整し、お好みの希釈濃度でご利用下さい
●「光沢色」を「つや消し」にしたい場合には、「つや消し剤 (フラットベース) (C-30)」を「10~20パーセント以上」、「半光沢」を「つや消し」にしたい場合には「つや消し剤 (フラットベース) (C-30)」を「5~10パーセント以上」混ぜて下さい
●溶剤・洗浄には必ず模型用に調整された専用の「シンナー」をご利用下さい
・ Mr.カラー シンナー
・ G-color 溶剤シリーズ (T-01 ラッカー系溶剤)
・ ガイアノーツ G-color 溶剤シリーズ (T-04 ツールウォッシュ)
・ ガイアノーツ G-color 溶剤シリーズ (T-06 ブラシマスター)
・ ガイアノーツ G-color 溶剤シリーズ (T-07 モデレイト溶剤)
・ タミヤ ラッカー溶剤
など【 「WW2 イギリス空軍機 中・後期標準塗装色」の製品仕様 】
●各10ml入り
●塗り面積の目安 : 0.1平方メートル (3回塗り)
●品名:合成樹脂塗料(いわゆる「ラッカー系塗料」に分類されます)
●第4種第1石油類 (火気厳禁)
●成分 : 合成樹脂(アクリル)、顔料、有機溶剤
●用途
・ プラスチックモデルなどの各種模型工作
・ アート・工作
など
●適応素材
・ スチロール
・ アクリル
・ 塩化ビニール樹脂
・ 木
・ 石膏
など
●ABS製パーツに使用すると、塗料の浸透によりパーツが割れる事がございます、ご注意下さい
●ご利用の前にはパッケージに記載されている取り扱い説明をよくお読み頂いた上、ご使用になって下さい 【 「WW2 イギリス空軍機 中・後期標準塗装色」のパッケージ内容 】
・C368 スカイ (BS381C/210) (3/4つや消し)
・C369 ダークアース (BS381C/450) (3/4つや消し)
・C370 エイザーブルー (3/4つや消し)
計3本セット
●このカラーセットは、実機のカラーを忠実に再現し、小さい模型に塗ると暗く仕上がってしまいますので、スケールに応じて「ホワイト (C-1)」または「ライトグレー (C-324)」を少量加えて明るめに調整して下さい