ソビエト UAZ-469 ATV ツンドラ
「ソビエト UAZ-469 ATV ツンドラ (プラモデル) (トランペッター 1/35 AFVシリーズ No.02327 )」です
●1970代から1990年代におけるソ連軍の小型4輪駆動車「UAZ-469」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●ソ連軍の小型車輌を代表する存在である「UAZ-469」を再現、ソ連軍車輌らしい質実剛健なフォルムが表現されています【 「UAZ-469」について 】
●第2次世界大戦時においてソ連軍はアメリカ、イギリスから大量の車輌を供与されており、これらの車輌は軍の機械化に貢献しました
●これらの車輌の中で、特にソ連軍が注目したのがアメリカの小型4輪駆動車「ジープ」で、4輪駆動式による高い不整地走行性能と、使い勝手の良さから将兵から高い評価を受けました
●ソ連軍は、この「ジープ」に惚れ込み、そのコピー版である「GAZ-67B」を生産、しかし戦争が終結するとオープントップ式の同車はロシアの過酷な気候に適さず、密閉式(ただし、キャンバストップ式)の構造を持った「GAZ-69」が登場します
●この「GAZ-69」の後継車として1972年に開発されたのが「UAZ-469」です
●「UAZ-469」では、「GAZ-69」よりも車体を延長、側面のドアも2ドアから4ドアに変更されており、荷物の積載能力を重視したそれまでのタイプと比べて、人員の輸送力が重視された構造となっています
●この「UAZ-469」は、「GAZ-69」と同じくキャンバストップ式のルーフですが、車体の構造はより密閉度の高いものとなっており、寒冷地や砂漠地帯に対応する能力が向上しています
●エンジンは2450cc、75馬力のガソリンエンジンを搭載、乗員を含めて7名の人員、もしくは600kgまでの積載量を持っています
●「UAZ-469」は、1990年まで生産されましたが、その後もチェコでライセンス生産がされており、民間用としては「ツンドラ」という名称で販売が行われています
●軍用型及び民間型の「UAZ-469」は、ソ連の軍用車らしくタフで頑丈、そして電装設備も最小限のためにこのような箇所の故障も少なく、現在においても広く使用されています【 「ソビエト UAZ-469 ATV ツンドラ」のキット内容について 】
●このソ連軍の小型4輪駆動車「UAZ-469」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●トランペッター社のスタンダードな表現力により「UAZ-469」を再現、高い成型技術によりボディは一体で成型、逆に各部のディテールは細分化されたパーツで構成されており、ソフトスキン車輌としてのボディ形状と細かな造りが表現された内容となっています
●「UAZ-469」は、「シャーシ」「エンジン」「ボディ」の3ブロックで構成されています
●シャーシのメインフレームは一体成型となっています
・ 前部のディファレンシャルは7パーツ、後部のデファレンシャルは4パーツで構成
・ リーフ式サスペンションは1パーツで構成されています
・ 後部のバンパーはエッチングパーツを曲げて作製します
・ タイヤはホイール部とゴムの部分とが別パーツとなっており、ゴムの部分はラバー製です
●エンジンは、24パーツで構成され、細部ディテールが再現されています
・ ラジエターは6パーツで構成、エンジン側のメッシュはエッチングパーツにて再現
・ クラッチ、トランスミッションがパーツ化
●ボディはフロントグリルを含めて一体成型されており、ボンネット、後部パネルは別パーツです
・ エンジンルームとの隔壁部分は別パーツで、エンジンルーム側に装備されるバッテリーなどの装備がパーツ化されています
・ フロントグリル裏側のメッシュは、エッチングパーツにて再現
・ 側面の各ドアは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ 運転席部分は、各種レバー、ペダル類がパーツ化
・ メーターを再現するデカールが付属しています
・ 前照灯、尾灯のガラス部を再現するクリアーパーツが付属
●フロントウィンドーは枠とウィンドーが一体成型されたクリアーパーツとなっています
・ ワイパーは別パーツです(成型色パーツ)
・ サイドミラー、バックミラー、ウィンドー固定具などがパーツ化
●展開した状態の幌パーツが付属、荷台部分のオープン・クローズを選択して作成することが可能です
●ドアのウィンドー、フロントウィンドー、前照灯のガラス部などを再現するクリアーパーツが付属
●フロントグリルやラジエターのメッシュ、後部バンパーなどを再現するエッチングパーツが付属しています
●「UAZ-469」のマーキングとして、3種類の塗装例が説明書に記載されており、その塗装例に基づく国籍マークを再現したデカールが付属しています
●2012年 完全新金型