マチルダ戦車
「マチルダ戦車 (プラモデル) (エアフィックス 1/76 AFV No.A01318 )」です
●「マチルダ戦車」です
●第2次世界大戦時におけるイギリス軍の歩兵戦車「マチルダ 2」を1/76スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●強力な防御力により枢軸軍にとって脅威となった歩兵戦車「マチルダ 2」を再現、独特の足周りと小型の砲塔を持つ特徴的なフォルムが表現されています【 「歩兵戦車 マチルダ 2」について 】
●イギリス軍は、第2次世界大戦前において戦車の開発を、防御力を重視した「歩兵戦車」と、機動力を重視した「巡航戦車」という2種のカテゴリーに分けて行うことを決定します
●この開発方針に基づいて最初に登場した歩兵戦車が「マチルダ 1」(「歩兵戦車 Mk.1」)でしたが、同戦車は機銃装備の小型戦車であり、この「マチルダ 1」を拡大発展版となるのが「マチルダ 2」(「歩兵戦車 Mk.2」)です
●この「マチルダ 2」は、当時の戦車としては極めて重装甲となる最大装甲厚78mmを誇り、対峙するドイツ軍戦車部隊は苦戦を強いられました
●特に「マチルダ 2」が活躍したのが北アフリカ戦線であり、当初のイタリア軍相手には無敵を誇る戦い振りを見せ、「砂漠の女王」(この「女王」はチェスの「クイーン」を示したものです)という異名を持ちました
●同戦線に参戦したドイツ・アフリカ軍団においても戦車戦では「マチルダ 2」に対抗できる戦車はなく、苦肉の策として「88mm高射砲」を対戦車兵器として使用、この「マチルダ 2」と「88mm高射砲」の戦いは同戦線の戦いを印象付けるものとなりました【 「マチルダ戦車」のキット内容について 】
●このイギリス軍の歩兵戦車「マチルダ 2」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●エアフィックス社の1/76シリーズの初期のフォーマットに則り「マチルダ 2」を再現、ディテール表現では現行フォーマットのキットには至りませんが、同社らしい模型としての省略とポイントの捉えかた、立体感のあるモールドなど、「マチルダ 2」の特徴がミニスケールに沿って表現された内容となっています
●「マチルダ 2」は、「砲塔」「車体」の2ブロックで構成されています
【 砲 塔 】
●砲身は一体成型となっています
・ 防盾は1パーツで再現
・ 同軸機銃がパーツ化
・ 防盾は完成後も上下可動式とすることができます
●砲塔は左右分割式で、天板は別パーツとなっています
・ 天板部にはペリスコープやベンチレーター、側面には吊り下げフック、ピストルポートなどがモールドされています
・ 車長キューポラ、車長ハッチは別パーツです
・ 装填手ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ 側面のスモークディスチャージャーは1パーツにて再現
・ アンテナ基部がパーツ化
【 車 体 】
●車体は、各パネルを貼り合せる箱組み方式となっています
・ 操縦手ハッチは別パーツで、開閉状態を選択できます
・ エンジンデッキの装甲ルーバーはモールドで再現され、最側面部は別パーツとなります
・ 車載工具類は車体上部パーツにモールドにて再現
・ 排気管は本体部分と左右の導入管で構成されています
・ 予備燃料タンクは上下分割式
・ 前照灯がパーツ化
【 足周り 】
●転輪、誘導輪は一体成型、起動輪は左右分割式で、これを装甲スカート部で挟み込む方式となります
・ サスペンションは車体側面、装甲スカート部にモールドにて再現
・ 履帯はラバー製のベルト式履帯が付属しています
【 塗装とマーキング 】
●「マチルダ 2」のマーキングとして、2種類の塗装例が説明書に記載されています
・ オーストラリア陸軍 第4機甲連隊 B中隊 (南太平洋 / 1942年)
・ イギリス陸軍所属 (エル・アラメイン / 1942年)
●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、部隊マーク、車体番号、車台番号、パーソナルネームなどを再現したデカールが付属しています
・ デカールのプリントはカルトグラフ社製
●再販アイテム