ドイツ戦車兵 アフリカコープ
「ドイツ戦車兵 アフリカコープ (プラモデル) (ミニアート 1/35 WW2 ミリタリーミニチュア No.35141 )」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍のアフリカ軍団の戦車兵5体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット 【 「アフリカ軍団の戦車兵」について 】
●1941年初頭、エジプト方面に進攻したイタリア軍が敗北、隣国のイタリア領リビアを失うことでイタリアが枢軸同盟から離脱してしまうことを恐れた「ヒトラー」は急遽、ドイツ軍を派遣することを決定します
●開戦前よりドイツ軍は北アフリカの地での戦闘は想定していなかったため、車輌はジャーマングレーの塗装のまま、戦車兵の服装も黒い「パンツァージャケット」を着用した状態で戦線に投入されます
●このような濃い色の塗装や服装は、同地においてカモフラージュの役割を果たせず、生地の厚い「パンツァージャケット」は気候的にも不向きで、第1次世界大戦時のアフリカ戦の服装をベースとした熱帯服が急いで生産され、同戦線用として支給されました
●ヨーロッパ戦線において戦車兵はエリート部隊として歩兵とは異なる服装となっていましたが、北アフリカ戦線では戦車兵も歩兵も同じ服装が用いられ、識別点は上着の下襟部分に戦車兵を示す「髑髏」の徽章の有無程度となっています
・ チュニジア戦から参戦したドイツ第10戦車師団では、台座が黒で、ローズピンクの兵科色で縁取られた戦車兵徽章が上襟につけられていました
●砂漠では昼夜の温度差が激しく、気温が下がる夜と朝にはコートが手放せない程でしたが、日中は40度を超える灼熱となり、作業時にはシャツ姿や上半身裸の状態が多かったようです
・ 記録フィルムで良く目にする、戦車の装甲板で「目玉焼き」を焼いているシーンは、砂漠が暑いことを演出するための「ロンメル将軍」の仕業であり、これは見えないように下からバーナーを当てて撮影されています
【 「ドイツ戦車兵 アフリカコープ」のキット内容について 】
●このドイツアフリカ軍団の戦車兵5体を再現したプラスチックモデル組立キットです
●炎天下、戦線後方において戦車の整備中のシーンが表現されています
●パッケージに描かれているように、「3号戦車(短砲身50mm砲搭載型)」と組み合わせることにより、整備中のシーンを表現することができます
・ 「3号戦車(短砲身50mm砲搭載型)」以外の戦車の場合には、フィギュアの改造が必要となります
●ドイツアフリカ軍団のインジェクションフィギュアは、数少ない貴重な存在であり、前述のように無改造で戦車とのジオラマシーンを作製したり、戦線後方での他の車輌の整備や休憩中のシーンなど様々に転用できるポージング内容となっています
●服装は、上半身が裸で、半ズボンを着用、略帽もしくは熱帯帽を被っている姿です
・ 熱帯帽は、北アフリカ戦の初期において使用されたものであり、耐弾性がないために次第にその使用は後方部隊に限られて行きました
・ この熱帯帽を使用している戦車兵は、一般的には「エル・アラメイン戦」までと思われます
●服の皺の表現はスケールに沿っており、服の縫い目などが繊細なモールドで彫刻されています
・ ミニアート社特有の細かな皺の表現により、熱帯服の素材感が演出されています
・ 肌の部分は、筋肉質で引き締まった状態となっています
●フィギュア本体は、頭部、胴体、両腕、両足に分割されたパーツ構成となっています
【 「ドイツ戦車兵 アフリカコープ」のフィギュアのポージングについて 】
●フィギュアの1体は、立った姿で佇んでいるポーズ
・ 左手は、負傷のためか包帯を巻いています
●フィギュアの1体は、砲塔側面のハッチから出てきたポーズで、ハッチドアを両手で持っています
●フィギュアの1体は、車外に立ち、クリーニングロッドを両手で持って砲身を洗浄しているポーズです
・ クリーニングロッドのパーツは付属していません
●フィギュアの1体は、砲塔前部に腰を下ろし、同軸機銃の銃口部分を交換しているポーズです
・ 防暑のためにスリッパを履いています
●フィギュアの1体は、戦車上において片手で砲身を持ち、片手でクリーニングロッドを持って砲身を洗浄しているポーズとなっています
「付属するアクセサリー類」
●付属している装備品類
・ 熱帯帽 ×3
・ 略帽 ×2
●2012年 完全新金型