ガリレオ出版 グランドパワー 2013年8月号 月刊 グランドパワー 231 雑誌

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グランドパワー 2013年8月号

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「グランドパワー 2013年8月号 (雑誌) (ガリレオ出版 月刊 グランドパワー  No.231 )」です

 (2013年6月27日発売)

【 「グランドパワー 2013年8月号」について 】


【 特集 】日本陸軍「89式中戦車」
●第1次世界大戦におけるヨーロッパでの戦いにおいて世界最初の近代戦車が登場、戦車を生産していたイギリス、フランス以外の世界各国は、大戦終結後すると積極的に戦車の獲得に乗り出します

●帝国陸軍でも、イギリス、フランスから戦車を購入して、戦車技術の導入と運用方法の研究などが行われました

●しかし、このような購入戦車は第1次世界大戦での余剰戦車が多く、機動性能においても歩兵部隊に追従する能力に欠けており、帝国陸軍の用兵に合った国産戦車が望まれました

●ところが、1920年代における世界恐慌の煽りを受けて軍事費は削減、帝国陸軍は兵力が減らされましたが、中国での勢力拡大を図る帝国陸軍にとって軍の機械化は必須であり、その苦しい台所事情の中、国産戦車の開発が進みます

●1925年、国産初の戦車として「試製1号戦車」が登場、ただし、この戦車は武装などの様々な要素を盛り込み過ぎたために当初の目標重量を大きく超えてしまい、その開発の経験を活かしながら当時の戦車技術の粋を集めた形で1929年に開発されたのが「89式軽戦車」です
●この「89式軽戦車」は、その後の戦車を「軽戦車」「中戦車」「重戦車」という3つのクラスに分類する過程において「89式中戦車」へと変更、国産初の制式戦車として中国大陸を中心に活躍を果たしています

●今号では、この「89式中戦車」を特集、その開発の経緯から各部の仕様、実戦での運用などについて詳細に解説します

●「89式中戦車」は当初、ガソリンエンジンを搭載しており、これが戦訓や燃費の問題からディーゼルエンジンへと変更され、ガソリンエンジン搭載型は「甲型」、ディーゼルエンジン搭載型は「乙型」に区分されました
●また、生産途中において車体の大幅な形状変更が行われ、更に車体とは違う時期に砲塔も変更されており、日本戦車ながら同車の詳細は以外にも知られていません
●本書では、その「甲型」「乙型」の違いや、形状の変化の推移、主砲の変更など順を追って解説、以外に資料に恵まれなかった同車に関しての貴重な資料本です
●そして、特集ページの後半では「89式中戦車」の写真集を掲載、国産初の制式戦車として日本の戦車史に欠かすことができない同車の詳細を把握することができる一冊となっています


【 「グランドパワー 2013年8月号」の内容目次 】


●アフガニスタン2012
●カラーで見る「89式中戦車」
●日本陸軍「89式中戦車」
 ・ 「89式中戦車甲型写真集」
 ・ 「89式中戦車乙型写真集」
●ドイツ軍の「RSO牽引車」

【 「グランドパワー 2013年8月号」の内容について 】


■巻頭カラーページ(16ページ)
●「アフガニスタン2012」として、アフガニスタンにおいて実際に行動中のアメリカ海兵隊を中心としたAFVの写真を掲載
●貨物輸送用無人機「K-Max」、無人機「RQ-20A」、「RQ-7 Shadow200 TUAS」の写真も収録されています
●後半は、陸上自衛隊の土浦駐屯地において可動状態で現存している「89式中戦車」の写真を収録、可動状態とするために取り外されたエンジンの写真も収められています

■日本陸軍「89式中戦車」(101ページ)
●最初に、「89式中戦車」の誕生までの軌跡を、最初の国産戦車「試製1号戦車」から、「89式中戦車」に強い影響を与えた「ビッカース Mk.C戦車」、試作型である「89式軽戦車」などを解説、開発までの経緯と経過、主砲、機関銃、エンジン、装甲など各部の開発状況が詳細に収録されています
●初期における生産状況と、配属、上海事変での戦訓による改良、狙撃砲の搭載などについても解説、砲塔形状の変遷や、搭載するエンジンの変更、「甲型」と「乙型」の違いについても述べられています
●後半は、以下の当時の文書が収録されています
 ・ 昭和12年/戦車第2連隊編「89式中戦車教程」
 ・ 昭和14年/陸軍戦車学校「89式中戦車(乙)教程」
 ・ 昭和3年「軽戦車設計要領書」
 ・ 昭和14年「兵器緒元表」
 ・ 昭和16年「火砲竣工試験必携」
 ・ 昭和7年「九一式車載軽機関銃防弾器」
 など
●巻末には、「89式中戦車甲型」と「89式中戦車乙型」の写真を収録、演習中の風景やスナップショット、上海事変や日中戦争、太平洋戦争時の戦場写真なども収められており、同車を知る貴重な写真集となっています

■ドイツ軍の「RSO牽引車」(26ページ)
●独ソ戦においてドイツ軍は、雪解けの泥濘期などにおいてロシアの軟弱な土地に苦しめられました
●本来、硬い地面の筈の道路は水を含むと泥の道と化し、装輪車ではまったく走行できない状態となります
●これにより、ドイツ軍は泥濘地でも支障なく走行可能な車輌の開発を急ぎ、半装軌式の車両「s.W.s.」とともに全装軌式の「RSO」(東部戦線向け装軌式牽引車)が登場しました
●この「RSO」牽引車を特集、シャシー、機関系、足回り、乗員キャビン、燃料システム等の構造を詳細に解説します
●簡易生産型の「RSO/02」、エンジンを変更した「RSO/03」の派生型、専用トレーラーなども紹介します
●生産状況、部隊配備についても解説、巻末には「RSO」牽引車の戦場写真が収録されています


【 「グランドパワー 2013年8月号」の奥付 】


●版型 : B5版
●全144ページ / モノクロ写真146枚、カラー写真27枚収録
●発行日 : 2013年8月1日
●ISBNコード : 4910135010835



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