アオシマ 日本海軍 水上機母艦 瑞穂 1/700 ウォーターラインシリーズ 550 プラモデル

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日本海軍 水上機母艦 瑞穂

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2,420円 2,178円(税込)

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「日本海軍 水上機母艦 瑞穂 (プラモデル) (アオシマ 1/700 ウォーターラインシリーズ  No.550 )」です

●「日本海軍 水上機母艦 瑞穂」です

●太平洋戦争時における帝国海軍の「水上機母艦 瑞穂」を1/700スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●水上機の母艦として、新造式で建造された「水上機母艦 瑞穂」を再現、ディーゼルエンジンの搭載により大型の煙突を持たず、船体後部に大型のデリックを配置した特異なシルエットを再現した内容となっています

●アオシマ社製「日本海軍 水上機母艦 千歳 SD」をベースに、「瑞穂」を再現するために航空機甲板、艦橋の甲板部、天蓋などを新規パーツへと変更したバリエーションキットとなります

【 「水上機母艦 瑞穂」について 】


●帝国海軍は、第1次世界大戦時におけるドイツ領「チンタオ」の攻撃で初めて水上機を使用、航空機の能力を有効に利用しました
●その後、航空母艦による艦上機の運用が開始されましたが、帝国海軍では水上機の能力を高く評価しており、水上機母艦の建造(改造)に積極的でした
 ・ 当時は、航空機の過渡期であり水上機と陸上機(艦上機)の性能の差はほとんどありませんでした

●このような水上機母艦は、主に輸送船などの船舶をベースとした改造により作られていましたが、民間船を利用しているため低速で防御力も弱く、艦隊行動に追従するには辛いものがあり、専用の艦の建造が切望されることになります
●そこで、1933年の建艦計画において、水上機母艦の専用船として建造が決められたのが「水上機母艦 千歳型」2隻と、その準同型艦となる「水上機母艦 瑞穂」です

●この「千歳型 水上機母艦」は、排水量11,000tの大型艦で、船体内に格納庫を設けたことにより水上機28機(補用を含む)を搭載する能力を持ち、最大速度も29ノットと、従来の改造形式の水上機母艦よりも大幅に性能が向上しているのが特徴です
●「瑞穂」は、「千歳型」をベースに機関をディーゼルエンジンのみとしたもので、ボイラーを持たないことから大型の煙突を装備しておらず、この点が「瑞穂」の一つの識別点となっています
●また、「千歳型」が航空機甲板上に大型の天蓋を持つのに対して「瑞穂」ではデリックの上部のみの小型の天蓋へと変更されています

●「水上機母艦 瑞穂」は1939年に竣工、竣工後は第4艦隊旗艦として配備されました
●ただし、同艦のディーゼルエンジンは不調が続き、故障が頻発、そのため「瑞穂」は、修理のために入梁を繰り返し、ようやく実用化の目途が付いたのは1941年の太平洋戦争直前でした
 ・ 「瑞穂」はディーゼルエンジンの実験艦という役目も持っており、同艦の機関の不調により大型艦のディーゼルエンジン化は中止されることとなります

●太平洋戦争が開戦すると、「瑞穂」は南方へと進出、その搭載航空機の能力を活かして蘭印方面の各攻略作戦の支援任務に従事します
 ・ この攻略作戦時において「瑞穂」は空戦能力に優れた「零式水上観測機」を10機以上搭載しており、これらの機は艦隊の防空と偵察などを行い、貴重な航空戦力となっています

●1942年4月、「瑞穂」は再び機関の修理を受けるために横須賀の海軍工廠に入梁、この修理によって本来の性能である22ノットの速力が発揮できるようになりました

●同年5月、横須賀を出航し、広島の柱島への回航の際、御前崎沖においてアメリカ潜水艦の雷撃を受け、1本の魚雷を被弾してしまいます
●この魚雷による被害は甚大で、機関室が浸水して航行が不能、更に航空機用の燃料が引火を起こし火災も発生しました
●懸命の復旧作業により火災は鎮火したものの、浸水を止めることができずに総員退艦が命ぜられ、「瑞穂」は乗員の目前においてその姿を消して行ったのでした

日本海軍 水上機母艦 瑞穂の商品画像

【 「日本海軍 水上機母艦 瑞穂」のキット内容について 】


●この帝国海軍の水上機母艦「瑞穂」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●アオシマ社のウォーターラインシリーズのフォーマットに沿って水上機母艦「瑞穂」を再現、リニュアル版に相応しく、船体上の細かな造りが表現された内容となっています

●また、スライド式金型による「クレーン」「カタパルト」の成型などディテール表現を重視しながらも、一方で、他のウォーターラインシリーズのキットに合わせた表現方法を考慮しており、舷窓の雨樋表現などはスケールに沿った控えめなもので仕上げられています

●艦体喫水線までが再現されたウォーターラインモデルです


●「水上機母艦 瑞穂」は、上甲板及び船体部の上下分割のパーツで構成されています
 ・ 艦体部は一体成型のパーツで構成され、下部のバルジ、舷側の舷窓、フェアリーダー、梯子などが再現されています
 ・ ウォーターラインモデルに欠かせない船体下を塞ぐ平らな船底パーツが付属、オモリとなるバラストも付属しています

●上甲板は、甲板上の滑り止め、リノリウム貼りの境界に合わせて前後方向に5分割式となっています
 ・ 甲板上には、アンカーチェーン、リノリウム押さえ表現、滑り止め、航空機軌条、カタパルト台座、リール、ボラードなどがモールドで再現されています
 ・ 船体後部の雛壇式の航空機軌条部分は別パーツです

●上甲板上の構築物となる「艦橋部」「高角砲部」「カタパルト部」「デリック部」「エレベーター部」などを個別にブロック化して構成、それぞれを甲板上に取り付けて完成させます


「水上機母艦 瑞穂」の艦上の構造物は下記のようなパーツで構成されています
●艦橋
 ・ 艦橋は3層で構成され、各層は各パネルを貼り合せる箱組み方式です
 ・ トップの測距儀、防空指揮所が別パーツにて再現
 ・ 艦橋構造物には、舷窓、扉などが彫刻されています
 ・ 艦橋甲板にはリノリウム押さえのモールドが再現
 ・ 艦橋窓、側面の張り出し部の窓枠はクリアーパーツとなっています
 ・ 艦橋部分を構成する、60cm信号灯×3(クリアーパーツ)、方位測定器、12.7cm連装高角砲×2、25mm連装機銃×4、1.5m測距儀×2、双眼鏡、救命具などがパーツ化されています

●メインマスト
 ・ メインマストは三脚檣型で、4分割式となっています
 ・ メインマストはトラス構造が再現

●後檣
 ・ 後檣は三脚檣型で、前後分割式です
 ・ 後檣下部にはトラス構造を再現

●天蓋
 ・ 前後の天蓋は上下分割式で、上部には各ブルワーク、スポンソンが一体成型されています
 ・ 天蓋の方位測定器、25mm連装機銃×6、60cm信号灯×2(クリアパーツ)、110cm探照灯×2(クリアーパーツ)がパーツ化

●デリック
 ・ 天蓋の支柱を兼ねるデリックの基部は、左右分割式となっています
 ・ デリックは、側面のトラス構造だけではなく、スライド金型により上面のトラス構造も再現

●エレベーター
 ・ 船体後部のエレベーターは、下部のエレベーター壁面がパーツ化されており、エレベーターを上げた状態と、下げた状態とを選択できます

●カタパルト「呉式 2号5型射出機」 ×4
 ・ カタパルトはスライド式金型による一体成型となっており、カタパルト側面のトラス構造、上部のディテール、航空機滑走台などが再現されています

●高角砲「40口径 89式 12.7cm 連装高角砲」 ×3
 ・ 高角砲は本体部分と砲身部分との分割式で、砲身部分は連装式に一体成型されています

●対空機銃
 ・ 25mm連装機銃 ×10 (艦橋部、天蓋部)
 ・ 機銃は一体成型となっています

●艦載機(新規パーツ)
 ・ 「零式3座水上偵察機」「零式水上観測機」「94式水上偵察機」「95式水上偵察機」が各1機付属しています
 ・ 各艦載機は、翼を折り畳んだ状態を再現
 ・ 「零式3座水上偵察機」は、胴体、主翼先端部、フロートのパーツ構成
 ・ 他の3機種は、胴体は左右分割式で、上下の主翼、主翼桁、水平尾翼、フロートのパーツ構成です

●艦載機(静岡模型教材協同組合「大型艦兵装セット」に含まれているパーツ)
 ・ 「零式3座水上偵察機」「零式水上観測機」「94式水上偵察機」「95式水上偵察機」が各2機付属しています

●内火艇、カッター及びボートダビッド
 ・ 11m内火艇 ×2
 ・ 12m内火ランチ ×2
 ・ 9mカッター ×2

●その他の艤装を再現したパーツとして
 ・ 艦首、艦尾旗竿
 ・ 主錨、副錨
 ・ 菊花紋章
 ・ パラベーン
 ・ ダビッド
 ・ 航空機台車
 などがセットされています


●キットには、静岡模型教材協同組合「大型艦兵装セット」のランナーが2枚付属しており、高角砲、対空機銃、カッター類などは同ランナーのパーツを使用します


●艦尾の軍艦旗(直線タイプと、なびいているタイプの2種)、艦載機の日の丸マークなどを再現したデカールが付属しています
 
 
●2013年 一部新金型

アオシマ 1/700 ウォーターラインシリーズ 「日本海軍 水上機母艦 瑞穂」
販売価格

2,420円 2,178円(税込)

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