ロシア T-28 多砲塔戦車 装甲車台型 レールカー
「ロシア T-28 多砲塔戦車 装甲車台型 レールカー (プラモデル) (UNI MODEL 1/72 AFVキット No.641 )」です
●「ロシア T-28 多砲塔戦車 装甲車台型 レールカー」です
●第2次世界大戦時におけるソ連軍の装甲列車用の「T-28砲塔搭載型 装甲レールカー」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●装甲化された車体に中戦車「T-28」の砲塔を搭載したタイプの装甲台車「T-28砲塔搭載型 装甲レールカー」を再現、平面で構成され、前方に傾斜した装甲を持つフォルムが表現されています【 「T-28砲塔搭載型 装甲レールカー」について 】
●ソ連では1950年代に入るまで、国力と国土の広さから道路整備が順調に行われず、鉄道輸送が主体となっていました
●このため、鉄道はソ連の生命線であり、戦いの焦点は鉄道網に集中し、内戦に対処するためや、治安を維持するために装甲列車が生産、運用されました
●この装甲列車は、ソ連軍の他に内務省軍でも運用が行われ、独ソ戦の開始には60編成以上の装甲列車が存在していました
●独ソ戦が開始されると、これらの装甲列車も戦線に投入されましたが、緒戦においてドイツ軍によって大きな損害を受けてしまいます
●この損害を回復するために装甲列車の急造計画が立てられており、「T-28砲塔搭載型 装甲レールカー」もそれにより誕生した2軸式の装甲列車用の装甲台車です
●同車は、工期を短縮化するために中戦車「T-28」の砲塔を流用、主砲塔だけではなく、銃塔も使用され、その配置も同戦車を踏襲していました
●車台の前方は射角を確保するために、傾斜した構造となり、車体後部側面にも機関銃が装備されています
●この「T-28砲塔搭載型 装甲レールカー」などで構成される装甲列車は、損害を受けながらも独ソ戦で活躍、戦後も国内での治安維持用として運用されました【 「ロシア T-28 多砲塔戦車 装甲車台型 レールカー」のキット内容について 】
●このソ連軍の装甲列車用の「T-28砲塔搭載型 装甲レールカー」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●細分化されたパーツ構成と、車体表面のディテールをエッチングパーツで表現するユニモデル社の装甲列車シリーズのフォーマットに則り「T-28砲塔搭載型 装甲レールカー」を再現、各部のハッチ類にはエッチングパーツが用意されており、中級者以上のユーザーを対象とした内容となっています
●「T-28砲塔搭載型 装甲レールカー」は、「砲塔」、「銃塔」×2、「車体上部」、「車体下部」の5ブロックで構成されています
●砲塔は上下分割式です
・ 砲身は一体成型となっています
・ 防盾は1パーツで構成
・ 上部のハッチはモールドにて再現
・ 前後の機銃と機銃マウントがパーツ化されています
●銃塔は上下分割式で、前面パネルは別パーツです
・ ハッチはモールドで再現され、把手を再現するエッチングパーツが付属
・ 機銃がパーツ化
●車体上部は一体成型となっています
・ 各部のリベットがモールドされています
・ ハッチ、把手はエッチングパーツにて再現
・ 側面の機銃口はエッチングパーツで、機銃及びマウントはプラパーツで再現
●車体下部は一体成型となっています
・ 車輪は嵌め込み式により回転可動します
・ 車輪は、スポークタイプとデッシュタイプとが付属、選択して使用します
・ 下部の点検ハッチと梯子はエッチングパーツにて再現
・ 連結装置はステー部分がプラパーツ、ベース部分がエッチングパーツです
●車体分の長さの線路のパーツが付属
●各部のハッチ、把手、梯子などを再現するエッチングパーツが付属しています
●「T-28砲塔搭載型 装甲レールカー」のマーキングとして、ソ連軍仕様となる1種類の塗装例が説明書に記載されており、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています