ドイツ M10 パンター (偽装戦車) 第150装甲旅団 アルデンヌ 1944
「ドイツ M10 パンター (偽装戦車) 第150装甲旅団 アルデンヌ 1944 (完成品) (ドラゴン 1/72 アルティメットアーマー (ULTIMATE ARMOR) No.60529 )」です
●第2次世界大戦後期におけるドイツ軍の反攻作戦「ラインの守り作戦」の際の製作された「M10 偽装型パンター」を1/72スケールで再現した彩色済み完成品モデル
【 ドイツ第150装甲旅団のM10 偽装型パンターについて 】
●1944年12月、ノルマンディ戦から連合軍に押される一方のドイツ軍は一大反攻「ラインの守り作戦」を実施します
●この作戦の実施にあたり、武装親衛隊の「スコルツェニー中佐」を指揮官とする「第150戦車旅団」を編成、この「第150戦車旅団」はアメリカ軍に化けて敵戦線深くに侵入、連合軍を混乱に陥れることが目的でした
●ところが、敵部隊に偽装するために用いられるはずであった連合軍からの鹵獲車両を充分に集めることができず、苦肉の策としてドイツ軍の戦闘車両をアメリカ軍車両に見せるための偽装改造が行われることになります
●この偽装改造によって誕生した車両の一つが「M10 偽装型パンター」で、同車は「パンターG型」をベースとして、車体と砲塔を覆う形でアメリカ軍の「M10」に似せた外装パネルを装着、車長キューポラを取り外すなど、本格的な改造を施された車両でした
●この「M10 偽装型パンター」は5両程度が改造され、「第150戦車旅団」の戦車戦力の中核として配置されます
●ところが作戦を開始すると、先行する味方部隊が連合軍の戦線を突破することができず、「第150戦車旅団」が行うはずの浸透作戦は実施できなくなってしまい、結局マルメディへの攻撃に際しての通常戦力として投入されています
【 「ドイツ M10 パンター (偽装戦車) 第150装甲旅団 アルデンヌ 1944 (ドラゴン 1/72 アルティメットアーマー No.60529)」の製品内容について 】
●このドイツ軍の「M10 偽装型パンター」を再現した彩色済み完成品モデルです
●「パンターG型」をベースに、アメリカ軍の駆逐戦車「M10」に似せるために各部にパネルを付け、車体表面部分も改造された特異なフォルムを再現した内容となっています
●彩色済みの完成品モデルですので、パッケージから取り出して、そのままディスプレイすることができます
●車体を構成するパーツはプラスチック製となっています
●車体内部にはカウンターウェイトが取り付けられており、どっしりとした重量感を楽しめます
●「M10 偽装型パンター」は、1本式の排気管、エンジングリルにヒーターユニットが無い「パンターG型」の「初期型」がベースとなっています
●砲塔は旋回可能、砲身は上下に可動します
●主砲の砲口部分は開口処理されています
●履帯は、ラバー製のベルト式です
●「M10 偽装型パンター」の車体マーキングは「第150戦車旅団 (アルデンヌ / 1944年)」を再現
・ 車体全面にはオリーブドラブの単色塗装が塗られています
・ 車体各所に「シャドー」吹きと、エッジ部分を中心として軽くドライブラシが施され、立体感とディテールが強調されています
・ 予備キャタピラ、排気管などが塗り分けられています
・ 国籍マークがタンポ印刷によりマーキングされています
●コレクションに役立つプラスチック製のクリアケースが付属しています
●「M10 偽装型パンター」シリーズ 第1弾
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【 「ドラゴン 1/72 アルティメットアーマー」について 】
●「ドラゴン アルティメットアーマーシリーズ」は、計画車輌を中心として世界各国の戦車、装甲車などを1/72の統一スケールで細部まで精密に再現したドラゴン社の彩色済完成品モデルシリーズです
●完成した車体にグレードの高い塗装・マーキングを施してありますので、パッケージから出して即飾る事ができます
●第2次大戦から現在に至るまで、戦車を中心に様々な車体を再現、計画車輌としてコレクションとして加えるのも楽しいですし、架空の「時代」や「戦線」にこだわって集めるも面白い、幅広い楽しみ方ができるシリーズです