ドイツ 対空戦車 341型 4連装 2cm対空機関砲搭載
「ドイツ 対空戦車 341型 4連装 2cm対空機関砲搭載 (プラモデル) (ドラゴン 1/72 ARMOR PRO (アーマープロ) No.7487 )」です
●「ドイツ 対空戦車 341型 4連装 2cm対空機関砲搭載」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の計画対空戦車「151/20型 20mm 4連装機関砲搭載型 パンター対空戦車」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット【 「151/20型 20mm 4連装機関砲搭載型 パンター対空戦車」について 】
●第2次世界大戦中期においてドイツ軍は対空戦車の本格的な開発を開始します
●この対空戦車のベースとしては、ドイツ軍の主力戦車であった「4号戦車」の車体が利用されましたが、当時の最新鋭戦車である「5号戦車 パンター」を使用することも計画されます
●この「パンター戦車」をベースとする対空戦車の開発の開始は1943年5月(最初の量産型である「パンターD型」の戦力化の時期)に決定、ただしそれ以前からメーカーでは計画が進んでおり、この際に図面が作製されたのが「151/20型 20mm 4連装機関砲搭載型 パンター対空戦車」です
・ キットの表記である「341型」とは、「151/20型 20mm 4連装機関砲搭載型 パンター対空戦車」の器材番号を表しているものと思われます
●この「151/20型 20mm 4連装機関砲搭載型 パンター対空戦車」は、「パンター戦車」の砲塔をベースとして、その下部と上部に連装式の「151/20型 20mm機関砲」を搭載しているのが特徴となっています
●連装式の機関砲を上下に装備するという変則的なレイアウトを採用したことにより、砲塔は段差のある特徴的なフォルムとなり、その上部には「パンター戦車」用の車長キューポラが装備されています
●しかし、20mmクラスの機関砲は威力不足が指摘され、更には戦車としての「パンター戦車」の必要性から同車を対空戦車に回す余裕もなく、この車輌は計画のみに終わっています【 「ドイツ 対空戦車 341型 4連装 2cm対空機関砲搭載」のキット内容について 】
●このドイツ軍の計画対空戦車「151/20型 20mm 4連装機関砲搭載型 パンター対空戦車」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●ドラゴン社の1/72スケールシリーズのフォーマットに沿って「151/20型 20mm 4連装機関砲搭載型 パンター対空戦車」を再現、ミニスケールらしく一体成型化を図りながらそのディテールが表現されており、同車の姿を比較的容易に楽しむことができる内容となっています
・ キットは、パーツ数が抑えられており、総パーツ数は約80点です
●ドラゴン社製「Sd.Kfz.171 パンサー G型 スチールホイール仕様」などの「パンター」シリーズをベースとして、「151/20型 20mm 4連装機関砲搭載型 パンター対空戦車」を再現するために、砲塔部分を新規パーツへと変更したバリエーションキットとなります
●本キットの「151/20型 20mm 4連装機関砲搭載型 パンター対空戦車」は、「パンターG 後期型」の車体をベースとした状態となっています
・ パッケージには、下部の機関砲は「クーゲルブリッツ」のようなフラッシュハイダーが描かれていますが、「151/20 20mm機関砲」にはこのタイプのフラッシュハイダーは付かず、キットにも表現されていません
●「151/20型 20mm 4連装機関砲搭載型 パンター対空戦車」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」「後部パネル」の4ブロックで構成されています
【 砲 塔 】
●「151/20 20mm機関砲」の砲身は、1本ずつが個別にパーツ化されており、砲口部分が開口処理されています
・ 内装式の防盾は各1パーツで構成
・ 上部と下部の機関砲は、完成後も連装式に上下可動とすることができます
●砲塔は上下分割式です
・ 砲塔上部のキューポラ、車長ハッチ、ベンチレーター類はモールドにて再現
・ スライド式金型により後部のハッチもモールドされています
・ キューポラのペリスコープ部分は開口処理済みです
【 車体上部 】
●車体上部は、エンジンパネルを除いて一体成型されています
・ フェンダーは車体上部に一体成型されており、フェンダー下部のシュルツェン取り付け架も再現
・ 操縦手ハッチ、前方機銃手ハッチはモールドにて再現
・ 車載工具類、アンテナケース、予備履帯は各ブロックごとにパーツ化されています
・ 前方機銃はマウント部と機銃本体の2パーツで構成
●エンジンパネルは一体成型され、ヒーターユニットとエンジン点検ハッチは別パーツです
・ エンジンパネル下部にはエンジンルーム内部を再現したパーツが用意されています
●車体側面のシュルツェンは左右各1パーツで再現
【 車体下部 】
●車体下部は一体成型となっています
・ サスペンションアームは車体下部にモールドされています
・ 起動輪、誘導輪は左右分割式
・ 各転輪は、個別にパーツ化されています
●履帯は、接着及び塗装が可能な素材によるベルト式履帯が付属しています
【 後部パネル 】
●後部パネルは、ゲベックカステンを含めて一体成型となっています
・ 消炎排気管は、基部と本体との2分割式
・ 後部のジャッキは別パーツ化されています
【 塗装とマーキング 】
●「151/20型 20mm 4連装機関砲搭載型 パンター対空戦車」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる2種類の塗装例が説明書に記載されています
・ 所属不明 (ニュルンベルク / 1945年)
・ 所属不明 (ドイツ / 1945年)
●説明書の塗装例に基づく、国籍マークを再現したデカールが付属しています
・ デカールのプリントはカルトグラフ社製
●2013年 一部新金型