ドイツ軍 降下猟兵と戦車兵 イタリア 1943
「ドイツ軍 降下猟兵と戦車兵 イタリア 1943 (プラモデル) (ミニアート 1/35 WW2 ミリタリーミニチュア No.35163 )」です
●「ドイツ軍 降下猟兵と戦車兵 イタリア 1943」です
●第2次世界大戦時のイタリア戦線におけるドイツ軍の「降下猟兵」2体と「戦車兵」3体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット【 「ドイツ軍の熱帯地用の服装」について 】
●ドイツ軍では1940年中頃から将来の地中海方面での行動を見越して熱帯地用の軍装の研究が行われており、同年末には早くも熱帯用の服装が採用されています
●ただ、1941年2月、北アフリカ戦線へのドイツ軍の派遣は想定していなかったため、熱帯服の準備が間に合わず、アフリカ戦線へと派遣された兵士達の服装はヨーロッパ戦線と同じ軍装となっていました
●この後、北アフリカ戦線用の熱帯服などの装備が着実に増産され、熱帯野戦服の他に褐色のシャツ、半ズボンなども登場、国防軍だけではなく、空軍、海軍、武装親衛隊用として各種デザインの熱帯服も作られています
●1943年5月において北アフリカ戦線の枢軸国軍は壊滅、その後戦場はシシリー島、イタリア半島などに移ります
●これらの地中海沿岸に展開するドイツ軍にも熱帯服が支給されており、通常のヨーロッパ方面用の野戦服の他に、北アフリカ戦線で見られたような熱帯用の服装を使用する兵士も多く存在しました
・ ただし、保温性などにより基本的には夏季が中心となっています
・ ちなみに、ドイツ軍ではそのイメージとは逆に服装規定はかなり緩く、後方での行動時を中心として自分で調達した服などの着用が許されていました(将校は基本的にオーダーメードの服装であり、個々により微妙な違いが見られます)
●このような熱帯用の服装は部隊ごとにある程度まとまって着用しており、北アフリカ戦線に部隊投入されなかった武装親衛隊(SS第16装甲擲弾兵師団など)においても大規模に使用されています
【 「ドイツ軍 降下猟兵と戦車兵 イタリア 1943」のキット内容について 】
●このイタリア戦線において見られたドイツ軍の「降下猟兵」2体と「戦車兵」3体を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●ミニアート社のフィギュア造形力によりイタリア戦線の降下猟兵と戦車兵を再現、熱帯用の服装を着用した姿が表現されています
●フィギュアは、佇んでいるポーズが中心となっており、戦車や車両などの傍らに置いたり、車両自体に乗せるなど様々なシーンに利用することができる汎用性が高いものとなっています
・ 戦車兵のフィギュアは、戦車兵としての装備を付けていないので、通常の兵士としての転用が可能です
●フィギュアは、戦線付近や後方などにおいて若干リラックスしたポーズです
●服装は、熱帯用のシャツに半ズボンを着用、熱帯用の短靴に靴下を履き、戦車兵は熱帯規格帽、降下猟兵は降下猟兵用ヘルメットを被っています
●服の皺の表現はスケールに沿っており、服の縫い目やポケットなどの細部は、繊細なモールドで彫刻されています
・ 服の皺はミニアート社のフィギュア特有の細かなパターンではなく、他社のフィギュアキットに準じた表現となっています
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成です
【 「ドイツ軍 降下猟兵と戦車兵 イタリア 1943」のフィギュアのポージングについて 】
●降下猟兵のフィギュアの1体は、両手でライフルを持って立っているポーズ
●降下猟兵のフィギュアの1体は、片手にサブマシンガンを持ち、片手を肩の位置に挙げているポーズです
●戦車兵のフィギュアの2体は、イスなどに腰掛けているポーズです
●戦車兵のフィギュアの1体は、片手は肩から下げている双眼鏡を持ち、立っているポーズとなっています
【 付属している装備品類 】
・ 「モーゼル Kar98k ライフル」 ×1
・ 「MP40 サブマシンガン」 ×1
・ 降下猟兵用ヘルメット ×2
・ 熱帯規格帽 ×3
・ 降下猟兵用ライフル用マガジンポーチ ×2
・ サブマシンガン用マガジンポーチ ×1
・ 水筒 ×2
・ 雑嚢 ×2
・ 銃剣 ×1
・ 拳銃ホルスター ×2
・ マップケース ×1
・ 双眼鏡 ×2
●2013年 完全新金型
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【 「ドイツ軍 降下猟兵と戦車兵 イタリア 1943」のワンポイント 】
●キットの表記では「イタリア戦線」となっていますが、熱帯服を着用していますので、北アフリカ戦線の兵士としても転用が可能です
●この際に注意が必要なのがベルトとサスペンダーの色で、ヨーロッパ戦線では革製のタイプが使用されていましたが、北アフリカ戦線ではカーキもしくはオリーブ色の布製タイプが主流となっています