アメリカ軍 燃料タンク & カーゴトレーラー
「アメリカ軍 燃料タンク & カーゴトレーラー (プラモデル) (イタレリ 1/35 ミリタリーシリーズ No.0229 )」です
●「アメリカ軍 燃料タンク & カーゴトレーラー」です
●第2次世界大戦時におけるアメリカ軍の「250ガロン 燃料トレーラー」と「M101 カーゴトレーラー」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット【 「アメリカ軍のトレーラー」について 】
●第2次世界大戦時のアメリカは、世界最大の工業力を持ち、国内でのモータリゼーションの発展から自動車メーカーとその工場が多数存在、生み出される車両は他国と比べて高性能で、機械的信頼性も高いものでした
●このような国内事情のもとでアメリカ軍は完全に機械化が行われ、国内で生産される車両は余剰ぎみのものもありました
●しかし、現地部隊ではその利便性から少しでも多くの車両を求めていたのも事実であり、それを受けて車両の積載量を増すために開発されたのが各種トレーラーです
●このトレーラーは、舗装道などの整地での運用時に使用するもので、トラックなどの積載量を向上、部隊の移動時などに使用されました
●「M101 トレーラー」は「GMC 2.5t トラック」などの大型トラック用として用いられ、トレーラー自体は3/4tまでの荷物を積載することができました
・ ただし、この「M101 トレーラー」と「250ガロン 燃料トレーラー」は第2次世界大戦時に存在していたかは疑問の余地があり、一部の資料では1950年代~1960年代としているものもあります(側面の反射板の存在から戦後のトレーラーの可能性が高いと思われます)
・ 本キットは1970年代ごろに製品化されており、その頃は今ほど考証が厳格でなかったことも反映されていると思われます【 「アメリカ軍 燃料タンク & カーゴトレーラー」のキット内容について 】
●このアメリカ軍の「250ガロン 燃料トレーラー」と「M101 カーゴトレーラー」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●キットは、1970年ごろのイタレリ製品黎明期のものですが、実車のポイントはしっかりと押さえており、ホイールの立体感あるモールドや、防水布用のフックの表現など、現在においても充分に通用するものとなっています
■「250ガロン 燃料トレーラー」
●「250ガロン 燃料トレーラー」は、「タンク」「シャーシ」の2ブロックで構成されています
●タンクは上下分割式で、前部と後部のパネルは別パーツとなっています
・ 上部の蓋は別パーツです
・ 前部に装備されるポンプと、ポンプから延びる巻かれた状態のホースが付属しています
●シャーシのメインフレームは、フェンダーも含めて一体成型されています
・ リーフ式サスペンションは左右各1パーツで再現
・ 牽引時以外の場合に装着される前輪のパーツが付属
●タイヤは左右分割のパーツで構成されています
■「M101 カーゴトレーラー」
●「M101 カーゴトレーラー」は、「荷台」「シャーシ」の2ブロックで構成されています
●荷台は各パネルを貼り合せる箱組み方式です
●シャーシのメインフレームは一体成型されています
・ 牽引装置部分は各フレームを組合わせる方式です
・ リーフ式サスペンションは左右各1パーツで再現
●タイヤは左右分割のパーツで構成されています
●国籍マーク、車台番号、積載表示などを再現したデカールが付属しています