イギリス 歩兵戦車 バレンタイン
「イギリス 歩兵戦車 バレンタイン (プラモデル) (フジミ 1/76 ワールドアーマーシリーズ No.WA-007 )」です
●第2次世界大戦時におけるイギリス軍の「歩兵戦車 バレンタイン」を1/76スケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 「歩兵戦車 バレンタイン」について 】
●イギリス軍は1930年代中頃、戦車の開発と整備を「軽戦車」「巡航戦車」「歩兵戦車」という3つのカテゴリーへと分けることを決定、「歩兵戦車」は歩兵に随伴して行動を行う重装甲で低速な戦車と定義付けられました
●その「歩兵戦車」の第1弾として「マチルダ 1」を制式化、ただし同戦車は機関銃しか装備していない小型戦車であり、続いてその拡大型である「マチルダ 2」が開発されます
●「バレンタイン」はその「マチルダ 2」を生産的に補う戦車として誕生、同車の前身は「巡航戦車 Mk.2」という戦車であり、既存の車両から発展した関係で機械的な信頼性は高いものでした
●「バレンタイン」は1941年の北アフリカ戦から戦場に投入されて活躍、供与車両としてソ連軍にも引き渡され、その信頼性から高い評価を獲得します
●同車は、その後主砲を「6ポンド砲」、「75mm砲」へと変更したタイプが登場し、大戦中期頃まで使用され、太平洋戦域やソ連軍では大戦を通じて運用が行われました【 「イギリス 歩兵戦車 バレンタイン」のキット内容について 】
●このイギリス軍の「歩兵戦車 バレンタイン」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●本キットは、1970年代に製品化されたものですが、実車のポイントを踏まえて「バレンタイン」のフォルムとディテールがスケールに沿って再現されており、良好な雰囲気を持った内容となっています
●「歩兵戦車 バレンタイン」の2ポンド砲搭載型を再現した内容となっています
●「バレンタイン」は、「砲塔」「車体」、左右の「フェンダー」の4ブロックで構成されています
●主砲の「2ポンド砲」は一体成型となっています
・ 防盾は1パーツで構成され、同軸機銃は別パーツです
・ 防盾(砲身)は完成後も上下可動式とすることができます
●砲塔は各パネルを貼り合せる箱組み方式です
・ 上部ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ 砲塔周囲の雑具箱と、側面のピストルポートがパーツ化
●車体は各パネルを貼り合せる箱組み方式です
・ 操縦手ハッチはモールドで再現
・ エンジンデッキの点検ハッチは別パーツです
・ サスペンションは、コイルスプリングとアーム部、外側のカバー部の3パーツで構成
・ 各転輪は個別にパーツ化
・ 前照灯、操縦手の視察口、牽引フックがパーツ化されています
●履帯は、ラバー製のベルト式履帯が付属しています(焼き止め方式)
●フェンダーは側面のスカート部も含めて一体成型されています
・ 左フェンダーの上には予備燃料タンクを付けた状態と、ジェリカンラックを装備した状態とを選択できます
・ フェンダー上の排気管、雑具箱、毛布などがパーツ化
●イギリス戦車兵を再現したフィギュアが1体付属しています
・ フィギュアは野戦服を着用、ベレー帽を被った姿です
・ フィギュアは、胴体、両腕のパーツ構成となっています
【 塗装とマーキング 】
●「バレンタイン」のマーキングとして、イギリス軍仕様となる3種の塗装例が説明書に記載されており、国籍マーク、、部隊記号、車体番号、車台番号などを再現したデカールが付属しています