ジオラマアクセサリー (トーチカ・監視哨・戦車障害 竜の歯)
「ジオラマアクセサリー (トーチカ・監視哨・戦車障害 竜の歯) (プラモデル) (フジミ 1/76 ワールドアーマーシリーズ No.WA-031 )」です
●「ジオラマアクセサリー (トーチカ・監視哨・戦車障害 竜の歯)」です
●主に第2次世界大戦時のヨーロッパ戦線におけるトーチカや監視哨、対戦車バリケードなどのジオラマ用アクセサリーを1/76スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
・ 形状的にはドイツ軍が設置したタイプとなりますが、同様のものは他国でも建設された可能性もあります【 「ドイツ軍の要塞線」について 】
●第2次世界大戦の直前の時期、ドイツの建築技術と土木技術は世界のトップレベルであり、失業者対策として設けられた組織「トート機関」はアウトバーン建設などでその高い技術を誇示しました
●戦争への気運が高まると、ドイツを守る要塞として西方の壁(初期)の建設が始まり、ドイツは「トート機関」によって西側の国境線に沿って対戦車バリケードと要塞が建設されます(ジークフリート線)
●また、フランス占領後の1942年頃からはフランスの西海岸を中心にして西方の壁(後期)が再び建設、連合軍の上陸作戦に備えていました
●この要塞線には規格化されたコンクリート製の対戦車バリケードが建設されており、その4角錐型の形状により「竜の歯」とも言われました
・ この対戦車バリケードは互い違い状に5列以上が並んでラインを形成します
●ただし、このような恒久的なコンクリート製バリケードは大量に材料を必要とすることと、建築の時間が必要なことから大戦の中期以降は新規建設は少なくなり、以後は鋼材を使用した簡易型の対戦車バリケードが主流となっています
●また、要塞線には規格化されたトーチカも建設され、ドイツ的な堅牢な造りにより高い防御力を擁していました
・ ドイツ軍ではその戦況により上空からの航空機攻撃に対する防御力が重視され、他国のものと比べると上部が厚い構造となっているのが特徴です【 「ジオラマアクセサリー (トーチカ・監視哨・戦車障害 竜の歯)」のキット内容について 】
●主にドイツ軍において使用されたトーチカや監視哨、対戦車バリケードなどのジオラマ用アクセサリーを再現したプラスチックモデル組立キットです
●1/76スケールなどのジオラマ製作の際に役立つアクセサリーセットとなります
・ キットのスケールは1/76ですが、このようなジオラマアクセサリーは車両類とな異なりミリ単位で建築されるものではないので、1/72スケールなどでも使用できるでしょう
・ パッケージに描かれている兵士のフィギュアは付属していません
●監視哨(×1)、トーチカ(×2)、対戦車バリケード(×15)がセットされています
【 「監視哨」について 】
●監視哨は、木造の屋根付きタイプが表現されており、1、2階の高さ部分がトラス構造、3階の高さ部分が監視哨となります
・ 監視哨とトラス構造部は各パネルを貼り合せる箱組み方式です
・ 屋根は一体成型となっており、支柱は別パーツです
・ 監視哨に上る梯子が付属
【 「トーチカ」について 】
●トーチカはコンクリート製でボックス型のタイプが再現されています
・ 1辺が約3.5cmの大きさとなります
・ トーチカは一体成型で、銃眼部分が別パーツです
・ 銃眼部分は段が付いた形状となっています
・ トーチカ後部には出入り口等は設置されていません
【 「監視哨」について 】
●対戦車バリケードは、コンクリート製の4角錘タイプが再現されており、2連式6個と単独式3個が付属しています
・ 各パリケードは左右分割式です
・ バリケードの前後にはベース部分が成型されています【 「ジオラマアクセサリー (トーチカ・監視哨・戦車障害 竜の歯)」のパッケージ内容 】
・ 監視哨 ×1
・ トーチカ ×2
・ 対戦車バリケード (2連タイプ) ×6
・ 対戦車バリケード (単独タイプ) ×3