U.S.タンククルー (北西ヨーロッパ 1944年)
「U.S.タンククルー (北西ヨーロッパ 1944年) (プラモデル) (ドラゴン 1/35 39-45 Series No.6054 )」です
●第2次世界大戦時におけるアメリカ戦車兵5体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット【 「アメリカ軍の戦車部隊」について 】
●アメリカは1941年12月から第2次世界大戦に参戦、ヨーロッパ戦域では1942年11月のアルジェリア上陸作戦「トーチ作戦」から実戦に参戦しています
●続くチュニジア戦において、アメリカ軍はドイツ軍の洗礼を受け、特にアメリカ戦車部隊は手酷い損害を受けてしまいます
●それまで実戦経験のなかったアメリカ軍は、当時のドイツ軍からみると士気が低く、戦術・作戦も甘い素人集団と評される面もありましたが、混乱からの立ち直りの早さと、戦訓を素早く身に付ける能力に長け、その戦闘能力は徐々に向上していきます
●アメリカ戦車部隊は、大戦前の軽戦車思想が根強かったため、第2次大戦参戦当初は軽戦車を中心に構成されていたものの、チュニジア戦において能力不足を露呈、これ以後は中戦車を戦車部隊の主軸に据えるようになります
●戦車部隊の主軸となる中戦車として広く運用されたのが「M4中戦車」シリーズで、イタリア戦まではドイツ戦車と互角に戦闘、しかしノルマンディ戦においては「タイガー 1」「パンター」などのドイツ戦車相手に苦戦します
●アメリカ軍は、これを砲兵の砲撃支援力と戦術空軍による航空支援によってカバーする方針を採り、さらには4発爆撃機を擁する戦略空軍をも投入、ノルマンディの地をクレーター化して突破しました
●しかし、アメリカ戦車部隊は性能的に非力ながらも、少なからずドイツ軍戦車と対峙しなければならず、多くの損害を出しながらも、部隊のチームワークを持って進撃を続けます
●ノルマンディ戦以降は、アメリカ戦車部隊は上記のようにそれまでの戦訓を活かした戦い振りを発揮、自軍の戦車の性能不足を戦術と作戦とで補い、ドイツ軍と互角以上の戦いを展開したのです【 「U.S.タンククルー ( ヨーロッパ 1944年)」のキット内容について 】
●この第2次世界大戦時における を再現したプラスチックモデル組立キットです
●ドラゴン社の初期の製品ですが、デッサン、ポージング、服の皺の表現、アメリカ戦車兵としての雰囲気など現在のキットと比べて遜色はなく、フィギュアキットの定番的なアイテムとなります
●服装は、各フィギュアごとに違っており、ヨーロッパ戦域におけるアメリカ戦車兵の代表的な姿が個別に表現されています
・ 冬季用の服装となっており、各フィギュアの服装は下記を参照して下さい
●服の皺の表現はスケールに沿っており、服の縫い目などの細部は繊細なモールドで彫刻されています
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成で、ヘルメット類は別パーツとなります【 「U.S.タンククルー ( ヨーロッパ 1944年)」のフィギュアのポージングについて 】
●アメリカ戦車兵のフィギュアポーズは
・ 立った姿勢で両手で拳銃を持っているポーズ
野戦用のシャツとズボンの上から「タンカーズジャケット」を着用、布製レギンスを履き、戦車ヘルメットを被った姿です
・ ハッチから上半身を出して片手でマイクロフォンを持っているポーズ
戦車兵用の「ツナギ」を着用、通常のスチールヘルメットを被った姿です
・ 両手で操行レバーを持っているポーズ(半身像)
「タンカーズジャケット」を着用、戦車ヘルメットを被った姿です
・ ハッチから顔を出して両手をハッチ部分に置いているポーズ(半身像)
「タンカーズジャケット」を着用、戦車兵用の頭部カバーを被った姿です
・ フィギュアの1体は、片手にサブマシンガン、もう一方の手でジェリカンを持ち歩いているポーズ
作業用の「ツナギ」の上から「タンカーズジャケット」を着用、戦車ヘルメットを被った姿です
【 付属している装備品類 】
・ M3A1グリースガン ×1
・ M1911拳銃 ×1
・ ジェリカン ×1
・ 戦車ヘルメット ×3
・ M1スチールヘルメット ×1
・ 拳銃ホルスター ×3
・ 双眼鏡 ×1
・ ゴーグル ×2
・ マイクロフォン ×1
など
【 「U.S.タンククルー ( ヨーロッパ 1944年)」のパッケージ内容 】
・ フィギュア ×5体
・ フィギュアの装備品類一式
●再販アイテム