M4 シャーマン D-DAY
「M4 シャーマン D-DAY (プラモデル) (エレール 1/72 ミリタリー No.79892 )」です
●「M4 シャーマン D-DAY」です
●第2次世界大戦時におけるアメリカ軍の中戦車「M4」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●前部に張り出し部がある「前期型車体」に、75mm砲搭載型の「M4」を再現、車体前部と側面に追加装甲を装着した車両を表現した内容となっています
【 「中戦車 M4」について 】
●アメリカ陸軍は、1920年代から1930年代にかけてその装備の整備や、開発状況は極めて低調であり、第2次世界大戦の開戦によってその軍備を急激に拡張させました
●中戦車としてはクラシカルな多砲塔戦車「M2」を装備していましたが、近代戦に適したものとは言えず、中戦車「M3」を繋ぎとして中戦車の本命となる「M4中戦車」シリーズが開発されます
●この「M4中戦車」シリーズは、大量にその生産数を必要としたことから、車体やエンジンをブロック化して開発、生産され、その組み合わせから「M4」「M4A1」「M4A2」「M4A3」「M4A4」という5種類のタイプが登場しました
●「M4」は、「M4中戦車」シリーズの中では、最も生産開始が遅く、溶接式の角形の車体に航空機用の星型空冷エンジンを搭載しています
●生産性を重視したために、「M4」の「前期型車体」では、その全面装甲は7分割式という方法が採られましたが、後の「後期型車体」(実際には「105mm榴弾砲搭載型」のみ)では出っ張りのない1枚物へと変更されています
●また、「M4」の「前期型車体」では、装甲の脆弱さと弾薬庫への誘爆を防ぐために追加装甲が施されるようになり、この追加装甲は現地部隊にも送られ、既存の車両にも装備されました
●「M4」の「前期型車体」は、シシリー戦頃から戦線に投入され、ノルマンディ戦などにも参加、「後期型車体」の登場後も使用され続け、連合軍の勝利に貢献したのでした
【 「M4 シャーマン D-DAY」のキット内容について 】
●このアメリカ軍の中戦車「M4」を再現したプラスチックモデル組立キットです
●エレール社の現行の1/72フォーマットに則り「M4」を再現、車載工具類やフック、前照灯などは別パーツ、VVSSサスペンションは細分化されたパーツ構成ながらも、ミニスケールキットとして一体成型とモールドによる表現も重視し、ディテール再現と組み易さとのバランスが取れた内容となっています
●キットには、ノルマンディ上陸作戦において渡渉水深能力を高めるために角形の大型給排気管(ノルマンディカウル)を装備した状態とすることができます
●車体の追加装甲は別パーツとなっており、その装着の有無を選択できます
●防盾は、「M34砲架(狭小防盾)」と「M34A1型砲架(幅広型防盾)」、ギアハウジングはワンピース型と3分割式タイプとが選択可能です
●「M4」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の4ブロックで構成されています
【 砲 塔 】
●「75mm砲」の砲身は、一体成型となっています
・ 防盾は1パーツで構成され、同軸機銃は別パーツです
・ 防盾は、「M34砲架(狭小防盾)」と「M34A1型砲架(幅広型防盾)」とが付属、選択して使用します
●砲塔は、上下分割式となっています
・ キューポラは別パーツにて再現
・ 車長ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ 排莢ハッチ部は別パーツです
・ 砲塔は左右旋回が可能です
【 車体上部 】
●車体上部は、前方ハッチ部とエンジングリル部を除き、一体成型されています
・ 前方のハッチは別パーツで開閉状態が選択できます
・ 前照灯、尾灯がパーツ化
・ 前照灯のライトガードは、プラパーツにて再現
・ 車載工具類は別パーツとなっています
【 砲身下部 】
●車体下部は一体成型で、ギアハウジング部は別パーツです
・ ギアハウジングはワンピース型と3分割式タイプとが付属、選択して使用します
・ VVSSサスペンションは左右分割式で、上部のスキッド部分は別パーツとなっています
【 履 帯 】
●履帯は、軟質素材によるベルト式履帯が付属しています
・ 履帯は表面に滑り止めパターンが付いたラバーシェブロン型を再現
【 塗装とマーキング 】
●「M4」のマーキングとして、アメリカ軍仕様となる3種類の塗装例が説明書に記載されており、その塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号、車台番号などを再現したデカールが付属しています
●総パーツ数 : 91点
●2014年 完全新金型