ロシア BMP-1 歩兵戦闘車
「ロシア BMP-1 歩兵戦闘車 (プラモデル) (エース 1/72 ミリタリー No.72107 )」です
●現用ソ連軍(ロシア軍)の歩兵戦闘車「BMP-1」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット
●歩兵戦闘車という一つのカテゴリーを生み出した歩兵戦闘車「BMP-1」を再現、浮航性を持った車体に半埋め込み式の砲塔を装備、対戦車ミサイルも搭載された独特のスタイルを表現した内容となっています【 「BMP-1 歩兵戦闘車」について 】
●第2次世界大戦後、ソ連軍では歩兵の機械化、装甲化を進め、装甲兵員輸送車の形態としては装輪式と装軌式とが平行して開発、生産されました
●この装軌式の装甲兵員輸送車として1960年代に開発されたのが「BMP-1」で、この「BMP-1」は搭乗する歩兵が乗車中も射撃ができるようにガンポートを装備、車両自体の固有武装も低圧砲と対戦車ミサイルを装備するという重武装車でした
●西側の装甲兵員輸送車が歩兵を戦場まで輸送するだけの「戦場タクシー」なのに対して、「BMP-1」は歩兵の輸送はもちろんのこと、積極的に火力支援を行うことができる能力を持ち、この能力から戦場においても使用することが可能な「歩兵戦闘車」という新しいカテゴリーの元祖となりました
●この「BMP-1」は、搭載する対戦車ミサイルにより対戦車戦闘も可能となっているのが特徴で、実際に中東戦争においてイスラエル戦車を遠距離から撃破するなどの活躍を見せています
●「BMP-1」の登場は、西側諸国に大きな影響を与え、従来の装甲兵員輸送車とは異なる歩兵戦闘車の開発が進められることとなるのです【 「ロシア BMP-1 歩兵戦闘車」のキット内容について 】
●この現用ソ連軍(ロシア軍)の歩兵戦闘車「BMP-1」を再現したプラスチックモデル組み立てキットです
●ACE社特有のハンドメイドによる金型加工技術により「BMP-1」を再現、レジンキットの感覚に近い独特の風合いにより、全体形とディテールとが表現された内容となっています
●「BMP-1」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています
【 砲 塔 】
●砲塔は上下分割のパーツ構成
・ 砲身および防盾は各1パーツで構成
・ 対戦車ミサイル「サガー」と発射台のパーツが付属
・ 上部ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ 砲塔周囲に巻かれた防水シートを再現したパーツが付属しています
・ 砲塔上のサーチライトなどがパーツ化
【 車体上部 】
●車体上部は一体成型となっており、エンジングリル、兵員室ハッチなどがモールドで再現されています
・ 前部の乗員用ハッチは別パーツで、開閉状態が選択できます
・ 前照灯、サーチライト、シャベルなどが別パーツで再現
・ サイドスカートは各1パーツで再現されています
【 車体下部 】
●車体下部は各パネルを貼り合わせる箱組み方式です
・ サスペンションアームは側面パネルに一体成型されています
・転輪、誘導輪は一体成型、起動輪は左右分割式となります
【 履 帯 】
●履帯は、一部連結式履帯が付属しています
・ 履帯はプラパーツによる接着連結式で、上部と下部の直線部は数枚が繋がったパーツ、前後の曲線部分は1枚づつが分割されたパーツとなっています
【 塗装とマーキング 】
●「BMP-1」のマーキングとして、5種類の塗装例が説明書に記載されています
・ イラク陸軍 (1991年)
・ ロシア陸軍 (1999年)
・ ソ連陸軍 (アフガニスタン / 1988年)
・ ロシア平和維持軍 (1994年)
・ ロシア陸軍 (1999年)
●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、部隊記号、車輌番号などを再現したデカールが付属しています