陸上自衛隊 99式 自走155mm りゅう弾砲 砲弾追尾レーダー装備車
「陸上自衛隊 99式 自走155mm りゅう弾砲 砲弾追尾レーダー装備車 (プラモデル) (ピットロード 1/35 グランドアーマーシリーズ No.G034 )」です
●「陸上自衛隊 99式 自走155mm りゅう弾砲 砲弾追尾レーダー装備車」です
●陸上自衛隊の自走榴弾砲「99式 155mm自走榴弾砲」の「砲弾追尾レーダー装備車」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
●陸上自衛隊の最新鋭自走榴弾砲である「99式 155mm自走榴弾砲」を再現、角型の車体及び砲塔に長大な火砲を搭載した迫力在るフォルムを再現した内容となっています
【 陸上自衛隊 「99式 155mm自走榴弾砲」について 】
●間接射撃を任務とした榴弾砲は、現在の評定(観測)技術の進歩により、支援射撃時の自らが砲撃の対象となることが予測され、それを考慮した素早い陣地変換の必要性から自走砲化が進められました
●ただ、全ての火砲を自走砲化することは財政上困難であり、調達コストや軽便さ、そして装填作業の行い易さなどから通常の牽引式榴弾砲も各国で使用されています
●陸上自衛隊では、北海道の各師団や第1特科団を中心に自走砲化が行われましたが、その他の部隊では牽引式の自走砲が配備されていました
●わが国の自走砲化の際、当初アメリカ製の自走砲が配備されていましたが、1970年代に入ると国産化が行われ、1975年に制式化された「75式 155mm自走榴弾砲」が主力自走砲として配備されるようになります
●この「75式 155mm自走榴弾砲」は優秀な自走砲でしたが、30口径という短砲身砲による最大射程の短さと、装備などの旧式化から後継車両の開発が行われました
●これにより、1999年に制式化されたのが「99式 155mm自走榴弾砲」で、従来の「75式 155mm自走榴弾砲」の能力を遥かに凌ぐ高性能を誇っています
●「99式 155mm自走榴弾砲」の車体は、「89式装甲戦闘車」をベースとし、転輪を1組増やして車体の延長化が図られました
●搭載する砲は、「75式 155mm自走榴弾砲」と同じ「155mm砲」ながら「52口径」の長砲身となり、最大射程は30kmへと延長、従来の「75式」の19kmよりも大幅な性能アップとなっています
●また、その装填は装薬も含めて完全に自動化され、任意の角度においても再装填が可能で、3分間に18発という高い発射速度を誇ります
●更に、射撃指揮所からの遠隔操作が可能な機能を持っており、自動で目標を照準、射撃及び装填も自動で行うことができます
●この「99式 155mm自走榴弾砲」は、陸上自衛隊の自走榴弾砲の主力となる予定で、生産と配備が続けられています
【 「陸上自衛隊 99式 自走155mm りゅう弾砲 砲弾追尾レーダー装備車」 プラモデルの内容について 】
●この陸上自衛隊の「99式 155mm自走榴弾砲」の「砲弾追尾レーダー装備車」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●車体の主要部分は一体成型で構成しながら、細部ディテールを再現するフック類等は細分化したパーツで再現するパーツ分割で、「99式155mm自走榴弾砲」の「砲弾追尾レーダー装備車」をシャープかつ詳細に再現、陸上自衛隊車輌ならではの細かな造りを再現した内容となっています
●ピットロード社製「陸上自衛隊 99式 自走155mm りゅう弾砲」をベースに、「砲弾追尾レーダー装備車」を再現するために、砲弾追尾レーダーを再現したレジン製パーツと一部新規デカールを追加したバリエーションキットとなります
●「99式 155mm自走榴弾砲」は、「砲塔」「車体上部」「後部パネル」「車体下部」の4ブロックで構成されています
【 砲 塔 】
●砲塔の基本形状はスライド式金型を使用した一体成型のパーツで再現、偽装バンド用のフックなどの細かな部分もパーツ化されています
●「155mm砲」の砲身は、左右分割式となっています
・ 先端部のマズルブレーキには、側面の穴が開口処理されています
・ 砲身基部は5パーツで構成
・ 砲身は上下可動します
●砲身基部の上部に装備される「砲弾追尾レーダー」が付属しています
・ 「砲弾追尾レーダー」はレジン製パーツ、前後に分割したパーツで複雑な支柱構造を再現しています
●砲塔は上下分割式です
・ 側面のドアは別パーツとなっています
・ 車長ハッチ、砲手ハッチは別パーツで開閉状態が選択できます
・ 照準サイトのガラス部は、クリアーパーツと成型色パーツが用意されており、選択して使用します
・ 後部バスケットは4パーツで構成、下部のメッシュはエッチングパーツにて再現
●砲塔上部の「M2 重機関銃」は、機関銃、銃架、防盾の3ブロックで構成されています
・ 機関銃は、機関銃本体とコッキングハンドル、グリップハンドルの3パーツで構成
【 車体上部 】
●車体上部は、スライド式金型による一体成型で「99式 155mm自走榴弾砲」の車体形状と側面のルーバーを再現、エンジングリル部は車体上部のルーバーのモールドとエッチングパーツによるメッシュとで再現する方式です
●車体上部は一体成型となっており、スライド式金型により側面のルーバー類がモールドされています
・ 前部フェンダーは別パーツです
・ エンジングリルはルーバーがモールドされており、この上からエッチングパーツによるメッシュを貼り付ける構成となっています
・ 前照灯ユニットは、前照灯、赤外線投光器、ウインカーの各パーツで構成され、前照灯のガラス部はクリアーパーツです
・ 操縦手ハッチは別パーツで開閉状態が選択できます
・ 操縦手ハッチのペリスコープユニットは別パーツで、ペリスコープ本体はクリアーパーツとなっています
・ トラベリングロックは22パーツで構成、砲の固定部分は可動します
【 後部パネル 】
●後部パネルは一体成型で、後部ドアは別パーツです
・ ジェリカンラックは、ジェリカンの装着の有無が選択できます
・ 尾灯はクリアーパーツと成型色パーツとを選択可能です
【 車体下部 】
●車体下部はバスタブ式に一体成型されています
・ サスペンションアームは別パーツです
・ 誘導輪は4パーツで構成され、履帯との接触部の肉抜き穴が表現されています
・ 下部転輪は、ホイール部とゴムの部分とに分割され、ゴムの部分はラバー製です
【 履 帯 】
●履帯は、1枚ずつが分割された接着連結式履帯が付属しています
・ 履帯パーツは、履帯本体とゴムパッド部とに分割されており、パッド装着の有無を選択することができます
・ ゴムパッド部はプラパーツです
●ペリスコープ、前照灯のガラス部、尾灯などを再現するクリアーパーツが付属
●エンジングリルのメッシュ、バスケットのメッシュなどを再現するエッチングパーツが付属しています
【 塗装とマーキング 】
●「99式155mm自走榴弾砲」のマーキングとして、陸上自衛隊の1種類の塗装例がカラーの5面図で記載されています
●部隊表記としての以下の部隊名のマーキングが付属しています
・ 第7特科連隊 第1大隊 第1中隊
・ 第7特科連隊 第1大隊 第2中隊
・ 第7特科連隊 第2大隊 第3中隊(新規デカール)
・ 第7特科連隊 第3大隊 第5中隊
・ 第7特科連隊 第3大隊 第6中隊
・ 第2特科連隊
・ 特科教導隊 第3中隊
・ 武器学校
・ 第1陸曹教育隊
●車台番号、部隊表記、陸上自衛隊マーク、部隊マークなどを再現したデカールが付属しています
●2013年 レジン製パーツ等を追加したバリエーションキット