クルト・マイヤー (ノルマンディ戦)
「クルト・マイヤー (ノルマンディ戦) (レジン) (アルパイン 1/35 フィギュア No.AM35163 )」です
●「クルト・マイヤー (ノルマンディ戦)」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ武装親衛隊の指揮官「クルト・マイヤー」を1/35のスケールで再現したレジン製組立てキット
●1944年のノルマンディ戦で見られた姿を再現した内容となっています【 「クルト・マイヤー」について 】
●「クルト・マイヤー」は1910年に生誕、「ヒトラー・ユーゲント」とナチス党への入党を経て1931年に親衛隊に入隊しました
●1934年には、特務部隊である「ライプシュタンダルテ・アドルフ・ヒトラー」に配属、フランス戦ではオートバイ中隊の中隊長としてその機動力を駆使して活躍します
●このオートバイ中隊は、その後の部隊改編により装甲偵察大隊へと拡大、「クルト・マイヤー」はその大隊長としてギリシャ戦で目覚しい活躍を見せ、同氏は騎士十字章を受章されました
●独ソ戦が開始されると、「クルト・マイヤー」率いる「SS 第1自動車化歩兵師団 ライプシュタンダルテ・アドルフ・ヒトラー」の装甲偵察大隊はソ連領内深くまで進撃しますが、膨大な兵力を持つソ連軍相手に部隊は消耗、再編と補充を繰り返して第一線で奮闘を続けました
●1943年6月、武装親衛隊は師団数を拡大して、従来の師団編成の上に軍団を設けるという方針が立てられ、「SS 第1装甲擲弾兵師団 ライプシュタンダルテ・アドルフ・ヒトラー」(自動車化歩兵師団から改編)には、兄弟師団として「SS 第12戦車師団 ヒトラー・ユーゲント」が新設されるようになります
・ この「SS 第1装甲擲弾兵師団 ライプシュタンダルテ・アドルフ・ヒトラー」と「SS 第12戦車師団 ヒトラー・ユーゲント」とで「SS 第1戦車軍団」を構成する予定でした
●この「SS 第12戦車師団 ヒトラー・ユーゲント」の編成には、基幹要員として「SS 第1装甲擲弾兵師団 ライプシュタンダルテ・アドルフ・ヒトラー」の兵士が多く転向し、「クルト・マイヤー」も同師団の「第25装甲擲弾兵連隊」の連隊長を拝命します
●1944年6月、連合軍がノルマンディへと上陸、戦略機甲予備部隊としてノルマンディの内陸部に駐屯していた「SS 第12戦車師団 ヒトラー・ユーゲント」は、海岸地帯へと進出して連合軍と激闘を繰り広げました
●その戦いの最中に艦砲射撃によって同師団の師団長が戦死、そのため「クルト・マイヤー」がその後の師団の指揮を引き継いでいます
●「クルト・マイヤー」は、若い兵士で構成される「SS 第12戦車師団 ヒトラー・ユーゲント」の兵士達を鼓舞し、物量で迫る連合軍に対して一歩も退かない状態で戦線を維持、砲爆撃及び攻撃により1日あたり1個中隊分の兵力が失われていく中で死闘を続けました
●消耗し尽くした師団は、その後のファレーズでの包囲戦から脱出、ドイツ国境に向けて敗走しますが、その途上において「クルト・マイヤー」はフランスのレジスタンによって捕虜となってしまいます
●「クルト・マイヤー」は、武装親衛隊の指揮官(将官)として卓越した指揮振りを発揮、絶対的な不利な状況下においても粘り強い戦いを展開し、ドイツ軍の名指揮官の1人として認知されています【 「クルト・マイヤー (ノルマンディ戦)」のキット内容について 】
●このドイツ武装親衛隊の指揮官「クルト・マイヤー」を再現したレジン製組立てキットです
●前線付近でのブリーフィング、もしくは佇んでいるシーンが表現されています
●服装は、「M44迷彩服」を着用、戦車兵用の短靴を履いた状態となっています
・ この服装は、ノルマンディ戦で見られた「クルト・マイヤー」の代表的な姿となります
●服の皺の表現はスケールに沿っており、服の質感も演出、ポケットや服の縫い目などのディテールは繊細な彫刻でモールドされ、ポケットなどは立体的に造形されています
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕のパーツ構成です
●頭部は、将校帽を被った状態と、イタリア軍の生地で作られた「規格帽」を被った状態の2タイプが付属し、選択して使用します
・ 2タイプの顔自体の造りは、ほぼ同じです
●フィギュアは、立った姿勢で、片手にタバコを持っているポーズとなっています
・ 戦線付近での若干緊張感を漂わせた姿です
●付属している装備品類
・ 拳銃ホルスター ×1【 「クルト・マイヤー (ノルマンディ戦)」のパッケージ内容 】
・ 武装親衛隊指揮官「クルト・マイヤー」のフィギュア ×1体
・ ヘッドパーツ ×2
---------------------------------------【 「クルト・マイヤー (ノルマンディ戦)」のワンポイント 】
●キットは、ミリタリーフィギュアの造形の世界のトップメーカーとして名高い「アルパインミニチュア」のものであり、プロポーション、服の皺と質感表現、そして兵士の顔の造形と表情など高い品質を持ったフィギュアとなっています
●レジンという素材の特性と、型への制約の少なさを利用してフィギュアを作製、原型の良さが極力活かされています
●AFVモデルに配置するだけで、戦車モデルとフィギュアモデルとが織り成す世界観を楽しむことができることでしょう