ドラゴン ドイツ ヤークトパンター G2型 1/35 '39-45' Series 6609 プラモデル

ホーム AFV ドラゴン 1/35 '39-45' Series

ドイツ ヤークトパンター G2型

販売価格

8,140円 7,326円(税込)

購入数 SOLD OUT

「ドイツ ヤークトパンター G2型 (プラモデル) (ドラゴン 1/35 '39-45' Series  No.6609 )」です


●第2次世界大戦末期におけるドイツ軍の駆逐戦車「ヤークトパンター」の「最後期型(G2)」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●第2次世界大戦時における最優秀駆逐戦車と評される「ヤークトパンター」を再現、車体を「パンターG」ベースとして戦闘室後部パネルの傾斜角を変更した「最後期型(G2)」を再現した内容となっています

●旧「ドイツ ヤークトパンター G2型(品番同じ6609)」では、履帯はDS素材のベルト式となっていましたが、本キット(新「ドイツ ヤークトパンター G2型」)では履帯を接着連結式(マジックトラック)へと変更しています

●本キットが再現している「ヤークトパンター」は
 ・ エンジンデッキが拡大したため、戦闘室の後部パネルの傾斜が急となった「最後期型(G2)」を再現
 ・ 砲身はワンピース、装甲カラーは大型化
 ・ エンジングリルにヒーターユニットを装備
 ・ 排気管は、筒型の消炎排気管を装備、偏向フードの取り付けは選択可能
 ・ シュルツェンは未装着(資材省力化のため)
 ・ ゲベックカステンは、戦闘室後部にも追加装着が可能
 ・ 車載装備品は、固定プレートごと装着しておらず、多くは車体後部パネルに直接装備
 という仕様となる「ヤークトパンター」の「最後期型(G2)」を再現しています

【 「ドイツ ヤークトパンター G2型」のキット概要 】


●最新の考証に基づき、「ヤークトパンター」の「最後期型(G2)」を再現
●細分化したプラスチックパーツとクリアパーツ、エッチングパーツというドラゴンスタンダードの構成ながら、エッチングパーツは少なめ
●各部の溶接跡、フェンダーのプレスパターンなどのディテールは、強弱を付けたモールドで再現
●戦闘室上部の各ハッチは開閉状態を選択可能
●ペリスコープ、照準器はクリアパーツで再現
●砲隊鏡が付属
●エンジングリル上の異物防止ネット、一部の車載工具固定クランプなどを再現したエッチングパーツが付属
●履帯は、接地部分にハの字の滑り止めパターンがついた「パンター」用の後期型履帯、1枚ずつに分割した接着連結式
●塗装例は大戦末期のドイツ軍車両3種、国籍マーク、車体番号を再現したデカールが付属

【 「Sd.Kfz.173 ヤークトパンター 最後期型 (G2)」について 】


●「パンター」の車体をベースとした駆逐戦車「ヤークトパンター」は「4号駆逐戦車」の発展型ではなく、同時進行的に開発が行われた車両となります

●ドイツ軍では第2次世界大戦の比較的早い時期から重火砲を搭載した対戦車自走砲の研究を行っており、実戦投入が行われた各試作車の結果から、砲火力だけではなく防御力にも優れた車両が望ましいとされました

●これにより、突撃砲形式を踏まえながら対戦車戦闘に特化したスタイルを持つ「駆逐戦車」が登場、「Pak43 88mm対戦車砲」を搭載する駆逐戦車として開発されたのが「ヤークトパンター」です

●「ヤークトパンター」は、戦闘室天板部を含めて全面的に傾斜装甲が用いられ、前面装甲は80mm厚、側面装甲は50mm厚で、避弾経始に優れた形状により良好な防御力を持っていました
●主砲には「キングタイガー」の主砲と同じ威力を持つ「Pak43/3 88mm対戦車砲」を搭載、同砲は2000m~3000mという遠距離において連合軍の重戦車の前面装甲を貫く高い威力を誇っています
●また、機動性能に優れた戦車「パンター」の足周りとエンジンをそのまま転用した結果、最高速度46km/hという良好な機動力を見せ、「走」「攻」「守」のバランスが取れた最優秀駆逐戦車となりました

●この「ヤークトパンター」は1943年10月に試作車が完成、同年12月から量産が開始されています

●しかし、この時期、戦車部隊の主力となっていた「パンター」自体が1両でも多く求められている状況であり、「ヤークトパンター」の生産は副次的なものとして月産10両程度という少数生産の時期が1944年の中頃まで続きます
 ・ この頃の各戦車師団の中軸となる戦車連隊は、「4号戦車」を装備する1個大隊と、「パンター」を装備する1個大隊とで編成されるようになっており、「パンター」を装備する筈の大隊が戦場から演習場へと移動し、戦場で激闘を続けている師団主力を尻目に「パンター」の受領を待っている状態でした
 ・ スペック上は「パンター」より「ヤークトパンター」の方が優れており、生産コストも低かったのですが、旋回式の砲塔を持たない駆逐戦車は、防御戦闘には有利なものの攻撃戦には不適であり、用兵という点では制限の多い車両でした

●「ヤークトパンター」の生産が月産50両を超えるようになったのは1944年末ごろで、そのために一定の数の台数が戦線に投入されたのは1944年12月の「アルデンヌ戦」頃からとなっています

●実戦での「ヤークトパンター」は、その強力な主砲火力と良好な防御力によって多くの連合軍戦車を撃破、その優れた性能を誇示しました
●ただし、前述のようにその運用は1コ中隊程度の少数での場合が多く、更には登場時期がドイツ軍の不利な戦況と重なったために、本来の性能を発揮できずに各個撃破されてしまう例も少なくありませんでした
 ・ 「タイガー1」や「キングタイガー」を装備する重戦車大隊は、大隊ごとに独立運用となりましたが、「ヤークトパンター」は少数での独立運用だったことから、随伴する整備機材が十分ではなく、これが「ヤークトパンター」の損耗を大きくしてしまいました

ドイツ ヤークトパンター G2型の商品画像

●なお、「ヤークトパンター」は、ドイツ軍の他の戦闘車両と同じく、生産中において戦訓や生産上の効率から改修が行われており、防盾の車体側の基部となる装甲カラー部が小さい「初期型」と、カラー部か大きい「後期型」とに大別されています(他にも排気管の違いなどの相違点があります)
●ただ、この「初期型」と「後期型」の車体レイアウトは、「パンター」の生産時期に合わせて「パンター A型」及び「パンター G型」に準じたものとなっていましたが、「最後期型(G2)」(1944年12月以降の生産型)ではエンジンルームが若干拡大していたことが最近の資料によって判明しました
●このエンジンルーム拡大に合わせてエンジンデッキ部が若干前方へと拡張、それに伴い戦闘室後部パネルの傾斜角度が少し急となっているのが特徴となっています


【 「ドイツ ヤークトパンター G2型」のキット内容について 】


●このドイツ軍の駆逐戦車「ヤークトパンター」の「最後期型(G2)」を再現したプラスチックモデル組立てキットです

●ドラゴン社のディテールとリサーチ追求力により「ヤークトパンター 最後期型(G2)」を再現、細分化されたパーツ構成によりその車体上のディテールを再現しながらも、固定具が一体成型された車載工具類など、スマートキット版として同社の通常版キットと比較して作り易さを考慮した内容となっています

●「ヤークトパンター」の「最後期型(G2)」として戦闘室後部の角度の変化や各種装備品の装着状況を再現、従来は車体側面部に装備されていた車載工具類が後部へと移設され、エンジンデッキの温風ヒーター用のユニット、消炎型排気管を装備した大戦末期らしい姿を再現しています

ドイツ ヤークトパンター G2型の商品画像

●「ヤークトパンター 最後期型(G2)」は、「砲身部」「車体上部」「後部パネル」「車体下部」の4ブロックで構成しています

【 砲身部 】
●砲身は細分化したパーツ構成によりそのディテールを再現、防盾には鋳造肌を繊細なタッチで再現しています

●「Pak43/3 88mm対戦車砲」の砲身は、前後に分割したパーツで再現、マズルブレーキは別パーツとなっています
 ・ 後部の前端部は2パーツで構成、分割ラインとボルト穴などを再現しています
 ・ 「マズルブレーキ」は前後に分割したパーツで再現、内部の仕切り板は別パーツ化して再現しています
 ・ 「防盾」は一体成型のパーツで再現
 ・ 「防盾(砲身)」は完成後も上下可動させることができます

【 車体上部 】
●車体上部は、「ヤークトパンター 最後期型(G2)」としての戦闘室後部パネルの傾斜角度を再現、圧延鋼板で構成された各パネル、その溶接跡、そしてフェンダーのプレス構造などを質感高く再現しています

●車体上部は、前部のフェンダーも含めた一体成型のパーツで再現、装甲カラーと戦闘室天板は別パーツ化しています
 ・ 前部機銃のボールマウントは別パーツとなっており、開口部の下側が削り取られた状態を再現
 ・ 「前方機銃」は7パーツで構成、内側の構造を再現しています
 ・ 「前部フェンダー」の牽引フック用の切り掛け部は別パーツ化
 ・ 「側面のフェンダー」は各1パーツで再現、シュルツェン固定具は個別にパーツ化しています
 ・ 「クリーニングロッドケース」は上下に分割したパーツで再現、前後の蓋と上部の補強板は別パーツとなっています

●戦闘室天板は一体成型のパーツで再現
 ・ 「照準器カバー」はモールドにて再現しています
 ・ 各ハッチは別パーツ化しており、開閉状態が選択可能、内側のロック機能もパーツ化して再現しています
 ・ 前後の「回転式ペリスコープ」「ベンチレーター」「Sマイン発射機」「ペリスコープガード」は別パーツにて再現
 ・ 「ペリスコープ」と「照準器」はクリアパーツで再現
 ・ 砲隊鏡用の小型ハッチは別パーツ化しており開閉状態が選択可能、「砲隊鏡」を再現したパーツも付属しています
 ・ 戦闘室後部に装着された、「消火器」の固定具を再現したエッチングパーツが付属
 ・ 戦闘室後部には「ゲベックカステン」を装着することができます
 ・ 「戦闘室後部ハッチ」は別パーツ化、開閉状態が選択できます

●エンジンデッキ部分は、「パンターG型」のレイアウトを再現しています
 ・ 「冷却水注入口の蓋」や「通気口の装甲カバー」などは別パーツとなっています
 ・ 左側の冷却ファンは、「ヒーターユニット」を付けた状態を再現、温風調節用のカバーは閉じた状態と開いた状態とを選択できます
 ・ エンジングリル部の異物混入防止用ネットを再現したエッチングパーツが付属しています
 ・ 後部の「牽引ワイヤー固定具」「通気パイプ」をパーツ化しています
 ・ 「予備履帯ラック」は一体成型のパーツで再現、固定ピン用の穴を開口しています
 ・ 「予備履帯」の「固定ピン」を1本ずつパーツ化
 ・ エンジンデッキに装備する車載工具用の固定クランプを再現したエッチングパーツが付属

【 後部パネル 】
●後部パネルは「パンター」の後期型の特徴である消炎排気管を再現、一部の車両で見られた排気管の偏向フードを再現したパーツも付属しています

●後部パネルはエンジン始動用カバー、冷却水口などを一体成型化しています
 ・ 「排気管は」後期型の「消炎排気管」を再現しており、「偏向フード」の有無が選択できます
 ・ 排気管下部の装甲カバーは溶接タイプと鋳造タイプとを選択できます
 ・ 「ゲベックカステン(雑具箱)」は、前後に分割したパーツで再現
 ・ 後部パネル部分に移設された車載工具類は、固定具を一体成型化しています
 ・ 「尾灯」「車間表示灯」「牽引装置」などを別パーツ化して再現

【 車体下部 】
●車体下部は、「パンター」のトーションバー構造を再現、サスペンションアームはその個別の形状の違いを再現しています

●車体下部は、バスタブ状に一体成型となったパーツで再現
 ・ 「サスペンションアーム」は別パーツ化、トーションバー本体を一体成型化しています
 ・ 「転輪」は個別にパーツ化
 ・ 「誘導輪」は4パーツで構成、「起動輪」は前後に分割したパーツで再現しています

【 履 帯 】
●履帯は、接地部分にハの字状の滑り止めパターンが付いた「パンター」用の「後期型」履帯を再現しています
 ・ 履帯は、1枚ずつに分割した接着連結式履帯となっています
 ・ 履帯裏側のガイドの肉抜き穴をヌケた状態で開口しています
・ より精密で立体感ある履帯に交換したい場合には、「パンター戦車 後期型用履帯 (可動式) 」がこれに対応しています


●ペリスコープ、照準器などを再現したクリアパーツが付属
●エンジングリルの異物混入防止ネット、一部の車載工具固定クランプなどを再現したエッチングパーツが付属しています


【 「ヤークトパンター 最後期型(G2)」の塗装とマーキング 】
●「ヤークトパンター 最後期型(G2)」のマーキングとして、ドイツ軍仕様となる3種類の塗装例が説明書に記載されています
 ・ 第130戦車教導連隊 (ドイツ / 1945年)
 ・ 所属不明 (オストプロイセン / 1945年)
 ・ 所属不明 (ドイツ / 1945年)

●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています
 ・ デカールのプリントはカルトグラフ社製


【 「ドイツ ヤークトパンター G2型」のパッケージ内容 】


 ・ ヤークトパンター 最後期型(G2) ×1
 ・ エッチングシート ×1
 ・ デカールシート ×1
 ・ 組立て説明書 ×1


●スポット生産品



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

この商品のカテゴリー

これまで見た商品