M48/M60/M88 T97E2型履帯
「M48/M60/M88 T97E2型履帯 (メタル) (フリウルモデル 1/35 金属製可動履帯シリーズ No.ATL142 )」です
●「M48/M60/M88 T97E2型履帯」です
●1950年代後半から1970年代における現用アメリカ軍などの主力戦車「M48」及び「M60」系列に装着された履帯を1/35スケールで再現した金属製連結可動式組立てキット
●表面部分に逆ハの字状の滑り止めが付いた「M48」及び「M60」用の「初期型」のダブルピン式履帯「T97E2」を再現した内容となっています
●連結可動式の履帯パーツです【 「M48/M60/M88 T97E2型履帯」のキット内容について 】
●「M48」の初期型、「M60」「M60A1」「M60A2」などの「M60」シリーズの初期型、及びその派生型などに装着されているダブルピン式履帯「T97E2」を再現した金属製連結可動式組立てキット
●金型の制約の少ないホワイトメタル製による連結可動式履帯で、履帯形状はもとよりエンドコネクターの履帯ピンなどの細部のディテールを再現、金属製ならではのどっしりとした重量感の演出と、その重量によって履帯特有の自然な弛みが表現可能な内容となっています
●履帯は、1枚ずつが分割されており、各履帯パーツには履帯本体とセンターガイド、そして側面のエンドコネクターが一体成型、表面のパッド形状やエンドコネクター側面の履帯ピンなども忠実に再現されています
●履帯には、ホワイトメタルの金型の制約の少なさを利用して履帯の履帯ピンの位置(一体成型されている側のエンドコネクター部を除く)が開口処理され、これに付属の金属線をカットして差し込んで履帯を連結させる方式となっています
・ 開口処理された履帯ピン部分は途中で断絶されており、両側から金属線を差し込む方式です
●履帯は、直線部用として履帯本体とエンドコネクターが直線状に成型されたパーツと、起動輪部分などの曲線部用としてエンドコネクターが若干斜めとなったパーツとが付属、使用する箇所に合わせてパーツを使い分けます
・ この連結式履帯は、金属製という素材から塗装が完了してから装着する方法が一般的ですので、事前の入念な計算、仮組みに基づく履帯パーツの選択が必要となります【 「M48/M60/M88 T97E2型履帯」の対応車両 】
・ M46
・ M47
・ M48
・ M48A1~M48A3
・ M103シリーズ
・ M60
・ M60A1
・ M60A2
・ 戦車回収車 M88
などの「M48」「M60」シリーズの初期型車両
・ この「T97E2型履帯」は、特定の車種限定ではありませんので、「M46」から「M60」シリーズ初期までの各戦車に使用されました
・ 1970年代後半の「M60A1RISE」からはフリウルモデル製「M48/M60/M88 T142型 履帯 」が再現しているパッド方式の「T142履帯」へと変更されています【 「M48/M60/M88 T97E2型履帯」の対応キット 】
・ タミヤ社製 「アメリカ M48A3 パットン戦車」
・ サイバーホビー社製 「アメリカ M48A3 Mod.B パットン 主力戦車」
・ タミヤ社製 「アメリカ M60A1 戦車」
・ タミヤ社製 「アメリカ M60A2 戦車」
・ ドラゴン社製 「アメリカ M103A1 重戦車」
・ イタレリ社製 「M47 パットン」
など【 「M48/M60/M88 T97E2型履帯」のパッケージ内容 】
・ 履帯(履板) ×170枚
・ 金属線
------------------------------------------------------------【 「M48/M60/M88 T97E2型履帯」のワンポイント 】
●キットは金属製の履帯に金属線を通す方式ですから、履帯と金属線との接着には瞬間接着剤かエポキシ系接着剤を使用して下さい
●付属している金属線はカット処理されていませんので、事前に履帯分の長さを切り出しておくと作業効率が高くなるでしょう
・ 付属の金属線は、鉛などが含まれた柔らかい素材となっています
●履帯の連結作業は、履帯同士を接続させて、先端部に接着剤を塗った金属線を差込み、ドリルの歯の柄の部分ような硬い金属線でそれを押し込み、履帯ピン部分の凹みを表現して行くと良いでしょう(接着剤が固まらないうちに、素早く作業するのがコツとなります)
●また、各履帯は開口処理されているものの、履帯によっては綺麗に穴が開いていない場合もありますので、組立て作業前に開口部を0.5mm径程度のドリル歯を通しておくことをお勧めします
●キットはホワイトメタル製ですので、通常のプラスチック製連結式履帯よりもかなり重量があります
●装着させるキットによってはサスペンションアームや上部転輪基部などが破損する恐れ(特に輸送時など)がありますので、強度的に不安を覚える場合には履帯を装着する前に金属線やプラ板による補強を行うようにして下さい