ブレダ 20mm機関砲 Mod.39
「ブレダ 20mm機関砲 Mod.39 (プラモデル) (ミラーモデルズ 1/35 AFVモデル No.35300 )」です
●第2次世界大戦時におけるイタリア軍の対空機関砲「ブレダ 20mm機関砲 Mod.39」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立てキット
●「ブレダ 20mm機関砲 Mod.35」をベースに、固定設置用として開発された「ブレダ 20mm機関砲 Mod.39」を再現、仰角を確保するための半弧状のハンドルを装備したユニークなスタイルを表現した内容となっています
●パッケージには「ブレダ 20mm機関砲 Mod.39」が2個セットされています【 「ブレダ 20mm機関砲 Mod.39」について 】
●イタリアの兵器メーカー「ブレダ」社は1932年に対空機関砲「ブレダ 20mm機関砲 Mod.35」を開発、同砲は弾道性能や発射速度など性能的に優れた火砲でした
●「ブレダ 20mm機関砲 Mod.35」は保弾板による給弾方式を採っており、射撃後の薬莢はこの保弾板上に排出されるという独特の機能を持っていました
●「ブレダ 20mm機関砲 Mod.35」は、イタリア軍の対空火器として全軍に広く配備、対空部隊だけではなく、陣地防空用や車載火砲としても用いられ、軽戦車「L6」や装甲車「AB41」の主砲としても使用されています
●また、ドイツ軍もその優秀さと自軍の20mm機関砲の砲弾を使用できることから「ブレダ 20mm機関砲 Mod.35」に着目してイタリア軍の休戦後は積極的に捕獲使用、敵である連合軍側も好んで捕獲使用をしました
●このように敵味方から優秀さを認められた「ブレダ 20mm機関砲 Mod.35」は、数多くの派生型が登場しており、固定設置用のタイプとして登場したのが「ブレダ 20mm機関砲 Mod.39」です
●この「ブレダ 20mm機関砲 Mod.39」では、固定設置用として割り切った設計により砲架がかなり簡略化され、「ブレダ 20mm機関砲 Mod.35」は照準手席が設けられていたのが廃止、照準手は立って操作する方式へと改められました
●また、-10度~+90度という広い仰俯角を確保するために通常のグリップを延長する形で半弧状のグリップが付けられ、その上方に照準器が位置するというユニークなスタイルとなっています
●この「ブレダ 20mm機関砲 Mod.39」は、「ブレダ 20mm機関砲 Mod.35」と共にイタリア軍の対空、対地上用の機関砲として活躍、そしてこの「ブレダ 20mm機関砲 Mod.39」は「ブレダ 20mm機関砲 Mod.35」と同様にドイツ軍、連合軍共に自軍兵器として積極的に活用されたのでした
【 「ブレダ 20mm機関砲 Mod.39」のキット内容について 】
●このイタリア軍の対空機関砲「ブレダ 20mm機関砲 Mod.39」を再現したプラスチックモデル組立てキットです
●ミラーモデルの深い造詣により「ブレダ 20mm機関砲 Mod.39」を再現、細分化されたパーツ構成や、エッチングパーツによりディテール表現を重視しながらも、実物の簡略化された構造により全体としてはパーツ数を抑えた内容となっています
●パッケージには「ブレダ 20mm機関砲 Mod.39」が2個セットされています
●「ブレダ 20mm機関砲 Mod.39」は、「砲身部」「砲架」の2ブロックで構成されています
【 砲身部 】
●砲身部は、フラッシュハイダー、砲身、機関部の各ブロックで構成されています
・ 砲身は一体成型で、フラッシュハイダーは上下分割式、機関部は左右分割式です
・ 砲身中央の接続部と照門は別パーツです
・ 照門はプラパーツとエッチングパーツとを選択できます
・ グリップハンドルは1パーツで構成
【 砲 架 】
●砲架は、円形のベース部分に左右の砲架パーツを取り付ける構成となっています
・ 半弧状のグリップは左右各1パーツで再現
・ 照準器のアームは3パーツで構成され、照準器は1パーツで構成されています
・ 保弾板はエッチングパーツにて再現
【 アクセサリーパーツ 】
●アクセサリーパーツが付属しています
・ 弾薬箱 ×4
・ 弾帯 ×2
●照門、保弾板、弾薬箱のヒンジなどを再現するエッチングパーツが付属しています
●2014年 完全新金型