零式艦上戦闘機 二一型 永遠の0 特別版
「零式艦上戦闘機 二一型 永遠の0 特別版 (プラモデル) (タミヤ 1/72 飛行機 スケール限定品 No.25169 )」です
●「零式艦上戦闘機 二一型 永遠の0 特別版」です
●太平洋戦争前期における帝国海軍の主力戦闘機「零式艦上戦闘機 21型」を1/72スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキット
●日本の戦闘機を代表する存在である「零戦 21型」を再現、軽量な機体に大馬力エンジンを搭載する格闘戦用の戦闘機というコンセプトにより、空力的に洗練された流れるようなフォルムを持つ同機の魅力を存分に再現した内容となっています
●キットは、タミヤ社製「三菱 零式艦上戦闘機 二一型」をベースとして、映画「永遠の0」に登場する3種の機体のマーキングを再現したデカールを追加したスポット生産品です【 「零式艦上戦闘機 二一型 永遠の0 特別版」のキット内容について 】
●タミヤタッチにより「零式艦上戦闘機 21型」をシャープかつ表情豊かに再現、タミヤらしい繊細でセンスが光るディテール表現とメリハリの在る彫刻、1/72スケールとしてのモールドの強弱表現など、プラモデルのトップメーカーたるタミヤが放つ「名作キット」となっています
●タミヤ社のキットらしく組み立てやすさも考慮されており、「タミヤ ウォーバーズ」シリーズのキットとしてはややパーツ数は多いものの、ストレスなく組み立てることができ、精巧な仕上がりの「零式艦上戦闘機 21型」の姿を気軽に楽しむ事ができる内容となっています
●本キットには、「永遠の0 特別版」として、映画「永遠の0」に登場する以下の3種の機体のマーキングを再現したデカールが追加されています
・ ラバウル 台南海軍航空隊 宮部久蔵 搭乗機
・ 鹿屋基地 第721航空隊(神雷部隊)宮部久蔵 搭乗機
・ 第1航空艦隊 赤城搭載機 宮部久蔵 搭乗機
●「零戦21型」の機体胴体は左右分割のパーツで構成、コクピット前部の機銃パネル部は別パーツ化されています
・ 機体全体にはパネルラインなどがタミヤ独特の細いながらもはっきりとした凹モールドで再現、点検パネルや細部ディテールなどは凹凸を交えたモールドで再現されています
・ 方向舵は胴体左側パーツに一体成型され、胴体パーツは方向舵の基部のラインで分割されています
・ 機銃パネル部には機銃口が一体成型されています
●主翼は上下分割式で、動翼は上部パーツに一体成型されています
・ 冷却空気取入れ口は別パーツとなっています
・ 脚収納部分は立体的かつ繊細なモールドでディテールを再現
・ タイヤフェアリングと、その開閉装置は別パーツにて再現
・ ピトー管、動翼作動桿覆は別パーツとなっています
●水平尾翼は一体成型されたパーツで再現されています
・ 昇降舵は水平尾翼と一体成型されていますが、翼の薄さに沿って隙間の彫りが変化しており、実機の特徴を捉えた立体的な造形となっています
●カウリング部は一体形成のパーツで再現、カウルフラップは別パーツ化されています
●カウル内部の「栄12型エンジン」は、シリンダーやシリンダーヘッド、前部に備えられた減速器などを精密な彫刻を施したパーツで再現
●プロペラは、前後に2分割されたスピナー部とプロペラ本体とに分割されています
・ ポリキャップによる接続により、回転させることができます
●主脚部は、脚柱と脚カバー、タイヤに分割したパーツで構成
●「零戦21型」の機外兵装として
・ 落下式増槽 ×1
が付属しています
●キャノピーは、2ピースのクリアパーツで構成、開閉状態を選択して組み立てる事ができます
●コクピットは、床面、前面パネル、背部パネルの3パーツで構成されています
・ 操縦席は肉抜き穴がモールドにて再現
・ シートベルトは付属のデカールで表現します
・ 計器盤、機関銃の機関部、側面の計器パネル、操縦桿などがパーツ化されています
・ メーター類を再現するデカールが付属
・ コクピット側面のディテールは胴体パーツにモールドされています
・ コクピット前部の照準器はクリアーパーツにて再現
●「零式艦上戦闘機 21型」のマーキングとして、映画「永遠の0」登場機3種と、実在の機体3種の合計6種類の塗装例が説明書に記載されています
・ ラバウル 台南海軍航空隊 「宮部久蔵」搭乗機
・ 鹿屋基地 第721航空隊(神雷部隊)「宮部久蔵」搭乗機
・ 第1航空艦隊 赤城搭載機 「宮部久蔵」搭乗機
・ 「空母 赤城」搭載機 第2次攻撃隊制空隊 「進藤三郎大尉」搭乗機
・ 「空母 蒼龍」搭載機 第2次攻撃隊制空隊 「飯田房太大尉」搭乗機
・ 「空母 瑞鶴」搭載機 第2次攻撃隊制空隊 「佐藤正夫大尉」搭乗機
●説明書の塗装例に基づく、国籍マーク、空母の識別帯、機体番号、機体表記、尾翼に描かれた「神雷部隊」のライン、プロペラの表示線などを再現したデカールが付属しています
●組立説明書以外に「零戦21型」の実機の解説が書かれたリーフレットが付属しています
●スポット生産品
【 映画「永遠の0(ゼロ)」について 】
●アメリカが最も恐れたのは「悪魔」と呼ばれたゼロ戦と、たったひとりの臆病者
・ 太平洋戦争末期、勝利を目前にしたアメリカを大混乱に陥れた、たった一機の戦闘機
・ 「悪魔」と呼ばれたそのゼロ戦は、米軍最強の空母艦隊による一斉射撃・百万の銃弾をくぐり抜け、包囲網を突破みせたのだ
・ その「悪魔」を操るパイロットは、実に意外な人物であった
・ 宮部久蔵、天才的な操縦技術を持ちながら、生還することにのみ執着し、仲間から「臆病者」と蔑まれた男だった…
●60年の時を超えて語り継がれる、壮大な愛
・ そして時は2004年、現代、司法試験に落ちて進路に迷う佐伯健太郎は、祖母・松乃の葬儀の日に驚くべき事実を知らされる
・ 実は自分と祖父・賢一郎には血のつながりが無く「血縁上の祖父」が別にいるというのだ、本当の祖父の名は、宮部久蔵
・ 60年前の太平洋戦争で零戦パイロットとして戦い、終戦直前に特攻出撃により帰らぬ人となっていた
・ 宮部のことを調べるために、かつての戦友のもとを訪ね歩く健太郎
・ しかし、そこで耳にした宮部の人物評は「海軍一の臆病者」などの酷い内容だった
●この空を生き抜いて、必ず還ってくる ---- それは妻と娘に誓った約束
・ 宮部は天才的な操縦技術を持ちながら、敵を撃破することよりも「生還」に執着し、乱戦になると真っ先に離脱したという
・ 「家族のもとへ、必ず還ってくる」…それは宮部が妻・松乃と娘・清子に誓った、たったひとつの約束だった
・ そんな男がなぜ特攻を選んだのか
・ やがて宮部の最後を知る人物に辿りついた健太郎は、衝撃の真実を知ることに…
・ 宮部が命がけで遺したメッセージとは何か、そして現代に生きる健太郎は、その思いを受け取ることができるのか
【 「零式艦上戦闘機 21型」について 】
●帝国海軍は1935年に低翼単葉の艦上戦闘機「96式艦上戦闘機」を開発、同機は当時の世界的な戦闘機と比べて、優秀な能力を持っていました
●しかし、同機は固定脚、開放型コクピットの軽戦闘機であり、航続距離の短いことから、より高性能で航続距離の長い戦闘機の開発を開始し、1940年に「零式艦上戦闘機 11型」が誕生しました
・ 「11型」とは、その機体の最初のタイプを指すものであり、最初の「1」は機体の形状、後ろの「1」は発動機(エンジン)の型式を表しています
●「零式艦上戦闘機」は、機体を極力軽くし、大馬力エンジンを搭載することで機動性能を向上するという、格闘戦を重視した思想に基づいて設計が行なわれました
●このため、機体の部材には特殊なジュラルミン素材が用いられ、桁には肉抜き穴が多く付けられるなど徹底した軽量化が図られながら、空力を考慮した洗練された機体デザインを持ち、機体外板の取り付けには、空気抵抗を少なくする「枕頭鋲」が用いられています
●さらに、可変ピッチプロペラの採用など、当時の日本が持つ先端技術がふんだんに取り入れられ、当時の世界中の戦闘機とは一線を画す革新的な機体となったのです
●この「零式艦上戦闘機 11型」は、日中戦争に投入されて無敵の戦い振りを発揮、太平洋戦争の開戦により航空部隊が引き払われるまで1機の損失も出さずに多くの敵航空機を撃墜する戦果を挙げます
●「零式艦上戦闘機 21型」は、「零式艦上戦闘機 11型」をベースとして空母での運用のために改良が施されたタイプで、空母のエレベーターの大きさに対応するために翼端部分を50cm折り畳む機能を追加、着艦装置の増設、主翼強度の引き上げなどが行われています
●この「零式艦上戦闘機 21型」は、空母機動部隊の要として太平洋戦争緒戦の勝利に貢献、その航続距離の長さと連合軍戦闘機を凌駕する空戦能力により活躍し、連合軍の戦闘機パイロットには、よほど有利な状態でない限り戦闘を避けるようにと指示が下される程の無類の強さを発揮しています