ドイツ 対戦車自走砲 マーダー 3 第4装甲師団
「ドイツ 対戦車自走砲 マーダー 3 第4装甲師団 (完成品) (ホビーマスター 1/72 グランドパワー シリーズ No.HG4106 )」です
●第2次世界大戦時におけるドイツ軍の対戦車自走砲「Sd.Kfz.139 マーダー 3」の「76.2mm対戦車砲 Pak36(r)搭載型」を1/72スケールで再現したダイキャスト製完成品モデル 【 「Sd.Kfz.139 マーダー 3 76.2mm対戦車砲 Pak36(r)搭載型」について 】
●1941年、独ソ戦が開始後、ソ連軍の新鋭戦車「T-34」「KV-1が戦線へ登場すると、ドイツ軍の対戦車部隊の主力兵器「37mm対戦車砲 Pak35/36」は全く通用しなくなってしまいます
●一方、「37mm対戦車砲 Pak35/36」の後継となる「50mm対戦車砲 Pak38」及び「75mm対戦車砲 Pak40」は、生産の遅れから部隊配備が進みませんでした
●このため「Pak35/36」に代わる、対ソ連軍との対戦車戦闘で有効な兵器としてドイツ軍が注目したのが、緒戦の勝利によって大量に捕獲したソ連軍の「76.2mm野砲 F-22」でした
・ この砲は、その高い威力によってドイツ戦車兵が最も恐れたソ連軍の火砲「ラッチュ・バム」で、この砲は長砲身のために装甲貫通能力が高く、対戦車砲として用いるのに最適でした
●ドイツ軍は、この「76.2mm砲」をそのまま対戦車部隊に配備する一方、弾薬供給の問題から「75mm対戦車砲 Pak40」用の砲弾を撃てるように改造を実施、この火砲は「76.2mm対戦車砲 Pak36(r)」として制式化されます
●この「76.2mm対戦車砲 Pak36(r)」は、自走化も進められ、「38(t)戦車」をベースにした車輌と、「2号戦車D/E型」をベースとした車輌とが誕生、「38(t)戦車」ベースのタイプは「Sd.Kfz.139 マーダー 3 76.2mm対戦車砲 Pak36(r)搭載型」と名前が付けられることとなります
・ 「マーダー 3」は、後に「75mm対戦車砲 Pak40」を搭載したタイプも生産されました
●この「マーダー 3」は、「4号戦車」長砲身型や「タイガー1」などが登場するまで、戦闘車両としては最強の火力を誇り、連合軍側の戦車にとっては脅威的存在となり、大戦中期以降から広く使用されています
【 「ドイツ 対戦車自走砲 マーダー 3 第4装甲師団」の製品内容について 】
●このドイツ軍の対戦車自走砲「Sd.Kfz.139 マーダー 3 76.2mm対戦車砲 Pak36(r)搭載型」を再現したダイキャスト製完成品モデル
●彩色済みの完成品モデルですので、パッケージから取り出して、そのままディスプレイすることができます
●車体のメインパーツはダイキャスト製、砲身や防盾などのパーツはプラスチック製となっています
●「38(t)戦車」の車体を使用し、開口部が広いオープントップ式の戦闘室とコの字状の砲の防盾を持つ独特のスタイルを再現
・ 主砲の「76.2mm対戦車砲 Pak36(r)」は上下に可動することが可能
・ コの字状の防盾は左右旋回式です
・ 戦闘室後部には特徴的な乗員用の座席が装備されています
・ トラベリングロックは倒れた状態で固定
●キャタピラは、ラバー製のベルト式
●「Sd.Kfz.139 マーダー 3 76.2mm対戦車砲 Pak36(r)搭載型」の車体マーキングは、「第4戦車師団 第49戦車猟兵大隊112号車 (東部戦線 / 1943年)」所属車両を再現
・ 車体全体はジャーマングレーの単色塗装
・ 基本塗装の上から部分的にシャドー吹きが行われ、立体感が演出されています
・ 予備履帯、排気管、車載工具類、履帯などが塗り分けされています
・ 国籍マーク、車体番号がタンポ印刷にてプリントされています
●コレクションに便利なネーム入りのケースが付属しています
【 「ドイツ 対戦車自走砲 マーダー 3 第4装甲師団」のパッケージ内容 】
・ Sd.Kfz.139 マーダー 3 76.2mm対戦車砲 Pak36(r)搭載型 ×1
・ ネーム入りコレクションケース ×1
●ダイキャスト製塗装済み完成品モデル
●「Sd.Kfz.139 マーダー 3」シリーズ 第6弾 (1/72 グランドパワーシリーズ)