フランス市民 ('30s-'40s)
「フランス市民 ('30s-'40s) (プラモデル) (ミニアート 1/35 ミニチュアシリーズ No.38004 )」です
●1930年代~1940年代におけるフランスの市民5体を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット
【 「フランスの国民」について 】
●近代におけるフランスはヨーロッパにおける列強国の一員であり、世界中に植民地を保有し、その国力と軍事力は列強国に相応しく強大なものでした
●ただ、フランス軍では第1次世界大戦における塹壕戦というイメージが離れず、第2次世界大戦ではドイツ軍が展開した機動戦に付いて行くことが出来なかったために、強力な兵力を誇ったフランス軍は1ヶ月余りで敗北してしまうという結果となってしまいます
●ドイツ軍に敗北した結果、フランスは北部がドイツ軍の占領下、南部がドイツ傀儡のビシー政府の統治下となりました
・ 南部がビシー政府の統治下となったのは、フランス海軍の艦隊が健在だったことと、ドイツ軍ではフランスの植民地までを管理できないなどの理由によるものです
●戦争というのはあくまでも国家が行う外交行為の一手段であり、この戦争自体も国民が日々営む産業基盤というベースがないと行うことができず、このように占領下、統治下においても従来から居を構えている国民は基本的に普段通りの生活をしていました
●しかし、工業はドイツ軍向けの軍事品の生産が主となり、一部のフランス国民はドイツの建設組織「トート機関」に労働者として供出されて酷使、また言論統制も極めて厳しく、他国による占領ということはフランス国民に大きく影響したのです
【 「フランス市民 ('30s~'40s)」のキット内容について 】
●この1930年代~1940年代におけるフランスの市民5体を再現したプラスチックモデル組立キットです
●通常の生活を営むフランス市民が、街中で佇んでいるシーンが中心となっています
●1930年代~1940年代におけるフランスの一般的な市民を再現しており、喜びを示しているフィギュアも含まれていますので、第2次世界大戦前の平時のシーンやドイツ占領下におけるシーン、そして連合軍による解放シーンなどビネット、ジオラマにおいてフランス市民が登場する様々な風景作りに役立つことでしょう
●フィギュアの内訳は、聖職者1体、警官1体、老人1体、職人1体、紳士1体の合計5体です
●服装は、1930年代~1940年代におけるフランス市民の代表的な服装が再現され、各フィギュアごとに異なっています
・ フィギュアの服装は、基本的にフランスの都市部における姿となります
・ また、当時の通常の市民の服装は各国供に似通っていましたので、聖職者と警官のフィギュア以外は他国の市民としても転用が可能です
・ 各フィギュアの服装は下記を参照して下さい
●服の皺の表現はスケールに沿っており、服の縫い目などの細部は繊細なモールドで彫刻されています
・ 服の皺はミニアート社特有のパターンの細かなものとなります
●フィギュアは、頭部、胴体、両腕、両足のパーツ構成で、帽子類は別パーツとなります
・ マントの裾、祭服の裾、スーツの前部は別パーツで構成され、立体感ある造形となっています
【 「フランス市民 ('30s~'40s)」のフィギュアのポージングについて 】
●聖職者のフィギュアは、立った姿勢で両手を組んでいるポーズ
・ 聖職者用の祭服を着用、祭服用の帽子を被っている姿です
●警官のフィギュアは、立った姿勢で両手をベルトの位置に置いているポーズ
・ 制服を着用した上からマントを羽織り、制帽を被っている姿です
●老人のフィギュアは、立った姿勢で片手を挙げて喜びを示しているポーズ
・ スーツを着用し、ベレー帽を被った姿です
●職人のフィギュアは、両手で籠を持ちながら歩いているポーズ
・ シャツとベストを着用、ベレー帽を被った姿です
●紳士のフィギュアは、立った姿勢でタバコを吸っているポーズ
・ ベストが付いたスーツを着用、帽子を被った姿です
【 付属している装備品類 】
・ 籠 ×1
・ ベレー帽 ×1
・ ツバ付きの帽子 ×1
・ 警官用制帽 ×1
・ 祭服用の帽子 ×1
【 「フランス市民 ('30s~'40s)」のパッケージ内容 】
・ フィギュア ×5体
・ フィギュアの帽子類 ×5
・ 籠×1
●2014年 完全新金型