パンダホビー BMD-1 空挺歩兵戦闘車 1/35 AFVキット PH35004 プラモデル

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BMD-1 空挺歩兵戦闘車

販売価格

3,850円 3,465円(税込)

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「BMD-1 空挺歩兵戦闘車 (プラモデル) (パンダホビー 1/35 AFVキット  No.PH35004 )」です


●現用ソ連軍の空挺部隊用装甲兵員輸送車「BMD-1」を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組立キット

●「BMP-1」をベースとして空挺部隊用としてコンパクト化と軽量化を図った「BMD-1」を再現、小型の車体に機能と兵員室とを凝縮して装備した特徴的な姿を再現した内容となっています

【 「BMD-1」について 】


●空挺部隊は、敵戦線後方に降下して展開するため、実質的の敵の包囲下で戦う必要があり、空輸能力の関係で重火器、特に戦車などの重量車両が投入することができないことから部隊の脆弱性というウィークポイントを持っています

●このため、第2次世界大戦では空挺部隊用の軽戦車などが開発されましたが、装甲の薄さや運搬するグライダーの運用上の問題など、根本的な解決は程遠いものがありました

●第2次世界大戦の開戦時、ソ連軍は世界最大規模となる空挺部隊を保有していましたが、大戦初期において早々に消耗、戦後になって戦力の充実化が図られました
●この空挺部隊用の対戦車戦闘能力を向上するために、対戦車自走砲「ASU-57」を1950年に開発、輸送機の能力の発達により、1956年には大型化した「ASU-85」が登場します

●しかし、このような対戦車自走砲は、対戦車砲を自走化しただけの存在であり、機甲兵力としての汎用性が低く、また兵員を輸送することができないために空挺部隊の機動性の向上に貢献することができませんでした

●そこで、1960年代前半から空挺部隊用の兵員輸送車「BMD-1」の開発が開始、同時期に開発中だった歩兵戦闘車「BMP-1」をベースとして、これをコンパクト化するという方法が採られました

●「BMD-1」は、軽量化のためにアルミ合金製の構造を持ち、乗員3名の他に後部の兵員室には5名が搭乗できるスペースが確保されています
●車体上部には半埋め込み式の1人用砲塔が搭載され、「73mm低圧砲」と対戦車ミサイル「9M14 マリュートカ」(西側名「サガー」)を装備、空挺部隊用の車両としては充分な火力と対戦車能力を擁していました

●この「BMD-1」は1969年に制式化され、空挺部隊に配備、空挺部隊用の機甲兵力として広く運用されました

●1978年、ソ連軍はアフガニスタンに侵攻を開始、この進攻作戦には山岳地が多いアフガニスタンの国情から空挺部隊も多く投入されています

●しかし、このアフガニスタン侵攻では山岳地における接近戦でソ連軍の装甲兵員輸送車「BMP-1」「BTR-60」、そして「BMD-1」は防御力の低さを露呈してしまい、多くの損害が発生、更には地雷による被害も加わってしまいました
●特に「BMD-1」は、装備している「73mm低圧砲」の威力、有効射程共に火力不足が指摘、更には仰角が充分に確保できない半埋め込み式の砲塔は急峻な地形が多いアフガニスタンでは適さないものでした
●このため、「BMD-1」の後継として、機関砲を装備し背の高い砲塔を持った「BMD-2」の開発が促されることとなります

●ただし、「BMD-1」は空挺部隊用の装甲車両としての有効性は変わらず、アフガニスタン侵攻後も継続して使用が続けられ、空挺部隊の機甲兵力の主力として現在もその姿が見られます


【 「BMD-1 空挺歩兵戦闘車」のキット内容について 】


●この現用ソ連軍の空挺部隊用装甲兵員輸送車「BMD-1」を再現したプラスチックモデル組立キットです

●車体の主要部はスライド式金型を使用した一体成型を多用し、細部は細分化されたパーツ構成とエッチングパーツによって構成、「BMD-1」としてのフォルムを捉えながら、そのディテールを細かく再現した内容となっています


●「BMD-1」は、「砲塔」「車体上部」「車体下部」の3ブロックで構成されています

【 砲 塔 】
●「BMD-1」に装備されてる円筒形の砲塔形状を再現、砲塔側面の溶接跡などが繊細な彫刻で再現されています

●「73mm低圧砲」の砲身は一体成型で、砲口部分が開口処理されています
 ・ 防盾は一体成型のパーツで再現され、同軸機銃は別パーツ化して再現されています
 ・ 防盾は上下方向に可動させることができます

●砲塔部は上下分割のパーツで構成
 ・ 上部ハッチは別パーツ化され、開閉状態を選択して組み立てることができます
 ・ 砲塔上部のペリスコープは、枠の部分とガラス部分とを分割して再現
 ・ 照準サイト、サーチライトなどは別パーツ化されています

●「9M14 マリュートカ」対戦車ミサイルは、ミサイル本体と架台で構成されています
 ・ ミサイルは前部及び上下分割式の後部との3パーツで構成され、後部のフィンの一部は別パーツです
 ・ 架台は左右分割のパーツで構成

【 車体上部 】
●「BMD-1」の特徴的な車体上部レイアウトを再現、エンジングリルのスリット、給油口部分、側面の溶接跡などが繊細なモールドで彫刻されています

●車体上部は、一体成型のパーツとなっています
 ・ 前部のグリル、後部のタンク状の構造物は別パーツ化して再現
 ・ 車体前部の乗員用ハッチ、後部の兵員室ハッチは別パーツ化され、開閉状態を選択して組み立てることができます
 ・ 前部の機銃は、マウント部と機銃本体とで構成
 ・ エンジングリルのメッシュを再現するエッチングパーツが付属しています
 ・ 前照灯は前後分割式で、上部のガードはエッチングパーツとなっています
 ・ 車載工具類、各部の吊り下げフック、車幅灯なども別パーツ化
 ・ 前部のトリムベーンを再現するエッチングパーツが付属


【 車体下部 】
●「BMD-1」の舟形になった車体下部形状を再現、車体底部には浮航時用の推進装置部がモールドされています

●車体下部は、バスタブ式に一定成型されています
 ・ サスペンションアームは別パーツです
 ・ 転輪、誘導輪は左右分割式、起動輪は左右方向に3分割式となっています


【 履 帯 】
●履帯は、1枚ずつに分割された接着連結式履帯が付属しています


●トリムベーン、エンジングリルのメッシュ、ライトガードなどを再現したエッチングパーツが付属しています


【 塗装とマーキング 】
●「BMD-1」のマーキングとして、ソ連軍(ロシア軍)仕様となる1種類の塗装例と3種類のマーキング例が説明書に記載されており、部隊マーク、車体番号などを再現したデカールが付属しています


●2014年 完全新金型



詳しくは、コチラより、ご利用ガイド

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